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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ハイキューBL小説(リク可) ( No.7 )
- 日時: 2014/11/19 08:59
- 名前: ゆう ◆OHSGeM0skM (ID: 8nwOCftz)
- プロフ: http:
はい、悩み中のゆうです。
前に書いたものを載せまーす。
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
影日 -影山視点-
まだ強者と弱者を勘違いしていた頃
孤独に侵されながら
ついて来れないと背を向けたチームを軽蔑していた
個々に興味もなかった
もう一つの悪夢
俺最高打点を捉えるアタッカー
手に入らないと思っていたものが
目の前に現れた
ただそれだけの事だった
こいつでなければ…………
「影山…?ど…どうしっんっんんッ!?」
欲しがり方を知らない俺は
力づくで奪う方法しか知らなかった
「いれるからな、力抜いてろ。」
「ひぃっ…や…めっ、か…げ……やまっ、いてぇッ……」
また相手の気持ちを測ることなく
焦りをおしつけ
盛大に手折った
とんでもない事を
したという気持ちは
後から後から押し寄せた
もうバレーにすら
こなくなるのではと
始めて後悔していた
色々考え体育館に着いた
目の前に来るオレンジ色のこいつ
「おっ、影山!今日は俺の圧勝だぞ!」
「影山?まだ機嫌わりーの?」
「練習すればスッキリするんじゃね?」
と、何時も通りの会話
俺はこいつに何度救われているんだろう
それでも、そのままなかったことにはできず
二度目は優しくひたすら
時間をかけて
こいつの好きなところを
探りながら
些細な反応を意識してたのしんだ
日向の気持ちを解すつもりで
とにかく必死に
こいつが俺の手以外で飛ぶことを覚えないといい
そんな事を思うようになった
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