PR
BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バスBL小説【何でもCP!】-只今『花宮×今吉』- ( No.90 )
- 日時: 2014/05/07 17:29
- 名前: 侑莉 (ID: MDTVtle4)
はい!というわけで終わらせるよ?がんばって★←
ーーーーーーーーーーーーー
「……え、どういう、こと……ですか」
俺は頭の中がぐらぐらした。
「……せやから、中学は大阪、なのに高校は東京……すごく遠いやんけ。——怖かったんや、遠恋っちゅーモンが」
今吉サンは、そこで少し目を伏せた。
それと比例してか、今度は俺の背中に回された腕にぎゅっと力を入れられた。
「……花宮。わし、ずっとお前のこと———好きやったんよ?」
さっき以上の嵐が俺の頭のなかで荒れ狂った。
ハナミヤ、ワシ、ズットオマエノコトスキヤッタンヨ———
単語として、文としてその文字の羅列を受け入れるのに結構な時間がかかった。
「……うそだっ……だって、今吉、サン、確かに、俺のこと…っ」
途切れ途切れに言葉が出てくる。
もう自分でも何が言いたいのかわからなかった。
「違うんやって。——好きなんよ」
“好き”——その想いが形となって、かえって来た瞬間だった。
俺の中で、何かがあふれ出した。
「…ッ」
ダンッ
壁に今吉を追い詰め、俺は夢中で彼の唇を貪った。
「…んっ…ふ……ッ」
時折荒い息遣いが漏れる。
愛情を確かめたくて仕方なかった。
「…っん、ハァ、ハァ、ハァ……ッ」
唇を離すと、彼は荒い息をしきりに吐いていた。
俺はぎゅっと、その体に抱きつく。
「……信じて、いいんだよな」
そう耳元で呟くと、彼は少し笑ったように、
「……当たり前やで。先輩の言うことや、信用しぃ」
——と、甘い声で返してくれた。
ーーーーーーーーーーーー
…あー。やっと終わらせました←
試合のあとからすごいストーリーになってきましたね←
あと、今回は題名をつけなかったんですが、それはただ単に思い浮かばなかっただけっス。すみません…!
次は黄高だよ!お楽しみに〜^^
PR