BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バス!![R指定なし]黛黒なう。 ( No.183 )
日時: 2015/02/22 23:57
名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)

今日にゃんこの日だった!!祝わなきゃ!((謎の責任完

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黛赤にゃんこネタ


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[黛side]

今日はにゃんこの日。


p○xivやら何やらの画像サイトには猫化したキャラクターの絵が投稿されている。もちろんラノベキャラも例外では無く。

でもそんなものより見たい『猫』がいる。











−部室に…





朝練にいつも1番に来る『猫』より早く行って、見せて貰う他ない。




俺は黒の猫耳カチューシャを鞄に忍ばせる。

いつも冷静なはずの頭があまり機能していない気がするが、今は考えないものとする。












が、考えは甘かった。


先客、『猫』が既に居た。









「黛、今日はやけに早いな」

そんなことサラッと言う猫。



ここで引けばチャンスはもう無い。





ここは正直に言う。

「一つ頼んでいいか?」

「何だい?僕で良ければ聞いてやろう」

「コレ」

「?コレは…?」

頭の上に大きな?が浮かんでいる様に見える。




「着けろ」

「な、何で僕がこんなモノを付けなきゃならないんだ!第一、こんなもの…」

その一言で事を理解したのは流石と言った所だ。


が、王や獅子と言われている彼の焦ってる姿が猫にしか見えない。




「別に減るモンじゃねえし、付けない理由は?」


「そ、それは

















…僕に似合わないに決まってるからだ」





この台詞、よく考えると付けると言う事を前提に話した場合の答えである。

そう、見込みがあると言う事。




「俺が似合うかどうか見てやる」

「ふぇ?」

帝王はカチューシャを震える手で握りしめ、涙でいっぱいの上目遣いをしてくる。
あの赤司とは思えない間抜けな声。


「…分かった」





ゆっくりと付ける赤司もとい猫。
じれったさに思わず生唾を飲み込んだ。



「…これでいいんだな?」

はい、黒猫の完成。


黒い耳が赤い髪の毛に良く引き立てられている美しい黒猫。
やはり黒を選んで正解だった。



「似合う」

「本当か?」

「お前には嘘付けねえよ」

「うん、命令は絶対だ」


いつもの威厳ある言い方では無く、幼い言い方。


「満足したか?」

「もちろん」

小さな額にキスを…













「征ちゃーん?いるのー?」



いきなり入ってきた人影。



「え?キャア!!征ちゃんが!!」


騒ぎ始めた実渕に驚いたスタメンがぞろぞろと入ってくる中、一瞬の判断で耳を取り、俺から離れる赤司。




「どうしたレオ?」

「あれ?征ちゃん、さっき…?」

「赤司がどーしたのレオ姉?」

「僕は何もしてないぞ」

「じゃあ気のせいね、ごめんなさい」



話しながら、少し振り向いた赤司は口パクでこう言った。




"続きは後でね"



思わず翻弄された俺の手にはまだ猫耳があった。


END

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緊急のため、文が変?^^;
最後は赤黛っぽいww
長編は別です!