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[ 黒研 BL ]

狐爪 研磨side

チュンチュン
朝が来た
でも…、まだ眠い
もう一眠りしようとした瞬間

バンッ!!

凄い勢いでドアが開いた

「研磨ー!!
朝練行くぞ、さっさと起きろ!!」

俺のもう一眠りを邪魔した人物
……クロ

「……クロ、煩い
朝練なんて…俺とクロしか居ないじゃん」

「んなこと言わねぇでさっさと支度しろ
俺が着替えさせてやっても良いんだぜ?」

ニヤニヤしながら、そう言ってくる
凄く眠くて出来る事やって欲しい
でも、クロの場合絶対着替えだけじゃすまない…
首の見える所にキスマーク付けらるたり、朝だっていうのに一回ヤられるし
全く良いことがない

「…今、着替える」

何とか着替えを終え
その後の準備も終わった
靴を履いて玄関を出ようとしたら

「研磨。」

クロに名前を呼ばれたから振り向く
振り向いた瞬間抱き締められた

「…研磨、好きだ…愛してる。」

必ず言われるこの言葉
付き合っていないのに必ずクロは言ってくる
最初は別に気にしてもいなかった
最初は嘘っぽくて相手にもしてなかった
でも、何回も言われるに吊れてクロは真剣で本気になってった
嘘でもない、遊びでもないと分かった
なら…俺もそろそろ返事…挙げないと


———俺も好きだって…ね。