BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バス!![R指定なし]火黒なう。+青黄 ( No.239 )
- 日時: 2015/03/16 23:21
- 名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
- プロフ: 1人雑談多くてスミマソ(´・ω・`)
>>223のMEMO更新しました!
火黒続き(そろそろ青黄更新しなきゃと後ろめたさを感じつつ)
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[火神side]
その後、消毒液と絆創膏は見つかった。
先程の行動は分かっててやったのではないか、この変態野郎。お婿に行けなくなったらどうする
ーそんな声が聞こえそうなくらい睨まれつつ手当をしてあげる。
証拠にもありがとうございます、その言葉に感謝と共に恨みやら恥じらいやらを感じる。
こんな空気を改善するためにも、
「そうだ、風呂どうすんだ?先入れよ」
今できる精一杯の話題転換。
「そうはしたいんですが、どうも体が重くて痛くて…」
きっと練習の疲れが今になってドッと押し寄せたのだろう。
さっきまで元気だった(とは言えふら付きアリ)のはある種奇跡かもしれない。
そうはしたい、要は風呂に入りたい。けど1人では入れない。
この状況を俺の頭は都合よく脳内変換する。
ーつまりはおねだり?一緒に入って下さい的な?
『あの…火神君。一緒にお風呂入りませんか…?』
涙でいっぱいの瞳。強く握られたジャージの裾。絶妙な角度の上目遣い。恥じらいはあるもののおねだりする姿。※バ火神visionであり妄想
コレは妄そ…いや想像と分かっていてもやはりそう聞こえ、見えてしまうのは黒子への愛情故だろう。
「しょうがねーな。そこまで言うなら…」
「何がですか。僕、先に入ります」
現実はそんなものでは無く、如何わしい物でも見るような冷めた目で見る彼がいる。
「エッ…黒子サン?」
「何ですか、この変態火神君」
「イエ、ナンデモアリマセン」
浴室に向かうため廊下に出た彼を執拗に追いかけると、先ほどより冷めた目で見られた。現に「変態火神君」と声に出して言われたのなら終わりは確定だ。
ー終わった。
その瞬間、そう思った。これから大学入学まで一緒に過ごすのだがこんな扱いのまま過ごすと考えると身震いがする。
新婚気分でいたのは自分だけの様だ(元々付き合っても無いが)。
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いかれてる…そんな目で火神君を見つめる黒子さんも素敵だと思います←