BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 月島「おまけ短編集」影山「日山縁受け中心」 ( No.103 )
- 日時: 2014/06/28 05:09
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
*零が涯であったまる話
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かおるです!
今日の金曜ロードショーでカイジ
やりましたね!藤原さん……!
てな訳でハイキュー関係ありませ
んが福本作品でやらかします。
無理って方はバックか飛ばしてお
読みください。
季節感?そんなん知らん。
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十二月半ば、宇海零は工藤涯の暮らすアパートの室内で向かい合う形で座っていた。
「涯くん。」
「何ですか。」
「いや何ですかじゃなくてさ、」
何でこんなに寒いの!と零は体を震わせた。
涯の住むアパートはアパートと言うよりほぼ廃墟に近く、所々傷んでいたり穴が空いている為、隙間風が入ってくる。
こんな部屋に十四歳が一人でずっと……と思うと零は涙が出た。月三万円の生活でよく生き延びたな、と心から感心もした。
「涯くんは平気なの!?半袖で!」
「はい。宇海さんは長袖なのに寒いんですか。」
そう言われ零は気付いた。自分は長袖、涯は半袖。自分の方が暖を取れている筈だ。
「寒ければ新聞紙ありますよ。」
涯は部屋の隅にあった新聞を幾つか手に取ると、零に渡した。これでどうやって暖を取れっていうんだ。と零は即座に思ったが涯の優しさが嬉しかった為、一応受け取り無造作に羽織った。
「涯くんも羽織りなよ。」
「いえ、俺は大丈夫です。」
何て強い子なんだ。素直になあれされたりソファーの中に二人でギューギュー詰めになって入っていればこう強くなれるのか。零には三歳年下の涯が自分より位の高い人間に見えてしかたがなかった。
「(俺もクォータージャンプしたり指切りジャックして強くなってる筈なんだけどな…………)」
「どうしたんですか?」
「い、いや!涯くんは凄いなって!」
「…………………?」
「だって!こんなアパートで学校通いながら暮らしてたんでしょ?しかも光よりも速いパンチ打ったりさ!」
「食べる物とかのりたまとか新聞紙とかがあれば生きていけますよ。」
「それはそれで凄いね。」
涯くんは何処でも生きていけそうだね。と言ってやると涯の顔は見る見る内に赤くなってゆく。そんな事ないです、と涯は顔を手で隠した。可愛い。
零の中で何かが切れた。
「やっぱり涯くん寒いでしょ?」
「大丈ぶ………っ」
零は涯を床に押し倒した。
涯は零が何をしたいのか分からない、という顔で見つめた。
「わ、冷た…、涯くんやっぱり寒いんじゃない?」
涯の額に触れ、正直な感想を漏らした。涯の額は氷の様に冷たかったのだ
「宇海さんの手はあったかいですね。」
「うん。」
「…………………寒い、です。」
「一緒に、温まろうね。」
重なり合う二つの影を、空の缶に立てた蝋燭が頼りなく照らしていた。
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あ と が き
(*続きは平山さん共々埋められました。)
この後無茶苦茶セックスした。零涯増えろ。
すいません産まれてきてすいませんちょっと涯のサンドバッグになってきます!
今日のカイジ見た人いるかな?