BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 黒バス・影プロ ちょっとなんスけど描けるッス! ( No.35 )
日時: 2015/01/02 18:53
名前: 石塚 悠斗 (ID: WEFYk.MN)



月高


伊月side


明日、世界が終わるらしい。
テレビ番組はそれで持ちきりだ。

でも俺には全く関係ない。

だって俺は






















明日、死ぬんだからさ。

Re: 黒バス・影プロ ちょっとなんスけど描けるッス! ( No.36 )
日時: 2015/01/02 19:01
名前: 石塚 悠斗 (ID: WEFYk.MN)


引き続き伊月side


何でこんな事に為ったか分かんない。
バスケはもう出来ない。

イーグルアイの暴走。


病院でずっと同じ景色を見て。
毎日、毎日、変わらない景色を見てさ。

点滴が無くなれば人が来て。




ああだこうだ言ってるテレビ番組は
もうすぐ、全てが消えて。

Re: 黒バス・影プロ ちょっとなんスけど描けるッス! ( No.37 )
日時: 2015/01/02 19:17
名前: 石塚 悠斗 (ID: WEFYk.MN)



遣りたい事が全て出来ない。
そんな時だった。



“伊月先輩っ!”


高尾和成が息を荒げて居た。

“どうした?”

前より声が出なくなってさ。

“世界が終わるらしいので
 伝えたい想いを伝えに来ましたっ!”

何のだよ。伝えたい想いって。


“俺、伊月先輩が好きですっ!”

は?何言ってんだよ。
...俺は、...俺は。


“っ!”

“返事は聞かないッス!”


高尾side

俺は伊月先輩を抱き締めた。
返事なんか聴きたくない。

どうせ断られる。

“俺も...俺も好きだっ!”

伊月先輩?
まさか、嬉しすぎます。


伊月side


高尾、有難う。
世界が終わったって別にどうでも良いけど
高尾は離したくない。


大好きだ。高尾。






終わり