BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バスBL リク 大募集中!閲覧1200!!ありがと! ( No.253 )
日時: 2014/07/08 00:49
名前: ふーま (ID: SrUKMM4y)

あなたに僕は見えていますか?(黒子sideの可哀想な話)

あなたに僕は見えていますか?
読書をする僕は、
授業を受ける僕は、
バスケをする僕は、、
あなたに見えていますか?

僕を探してください、
僕を見つけてください、
僕を忘れないでください、

どうか、僕を、、、ミツケテ。

黒子side終

ここは誠凛高校。
この学校には奇妙な噂がある。

放課後、誰も居ない図書室で本のページをめくる音がする。

放課後、誰も居ない教室でノートをとる音がする。

放課後、誰も居ない体育館でドリブルする音がする。

そう、これはある一人の中学生の物語。

彼は誰にも気づいてもらえず、死んでしまった男の子。

そして、今までも、これからも、
その存在に気づく者は現れないはずだった、、、。

?side

「やっべぇぇぇぇぇぇ!」

俺は今ピンチだ、
入学初日に、、寝坊し、入学式に間に合うかどうか、、

「ぜってぇ間に合わねぇだろぉぉぉぉぉぉ!」

とにかく俺は走った。

「ぜぇ、、ぜぇ、、」

校門についた。

「セーフ、、か?、、」

黒子「珍しいですね、こんな時間に走って登校してくるなんて、」

「うおっ!」

急に声をかけられ、驚いて静止してしまう。

「、、ゆう、、霊?」

黒子「失礼ですね。」

「だっ、、てよ、、おま、、どっから、、」

黒子「校門のところで立っていました。」

「そ、、そうか、、ところでお前、、誰だよ?」

黒子「あ、僕ですか?黒子テツヤと言います。」

火神「俺は火神大我。1年だ。」

黒子「1年って、、僕もです。でも火神君、、身長高過ぎません?」

火神「は?」

黒子「もういいです。」

黒子「そろそろ行かないと遅刻しますよ、」

火神「あー!そうだった!」

黒子「いってらっしゃい、」

火神「おう!」

火神side終

黒子side

火神君、、火神大我君、、、
君は、、僕を忘れるのでしょうか。

心配だし、不安です、、

だって、、やっと気づいてくれた人だから、、、、

1章 終(→2章へ続く。