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自然に聞いてみたい。
自然にでいい。

そして、自然に襲ってみたい。

自然に貴方の顔が、自分のことしか考えられなくなるようにしていってみたい。
快感を本能的に求めるように、動物のように単純な思考に戻っていって欲しい。

「…何を俺のこと見ながら想像してんのさ。」
「な、なんでもないですよ。」

花吐き病なんていう、お伽話のような病気から治った貴方は、無邪気に私の心を痛めます。素敵な方すぎて、いつか、貴方が他の方に取られないかと自分はとても不安に思います。

貴方のお父さんは綺麗な花の下で笑って過ごしていますよ。
でも、自分がお花を添えるときはとても不思議そうな顔をしています。女じゃ無いからかもしれませんね。

貴方のお父さんの書いたお話に、幼い頃から憧れを抱いておりました。

結ばれない恋であろうとも、必ず、どこかで報われます。報われない人間の話もありましたが、それはそれで素晴らしい結末をしていました。

貴方のお父さんは決して、人は皆平等や努力は報われるなどの言い方はしませんでしたね。人はどこかで誰かを小バカにしてる。そういっていました。

自分は罪人の子を殺せなかった罪として、貴方と同じ年齢で死ぬこと…即ち、人間になってしまいました。

でも、これが幸せです。

「あー今、エロいこと妄想してただろ？」
「へっ？！ちがっ、違いますよ！」
「…じゃあ、何考えてたの？」
「うっ…」

貴方への手紙ですよ。

「…貴方が…可愛いなあって…」
「は………恥ずかしいやつだな…お前はッ！！」

まだまだ関係は続きそうで、何よりです。
これからもよろしくお願いします。