BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バスで書きます!![R指定なし] ( No.26 )
日時: 2014/10/09 22:04
名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)
プロフ: http://夜のテンションでお送りします

続き!!

次の日…
[紫原side]

待ち合わせは秋田県内…というか学校から遠くはないオシャレなカフェだった。


「ここ?」

と言うか赤ちんは京都の学校のハズ。
来るなら飛行機?洒落にならないお金と時間がかかる。






「来てたのか。敦」

その懐かしい声に振り替えると…
少し大きくなった(?)彼の姿。


「赤ちん…ほんとに来てくれたんだね〜」
「僕が嘘をついた所を見たことがあるか?」
「無いよ〜。今日はどうしたの?わざわざ京都から来て会うだけって訳じゃないでしょ?」



「嘘は言わないと言ったぞ?会うために、だ」
…え?本当に会うためだけに??














「敦、君の誕生日に会いたかったんだ」

「…赤ちん、覚えててくれたんだ」
「ああ、忘れたことがないよ」
「ありがとう」








でもね…赤ちん。








君の事、”好き”って言いたいけど
言えない理由が2つあるんだ。
1つはチームがバラバラになったこと…会えないのは辛いから





もう1つは…
性格が変わったこと。






皆の能力が覚醒した時、変わってしまった。
もう、「紫原」って呼んで貰えないんだって思ったら悲しかった。
あの主将には会えないんだって…













「紫原、ボーっとしているが大丈夫か??」











え??今、紫原って…



ハッとして赤ちんを見る。



両目が赤い。
真紅の赤司。
俺らの主将。
俺の好きな人。






「…赤ちん??」

反射的とも言えるほど涙が出る。




「ただいま…紫原。」



これが最高のプレゼント…



「ねぇ、赤ちん。ぎゅーってしていい??」

「ねぇ、赤ちん。好き」


言えなかったことたくさん言えた。


「俺もだよ」




END