BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バス!![R指定なし]火黒なう。+青黄 ( No.246 )
- 日時: 2015/03/21 23:11
- 名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
- プロフ: 「友達欲しい」ってメールに「乙」って返信が来た((
?黒
*攻めの名前はあえて言いません(故に黒受け誰でもoKな人向け)
*若干のホラー(有名なヤツの改造)です。責任は負いません
*細かい事気にしない人向け
*黒子が一人暮らししてます。気にしないで下さい
*気合いと黒への愛のみで作った即興品
*行間の無駄遣い
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[黒子side]
最近、携帯への不審な着信が増えました。
ユーザー非通知からの電話。それも1,2件に止まらず、1日に10件、20件と日に日に増えていきました。
1日目はは出ようとした瞬間に切れてしまい、間違い電話だと思っていました。
しかし2日目にはワンコールで切れた為、誰かが好意的にやっている事だと気づきました。
それから5日が経ちました。一向に止めて貰える気配はありません。
今日はこちらからかけてやろうと思っています。
と言うのもイタズラであれば辞めて貰い、もし間違いなら教えることが出来るからです。
プルプルプル…
ピッ「もしもし…」
電話に出た音がして直ぐに話し始める時のそれを口にした。
『も…し、か……あ、…う、す…』
が、相手の電話にはノイズ音が混じり上手く聞き取れない。
少し気味が悪いが、相手はこちらの声は聞こえているらしい。
それなら要件さえ伝えて切ればいい。
「あの、毎日僕に電話を掛けるの辞めて貰えますか」
『毎、に…き………』
やがてノイズ音だけになり、電話を切った。
その日の夜、次の日、その次の日も電話は続いた。
気味が悪くなり思い切って着信拒否に指定した…
のに電話は掛かってくる。
仕方なく電源を切った
のに着信音がする。
ー明らかに可笑しい。
どんなイタズラであれ、どうやって電源の入っていない携帯に電話をするのだ。
通話終了ボタンを押しても聞かない。
どうして、どうして、どうして…
何時まで経っても留守番電話に切り替わりもしない。
なんで、なんで、なんで…
恐る恐る通話開始ボタンを押す。
「もしもし…」
『もしもし今、誠凛高校の前にいるよ』
「え…何なんですか貴方はッ!!」
急に告げられた声の主の居場所。怖くなり、声が震えた。
質問に返答は無く、通話を切られた。
数分後、同じように着信が入る。またボタンは効かない。
『もしもし今、マジバの前の十字路にいるよ』
それだけ伝えるとまた通話を切られる。
それから数回同じやり取りが行われる。
回数を重ねるごとに声の主の居場所は家に近づいて来ている。
ここは冷静に助けを乞おうと火神君に電話を掛ける。
ピッ「も、もしもし、火神君!今大変なことに巻き込まれたみたいで助け、助けて下さい!!」
『大変な事?せっかく迎えに行ってるのに酷いね。俺はこんなにも君が好きなのに「火神大我」の方が好きなんだ?』
出たのは火神君じゃない。【彼】だ。
冷や汗が異常なほど出てる。
ーそして【彼】はこう告げる。
『もしもし今、君の後ろにいるよ』
その声を聞いて体全体が心臓か思う程、鼓動が高鳴った。
反射的に振り返ると確かに【彼】
ー高尾和成
はいた。
唖然としている僕の首を一気に締め上げるとこう囁いた。
「俺は黒子が好きだよ。だから一緒に—————…」
END
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いや、狂愛の練習の筈だったんだ!!
何か可笑しい…(笑)