BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 【BL】居候が無駄に可愛い件について。 ( No.19 )
- 日時: 2014/09/08 22:22
- 名前: 優斗 (ID: ???)
当然、俺達も慣れてくると藤堂さんの本当の姿が分かるのだった。
「おはようございます!」
「…………あァ。」
あんまりのってくれないのだ(´・ω・`)
絵文字を使って、少し可愛く言ってみたが、かなり俺はショックを受けている。
あんなに優しかった藤堂さんが今ではすっかり何も喋らなくなってしまった。
「お弁当、出来たんでここ置いときますね。」
「……分かった。」
黙ってドアに向かう。俺の言葉聞こえてなかったのかな?
走って弁当を渡しに向かった。
「あのっ!聞こえてました?!」
「…………」
「お弁当…っ?!」
腕を引き寄せられるがままに、俺より高い位置にある唇へと俺の口が重ねられた。
最初は何考えてんだと思ったけど、そんなに嫌じゃ無い。舌が入り込んで深く絡めさせる。五秒も立ってられなかったんじゃないかな。すぐに床に膝を着けた。
「……行ってくる。」
暫く何も考えられなくて、携帯が鳴ってるのにも気づかなくて
不思議と抵抗をしなかった自分が怖くなったり気持ち良かったり…なんだろう。ずるいな…
「…でェ?不本意ながら居候に手を出してしまったと…」
「そんな言い方をするな。」
恥ずかしそうに目を手で覆い隠し暫く軽石を見ようとしない。当然、軽石は藤堂を見ながらニヤニヤと反応を伺っている。
「どんな子なんですか?」
女だと思い込んでいる軽石は更に聞き返す。
対する藤堂は嫌そうにも重く閉ざした口を開いた。
「……小柄で礼儀正しく、料理も上手くて…」
「ふむ。」
「あと、茶髪で…涙簿黒に…ひっくるめて女っぽい。」
「ふむ…俺だったらすぐさまベットにインですよ…いってェ!」
分厚い本(角)で殴り付け軽石を黙らせるとやけに軽い荷物を見つめた。そう言えば弁当を貰っていない気がする。
後で謝っておこう。
気持ちを切り替えようと無理にデスクに向かうのだった。
字数少くてすみません!