BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バス!![R指定なし]黛赤なう。 ( No.198 )
- 日時: 2015/03/01 23:13
- 名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
洛山黛
*3月だから引退済
*攻めは主に赤司
*口調とか気にしない
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[洛山side]
「黛サンの誕生日パーティ!?」
葉山が目を輝かせながら、突然叫んだ。
今日は2月28日。
2月が終わる日であると同時に、明日は引退した黛の誕生日なのだと赤司は言う。
「でもパーティなんて喜ぶかしら?」
「あの人はそーいう柄じゃねぇだろ」
2人はあまり賛成の意を示さないが、葉山はやる気満々と言うより無理にでも押し通すつもりである。
「じゃあ、レオ姉と永ちゃんはしなくて良いの!?」
「そ、それは」
「ね!赤司が出してくれた案だし!!」
ね?とさっきに増して目を輝かせる。
葉山に続いて赤司もこれでもかとでも言う様に畳み掛ける。
「何かとお世話になったからお礼も兼ねて良いと思ったんだが。準備も明日まで時間はある。練習に付いては俺が何とかしよう」
−まさに鶴の一声。
「赤司がそこまで言うなら乗るしかねェな!」
「そうね!ケーキも作ろうかしら?」
2人が結局賛成した理由。
それは赤司が黛に片想いをしていることを知っている上で、赤司の静かな闘志を感じ取ったからである。
もう一つ、実渕しか知りえないことだが実質「両片想い」である。
葉「それで、何をするの?」
赤「俺のプランとしてはまず、空き教室を借りることが第一前提だ」
実「征ちゃんならすぐ許可取れそうね」
赤「それとケーキを作りたいと思っている。今日、調理場を借りて作らないか?」
根「食っていいのか?」
葉「この筋肉ゴリラッ!当日じゃなきゃ意味ないじゃん!!」
根「筋肉ゴリラとは嬉しいな!」
葉「褒めてねーよ!」
話し合いは10分程度で終わり、放課後寮の調理場を借りてケーキを作った。
残すは当日。
☆
3月1日
[黛side]
『放課後、第一生徒指導室へ来てください』
登校してきて下駄箱を開けると手紙が入っていた。
内容は呼び出しで、パソコンで打ち出した見本のような丁寧な字で綴られている。
生徒指導室って…先生から呼び出しを食らうようなことをしてなければ(先生にしては回りくどい)、告白されるような柄でも無い。
手紙には宛名が書いて無い為、送り人が誰か知りえない。
ただ一つ、便箋から微かに上品で覚えのある香りがしている。
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一旦休憩な…