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Re: 月島「おまけ短編集」影山「日山縁受け中心」 ( No.130 )
日時: 2014/07/09 00:03
名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: YC5nxfFp)

短編そのにじゅうに
*日影



・懲りずに死ネタ。
・日向が病んでる。




ー君の為なら死ねる。ー


「死ね!」

ある日、日向と喧嘩した。
その最中、衝動的に死ね、と口から出てしまった。

「おう分かった!死んでやる!」

日向はそう言った。
どうせ、明日手首に赤ペンで傷の後でも書いてくるのだろう。
俺はそう思いながら、ずかずか部室を出て行く日向の背中を見送った。







翌日、日向が死んだ。
部屋で手首を切ったそうだ。
まさか、俺のせいで。
そう思うと心がキリキリと痛んだ。








「影山……。」

その日の部活終了後、山口が突然話し掛けてきた。
山口は酷く怯えた顔で鞄を探り、白い封筒を取り出した。
封筒には、『影山へ 日向』と大きく書かれていた。

「今日、朝ポストの中見たら入ってて……それで……気になって中身見たんだけど…………。」

そこまで言うと、山口は顔を青白くし、校門で待っている月島の方へ走った。
一体何なんだ。
俺は封筒の口を破り、中身を取り出す。
中に入っていた白い紙を見た瞬間、俺の背筋は凍りついた。

『影山へ
御前の望み通り死んでやるでも約束しろよ俺を忘れんなよ俺も御前の事忘れないからよあと俺以外の奴と付き合うの禁止な付き合った奴呪い殺すから影山大好きだ影山大好き影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山影山大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好きずっと見てるから』

俺の手から手紙が滑り落ちる。
その時、

「絶対逃がさないからな」

と背後から聞こえた気がした。




〜〜〜〜〜〜〜
あ と が き
続くかもしれない。
とにかくすいませんでした。