BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: カゲプロのBL小説書いていこうと思います ( No.73 )
- 日時: 2014/07/08 11:52
- 名前: こまとむ (ID: A9wxTbZM)
[嫌ですよー]
そう言い、指を一本増やされる。
「んっやぁあ…」
[どう、気持ち良い?]
指を俺の中で動かされながら言われ、俺はつい素直に「気持ちいい」なんて言ってしまった。
[だってさ、セト君]
楽しそうにそう言ったカノ先輩の顔は、どこか狂気を感じる様な笑顔だった。
『シンタローさん…』
「セト、ごめんな、さいぃ…」
『シンタローさんは悪くないっすよ』
[ちょっとやめてよ、僕が悪いみたいじゃん]とカノ先輩が言うと、更に俺の中に指を増やされる。
不規則に動かされるカノ先輩の指がなんだか気持ち良くて、ついつい喘ぎ声をあげてしまう。
[さてと、もういいかな…よし、予定変更]
急にソコから指をずるりと抜かれ、俺はビクリと体を震わせる。
俺は息を整え、立ち上がろうとした途端、カノ先輩に腕を引かれセトの元に連れて行かれる。
[うん、流石に初めては恋人とがいいよね!僕って優しい!]
とカノ先輩が言うと、椅子に縛り付けられている恋人の上に対面する形で俺を乗せる。
[ちょっと二人がヤッてるとこ僕に見せてよ]
そしてカノ先輩はセトの腕を縛っていた紐をほどくと、次は俺の手を後ろで縛り始める。
『シンタローさん…大丈夫っすか?』
「何が」
『いれてもいいっすか』
真剣な瞳でそう聞かれ、俺は断れなかった。
「セトになら、俺の初めてくれてやるよ」
と言うとセトの頬に口付ける。
『シンタローさん…』
「痛くするなよ」
とは言っても、セトは完全に自由という訳ではない。
何故か腰と足のみが椅子に固定されている為、俺がセトの上で動くという事になる。
「セト、いくからな…」
『はいっす!』
俺はセトのを自分のをあてがうとゆっくり腰を下ろす…つもりだった。
はっきり言ってしまうと、怖くて腰が下ろせないのだ。
『シンタローさん…?』
「な、なんだよ…」
『その体勢辛くないんすか。』
「こ、怖いんだよ、馬鹿…」
と言うとセトはクスッと笑い俺の腰に手を置く。
『少し痛いかもっす』
そして次の瞬間俺の腰が、セトによりずどんと一気に落とされる。
俺は想像を絶する激痛に、目に涙を浮かべる。
『大丈夫っすか…?』
セトからの質問に俺は、首を横に振ると顔を伏せるとセトは俺の頬をセト自身の手で掴み、無理矢理顔を覗き込む。
『無理矢理いれてごめんなさいっす…』
「平気だ…」
俺はセトを安心させる様に微笑みかけ、腰をゆっくりと動かし始める。
「んぅ…セトッ…」
『シンタローさん…気持ちいいっす、でも…もう少し…早く』
セトの為に少し速度を上げてみると、セトは嬉しそうに俺を見つめ始める。
『シンタローさん、大好きっすよ…』
「っ…おれも、こーすけのこと、だいしゅき…」
俺がそう言った途端俺の中でセトのが大きくなり、俺はそれに驚き動きを止める。
「幸助…?」
『シンタローさん、ずるいっすよ…急に名前呼びなんて…』
「たまには良い…だろ?」
『そうっすね…じゃあ、いきますよ、伸太郎』
幸助は俺の腰をがっしりと掴むと、俺を激しく揺さぶり始める。
急に押し寄せた快楽により、俺は直ぐにでも絶頂に達してしまいそうだ。
「幸助、もう…イッちゃう…」
「イっていいっすよ、伸太郎…」
俺と幸助は同時に達した、勿論二人の制服は精液まみれだ。
だが今はそんな事はどうでも良い。
そして俺は中から幸助のを抜き、セトの上に座る。
『伸太郎…愛してるっす』
そう言いながら
「うるさい馬鹿セト…」
『さっき見たいに名前で呼んでくれないんすか?』
「恥ずかしいんだよ馬鹿幸助、俺も愛してるぞ」
『あああ、可愛いっすもう一回ヤりましょうよ』
と笑顔で言いながら俺の腰に手を掛ける幸助の笑顔に恐怖を感じ
「嫌だ」と答える。
『あはは…ですよね…』
そして幸助は俺の手首の紐をほどくと幸助自身の腰と足を固定していた紐をほどく。
俺は中の物をかきだすとティッシュで拭き、下着とズボンを履く。
ふと辺りを見渡すとカノ先輩がいない事に気付く。
「なあ、カノ先輩どこいったんだろうな」
『ごめんなさいシンタローさん』
「は…?」
『実は今までのカノ先輩と仕組んでた事なんすよ』
突然の告白に俺は頭が真っ白になる。
「えっ…?」
『その、シンタローさんとああいう事がしたくて…カノ先輩に手伝ってもらったんす、ごめんなさい!』
俺はクスッと笑い「なんだよ、そういう事かよ…だったら最初からしたいって言えば良かったのに」と告げる。
『でもシンタローさんに嫌われるかと思って…』
「そんなんで嫌う訳ないだろ、馬鹿…それに、その、俺も…ああいう事お前としたかったし…」
『シンタローさん、また起ってきたっす。』
「これ、ちゃんとつけろよ…?」
そう言い俺はコンドーm…げふんげふん…をセトに差し出す。
『シンタローさん…!』
この後滅茶苦茶セックスした。
END
妙に長くなりました、書くのが楽しかったんです…!
というわけでなすびさん、リクエストありがとうございました!
いつもコメントありがとうございます、これからもよろしくお願いします(*・ω・)