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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: カゲプロのBL小説書いていこうと思います ( No.30 )
- 日時: 2014/06/23 06:07
- 名前: こまとむ (ID: ???)
ゆらゆら揺れる長い耳。
ふんわりしてい尻尾。
「コノハ…お前その格好…」
『僕、兎みたいになった…』
「どうしてそうなった」
『わからない…』
どうしてコノハに耳と尻尾が生えてるのか俺は考える。
[シンタロー!]と後ろから突然声を掛けられる。
とてとてとこっちに向かって走ってくるマリー。
「シンタロー、新しい紅茶考えて見たんだけどね、飲んでみて?」と言いながら俺にティーカップを差し出してくる。
俺はそれを受け取ると一口すする。
とても甘くて とても優しい味だ。
[どう?美味しいかな…]
「ああ、凄い美味しいよ」
[良かった…!じゃあ!]と嬉しそうな顔をしながらマリーは部屋を後にした。
あれ、なんだろう。
なんか体ムズムズする、暑い。
『シンタロー…お揃いだね』と笑みを浮かべるコノハ。
「え…?」
そしてぐんと俺に近寄り、俺の頭に手を…そして何かを撫でる。
「んんっ…」
なんだかくすぐったくて声が出てしまう。
『シンタロー、可愛い』
「え、まさか…」
嫌な予感しかしない…
俺は近くにあった鏡見てみる。
頭上には何かが生えていた。
そう、うさみみが生えていたのだ。
黒くてふにゃんと垂れ下がっている。
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