BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: カゲプロのBL小説書いていこうと思います ( No.106 )
日時: 2014/07/28 16:02
名前: こまとむ (ID: A9wxTbZM)

ネタが思いつかなかったので変わりに自分のサイトから引っ張りだした吸血鬼パロカノシンのっけます…!(`・ω・)
きゅるる…と切なく鳴る僕のお腹。
「ねえ、シンタロー君、お腹空いた」

『何食いたい…?』そう呟きシンタロー君は立ち上がる。

「シンタロー君の血が飲みたいな」と言い僕はにっこりと笑う。
『だが断る』

「何で!?」
『だって痛いし…』

「あー僕お腹空いたなーこのままじゃ飢え死にしちゃうよー」と言いながら僕は机をバンバン叩く。

『勝手に飢え死にしてろ』
「うわ、酷い。」

『大体何で俺なんだよ、俺の他にも血吸える奴なんていっぱいいるだろ?セトとかキドとか』

「そうだね、血を吸うだけならね。」


『なら何で他の奴にしないんだよ』

「シンタロー君が好きだから、シンタロー君の血しか飲みたくないんだよ。」
『は?意味分かんない』と言いシンタロー君は顔を伏せる


「照れてるの?ねえねえ照れてるの?」
と言いながらシンタロー君の顔に自分の顔をずいっと近付ける。

「顔赤いね、熱でも出ちゃった?僕が看病してあげようか?」


『うっ…る、さい…』そう言ったシンタロー君の顔は 
白い肌に桃色が映えていてとても綺麗だった。
「うわあやめてよその顔…僕の息子が…」


『ふっう…ぅ…いい加減手離せよ…』

「えっ?あぁ、ごめんごめん」
僕は慌てて手を離す。

いつの間にか僕はシンタロー君の両腕を掴んでいたらしい。



『カノ…』
「どうしたの?シンタロー君。」


次の瞬間、今にも消え入りそうな声でシンタロー君が 『吸っても良いよ』 と呟いたのを僕は聞き逃さなかった。

僕は驚きのあまり目を見開いた。
ついにシンタロー君もデレ期なのだろうか。

『吸わないなら良いけど…』
「吸う!吸わせて!!」


『ちょっとまってて』と僕に告げるといきなり服を脱ぎ出した。

「え…?ちょっ、シンタロー君?」

『なんだ?』
「どうしたの?デレ期なの?神様ありがとう。」

『ん、す、吸いたきゃ吸えよ』

「いただきまーす」

そして僕はシンタロー君の綺麗な鎖骨をぺろりと舐め始める。

僕がシンタロー君の白い肌に舌を這わせる度にシンタロー君が小刻みに震える。
ああ、可愛い。

次の瞬間
僕の鋭い牙をシンタロー君の肌にぷすりと刺し、じゅるじゅると下品な音をたててシンタロー君の綺麗な血を吸っていく。

『ふっ…あぁ…いった…い…』
喘いでる様にしか聞こえない、困ったなあ。

『っあぁ…もっ、と…やっ…さし…くしろよ…』


こんな事を言われたらヤッてる気分になってくる。


空腹が満たされて来たので僕はシンタロー君の肌から自分の牙をそっと抜いた。

「ごちそうさまでした、どう?気持ち良かった?」
『ん、悪くないな…』

END