BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バス!![R指定なし]高月で人外なう。 ( No.209 )
日時: 2015/03/06 23:29
名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)

意味不な高月続きます

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[高尾side]

「俺の事、どう思いますか?」


そんな質問をしたことを後悔した。行き成り言われて答えられる人などそう多くは無い。
ましてや相手への思いやりが強い彼なら悩みこんでしまう事は目に見えている。


しかし、このような関係になった以上引き返すことは出来ない。










と言うのもヴァンパイアは気になる異性を引き寄せる能力がある。
能力であり、本来は操作出来る筈のそれは混血になった俺には出来ない。また、異性の筈が同性である事が厄介の一つである。

もう一つ気になる事。それはヴァンパイアの血を引いたお爺さんから聞いたものだか『操作できない分、両想いである時にしか発動しない』と言うもの。
お爺さんの親や経験論から導いたらしいが身寄りのない俺は信じるしか無い。





信じるとして分かる事、



—伊月サンと両想いである事。






ヴァンパイアと言うものは残酷で、人間との線引きが激しい。
永遠の時を手にしている分、分かり合えない部分がある。
ルールは絶対。それが混血の出来損ないであっても…










「ジョーダンですよ。冗談」

そう笑い飛ばすと彼は安心したように肩を落とした。


「ビックりしただろ、冗談でも止せよ」

友達止めんのかと思った、急に言うからなどと小さな声で呟いている。



「人魚姫って知ってます?」

「人魚姫?」

彼に聞こえる声でハッキリと言うと、質問返しが飛んで来た。

「人魚姫って、あの童話の?」

「そう、足が無く陸に上がれない人魚が人間に恋をする話のです」

「最後には泡になって消えちゃうっていう?」

有名な話と合って2人の口からは内容がスラスラと出てくる。




幼い頃、親戚の家で読んだ絵本が自分たちヴァンパイアと似てると思った事を今でも覚えている。
それが人魚姫だった。





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中途半端ですが寝ます!
話の行先が迷子w