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次の日。
いやぁ〜、想ったよりも酷いね。
何がって？w

「おっはよーう、お兄ちゃんっ!!」
朝５時起きしてから冉の上に乗っかりたたき起こしに往った時のこと。
眼を醒まして俺を診るなり起たせやがってよ。
淫乱で可愛いんだけどよ。
「ぉ、降りろ馬鹿！」
顔赤らめちゃって。
朝から元気だね。
て云うか訊いてよ!!
親が急に今日帰ってくることになっちゃってさ、予定が狂っちゃいそうなんだ。
折角のチャンスなのに。
「お兄ちゃん朝から元気だよね!!」
ニコニコしながら云うともっと起たせやがる。
「五月蝿い！邪魔だ」
兄貴面してもバレバレだよ。
「ねぇお兄ちゃん、お母さんとお父さん今日帰ってくるんだってさぁ…」
「えっ」
あ、残念そうな顔した。
「そんなに残念？」
「………いや…別に……」
「ふぅん。ま、いいや。ご飯食べよう？」
「わかった」
起たせたまんま来る気かよ。
淫乱野郎が。