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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 黒バス、ハイキュー【BL】 ( No.71 )
- 日時: 2014/12/30 23:25
- 名前: ゆう ◆OHSGeM0skM (ID: c52Pxlps)
赤黒ーシリアスー
【 影の光は? 】
黒子side
「黒子、今日練習終わりちょっと残ってくれないか?
話がある」
突然話し掛けられた
断れなかったので返事は
「はい、わかりました」
そして練習が終わり皆が帰って彼と二人きりになった
体育館で二人きり
「黒子…、お前の光は誰だ?」
と、いきなりの問い
体育館の窓から月光が射し込み彼の表情は分からない
が、何故か恐怖心が湧いた
「ぼ……僕の光は青峰君です…」
「違う、黒子…お前の光は僕だ、そうだろう黒子?」
彼は僕の首に鋏の刃をつたわせながら言った
「青峰…君です」
「ん?」
どんどん刃を食い込ませていく
「ぅ…あ……」
僕の光は青峰君
でも…今は?
今も昔も僕の光は青峰君
なのに貴方は何故それを認めない?
僕は影、一人では何も出来ないただの影
そんな僕を貴方は見付けてくれた
僕の隠れた才能を
その事には感謝をしている
けど、それでも僕の光は青峰君だ
でも…ここで彼が僕の光だと言わなければ、確実に僕は死ぬ
意識が朦朧とする中
僕が出した答えは
「僕…の、ひ……リ…は
アカ……く………デす…………」
この言葉が僕の最後の言葉
「良い子だ黒子
永遠の眠りにつけ」
この言葉が僕の聞いた最後の言葉
嗚呼…、これで良かったのでしょうか?
本当に此が答え…だったんでしょうか
誰か…
——答えを教えて下さい
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