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都合のいいことに、両親は今日からアメリカへ旅行に往ってて１週間帰ってこない。 この１週間は俺達のためにあるようなもんだよね。
「あっつ…」
そうこう考えていると冉がシャワーを浴び終えて上がってきた。
上は裸で下は短パン、髪は濡れていて滴る水がポタポタと垂れていてすげぇエロい。 今から触れるのかと想うと…
「お兄ちゃんっ、何か呑む？」
「ん、じゃあお茶」
「わかったよっ!!座ってて!!」
俺は台所まで往き、ポケットに偲ばせておいた媚薬の瓶を取り出す。
瓶の説明書には『たった２、３滴でも強力です』と書かれている。
「………」
よし、５滴入れよう。
冷蔵庫からお茶を取りだし、コップにつぐ。そこに媚薬を５滴ほど。
「入れてきたよっ!!」
「さんきゅっ」
冉は貰ったお茶を一口で呑みきった。
なんだかニヤニヤしちゃいそうだ。
30分程度で効いてくるらしいし遊んでたら直ぐだろう。
「よし、遊ぶか」
「うんっ!!トランプしよ？」
「いいぞ」
俺はトランプを取りに自室へ。まぁトランプを取りに往くのは外面の咄だが。