BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バスで書きます!![R指定なし]リク募集! ( No.84 )
日時: 2014/10/25 22:23
名前: 理花 ◆amuOBZI1yA (ID: BKGAQbzV)

やっぱり来てしまったw
が、誰も来ないので私得を続けよう!!

続き↓↓
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[赤司side]


先輩を見た時、僕−赤司征十郎の中で何かが動いた気がした。


意識が朦朧としている。

聞こえない…
周りの皆が口を動かしている。

見えない…
目の前が真っ白になる。


「征ちゃんッ!!」

レオが名前を呼んだのが聞こえた。



…何もかも分からない。

次の瞬間、意識を完全に手放した。












[虹村side]

俺はアメリカから帰って来た今日、Winter Cupが行われると聞いて駆けつけた。

そこで赤司に再会した。



−話がしたい。






その一心で、年上の人を従えた彼に声をかけたはずだった。







倒れた彼は早急に病院へ運ばれた。


救急車には彼のチームメイトと俺の5人と赤司。
皆はずっと無言のまま。

ただ1人、気まずい空気の中座っているしかなかった。





1時間後、やっと赤司と対面できた。
手当された赤司は沢山の点滴に囲まれ、眠っている。
安心した洛山のメンバーがそれぞれ安堵の声を上げた。



医者はこう告げた。
「命に別状は無い、が精神的ダメージを受けた様子」だと。






精神的ダメージ…倒れたときの状況からして、原因は『俺』。
それを察しているのか全員が俺を見る。




「虹村サン…だけ?原因は知ってる??」
同じ学年のはずの葉山小太郎が聞いてくる。

「分からない。…だが事実だな。俺はもう会わない様にするよ。」


−もうここから立ち去ろう。
それが赤司とこいつら(洛山)1番、安心できるだろう。


「大事な大会前に世話になった。赤司には悪いって伝えて置いて貰えないか?」

「おう。」
小さく根武谷が答えた。




−これで良い。

俺は病室を後にした。






「本当にそれで良いの?」

廊下を歩いていると不意に後ろからの声。




振り返ると実渕が立っていた。

「赤司の為にならないからな…」

「貴方はどうなの?征ちゃんに会いに来たんじゃないの?」

「俺のせいで邪魔しちまったんだからどうしようもねーよ」

「本当の原因も知らないのに?」


挑発的な実渕の態度



「聞くにも会わなきゃいけなくなるだろ?」

「そう、逃げるのね…」


言い残すと実渕は元来た道を辿り始めた。






休憩…