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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バス!![R指定なし]黛黒なう。 ( No.189 )
- 日時: 2015/02/25 22:44
- 名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
- プロフ: 笠松受け不足((ry
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[黛side]
−俺にもこんな風に笑ってくれないだろうか
よりによって兎に嫉妬するなんて、自分で考えたことがアホらしく思え鼻で笑った。彼の自然な笑顔をスマホに納めてから兎の中にいる彼をそっと撫でる。
[黒子side]
僕は今、かなり混乱している。
撫でられた…。
「ま、黛さん?」
見上げようとしたけど、真面に顔を見れなくて兎で隠す。
「黛さんもどうですか?可愛いですよ??」
「ん、そうだな」
僕たちはふれあいコーナーに多くの時間を投じた。
☆
その後もたくさんのコーナーを回り、気づけば日が落ち始めていた。
明日のこともあるから、と動物園を後にすることにする。
動物園から駅までの帰り道、一つ思っていたことを口にする。
「黛さんって動物嫌いでしたか?」
「ん?好きだけど。第一嫌いなら誘わねぇだろ」
「ですよね、良かった」
安堵の溜息が出た。黛さんは今日、写真ばかりを取っていた気がする。
優しい彼の事だから嫌でも断らず連れて行ってくれるだろうと思い、それで心配になったのだ。
—
「なぁ、テツヤ」
少し顔を上げた位置から降ってくる声にドキリとする。
ずっと握っていた手は今も繋いだままだ。
「お前の事、好き」
この言葉を理解するのに1秒も要らない。
この人も冗談は好まないと知っている。
「僕もです、千尋さん」
END
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一応、おまけも作りました。良ければ…次コメで
※黛さんが冗談を好まないと言うのは公式で描写が無かった気がします。
ただ、黒子との共通点が欲しくて書きました、スミマセン
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