BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バスで書きます!![R指定なし]高月なう ( No.151 )
日時: 2014/12/27 23:18
名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)

昨日、友達が黒バス好き兼腐女子と言うことを初めて知り意気投合。
同人誌初めて読みました←
いつもはネットで見てるので←
Rの漫画も初めてだったかな…←

NEXT読みました(^^ゞ
色々と嬉しいけどショック…



高月
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事の発端は、秀徳スタメンのみと誠凛で行われた合同練習の日だった。

秀徳一同は慣れない誠凛の練習方法について行くのがやっとだった。
午後になり、慣れ始めた頃ミニゲームをやることになった。


誠凛は黒子、火神、木吉、日向、伊月
秀徳は緑間、高尾、宮地、大坪、木村

至って通常通りのスタメンだ







が予想外の事が起こる。









[黒子side]

誰も予想しなかった事、それは













伊月先輩が倒れた事。






ミニゲームが始まって15分。
特別ルールの今日は15分×2で前半の後に5分の休憩が入る。

「大変だろうけど黒子君は高尾君と火神君は緑間君とになるわね。両チーム苦しい状況だわ。リズム持ってかれない様に!!」




しっかりと汗を拭き、スポドリ補給。
試合では無いとは言えど両チームとも一歩も引かないこのゲーム。


カントクの笛で後半が始まる。


ボールは火神君。マッチアップは緑間君。
僕は高尾君にしっかりとブロックされている。











「おい、大丈夫か??」

試合中、宮地先輩の声が体育館に響いた。

その声で一気に視線が集まる。
必然的にゲームが止まった。

声を掛けられたのはマッチアップしている伊月先輩。


その様子はと言うと、驚くくらいの汗の量と荒い息。
力無くだらりと下がった両腕。

立っているのがやっとな様子が遠くにいても分かる。







声を掛けられた一瞬後、力無く倒れた。


「危ねッ!!!おい、大丈夫か!?」

宮地先輩の腕に支えられた先輩は腕で顔を覆っている。







皆が状況を理解し、2人の元へ集まる。


「どうした!?」
「おい、カントク!!先生を!!!」
「水持って来い!!」
「タオルと団扇!」


伊月先輩はすぐさま保健室に運び込まれた。









練習時間が終わり、着替えの指示が両監督から出される。

結局先輩は目覚めなかった。
話では息も整い、安定しているのだと言う。
疲れか何かだろうと言う事だった。



誠凛一同は部室へ、秀徳一同は更衣室へと向かう。



僕は秀徳の最後尾にいた高尾君に声を掛けた。


「高尾君、ちょっといいですか?」

「何だー?」











[高尾side]

黒子は横目で全員が部屋へと入ったのを確認してから話し始める。

「あの、あの時の事ですが」



"あの時"でピンときた。



「伊月さんの事だろ?どうした?」

「君はあの時、何を見たんですか?」

「何って言われてもなぁ」

「高尾君はホークアイで全体を見ていました。それに…」

「それに??」

「誰よりも早く動いたのが高尾君でした」

「へ?」

「それに宮地先輩よりもです。だから何か分かっていたのでは、と」





確かに俺はホークアイを使っていた。
もちろん伊月さんの事も見えていた。異変にも早く気づけた。



「」

「君らしく無いですね。黙るなんて」

「…見たんだ」


黒子は黙って俺の言葉を待つ。

「伊月さんの目がおかしいことを」

「目が?」

「かっぴらいてたんだ。遠くを見てるって言うのか?」

「」

「その時、寒気がしたんだ。やっぱり同種ってこともあって反応したのかもなー。だから目が原因だと思うぜ?」

「そうですか…」



それっきり黙ってしまった。
ありがとうございましたと頭を下げると黒子は部室へと消えた。




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高月の欠片もない…
高月までの過程が長いんですね。はい((