BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ドキドキプリキュア!二人を繋ぐ赤い糸、8月12日投下 ( No.34 )
- 日時: 2018/06/18 20:04
- 名前: 苺 (ID: IWPIvALs)
私は、麗奈さんの気持ちが嬉しくてニッコリと笑った。
私は、麗奈さんと協力してジニアの花を育てた。
枯れは、しなかった。
でも元気な花は咲かさなかった。。
不審に思った私は、セバスチャンに枯れる原因の調査を命じた。
すると町外れの丘にいるジコチューが街中に花を枯らすための電波を発してる事が解った。
町外れの丘に向かう前に麗奈さんにジコチューとプリキュアの事を話した。
大切な友達にこれ以上隠し事をしたくなかった。
何よりも私のして来た事を知ってほしかったからです。
麗奈さんは、私がプリキュアだと解ると驚いたけれどもすぐにプリキュアの私を受け止めてくれた。
「麗奈さん、今から花を枯らす現況を取り除きにいってきます」
私達は、プリキュアに変身すると麗奈さんの方を向いてジコチューを倒す事を伝えた。
「ありすさん……いえ、キュアロゼッタさん、ジコチューと戦ってくるのね。
私は、プリキュアではありませんから何もできません……
ですからせめてここでキュアロゼッタさんの無事をお祈りしておりますわ。
でもこれだけは、忘れないでくださいね。
キュアロゼッタさんの体は、もうキュアロゼッタさんだけの体ではありませんわ」
麗奈さんは、真剣な表現で私を見つめて私は、麗奈さんの物でもある事を伝えた。
「はい、解りました。
胆に銘じておきます。
それでは、麗奈さん、行ってきます」
私は、麗奈さんを安心させるようにやんわりと微笑んだ。
「はい、いってらっしゃい、ありすさん」
麗奈さんは、私の笑顔に答えるようにやんわりと微笑み返してくれた。
私達は、麗奈さんに見送られてジコチューのいる町外れの丘に向かった。
町外れの丘に行くと大木の形をしているジコチューの枝にレジーナさんが座っていた。
「プリキュア、やっぱり来たんだね」
レジーナさんは、私達が来たのが嬉しくてニコニコしながら述べた。
「初めにお聞きします。
街の花が枯らしているのは、レジーナさんなのですか?」
私は、レジーナさんのしていることを確認するために質問をした。
「うん、そうだよ。
だって花なんてうっとおしいだけだもん。
だからあたしが作ったジコチューで町の花を枯らさせたんだよね」
レジーナさんは、ミラクルドラゴンブレイブを軽く回して楽しそうに話した。
「レジーナさん、こんな事は、止めてください。
本当は、レジーナさんが花を好きだという事は知ってます。
そんなレジーナさんが花を枯らすのは、悲しすぎます」
私は、真剣な表現でレジーナさんを見つめてレジーナさんを説得した。
「あははは〜〜〜〜。
あたしが花が好きだって?
そんな訳ないじゃん。
あんな気持ちの悪い物を好きなわけないよ」
レジーナさんは、宙に浮くと腹を抱えて笑い転げた。
「いいえ、そんな事は、ありませんわ。
レジーナさんが花が好きなのは、間違いありません」
私は、軽く首を横に振りレジーナさんが花が好きな事を伝えた。
「だから違うって言ってるでしょう!
ジコチュー、プリキュアを黙らせてよ!!」
レジーナさんは、首を大きく横に振って否定すると私達に向かって手を振りかざした。
「ジコチューーーーーーーー!」
ジコチューの口からビームが出ると私達に向かってビームが近づいてきた。
「いけない。カッチカチのロゼッタウォール!」
私は、両手の平から四つ葉のシールドを出してからビームを防ごうとした。
でも徐々に後に押されていったでもどうにか防いだ。
「ソードハリケーン!」
キュアソードは、ジコチューに飛んで近寄った。
キュアソードは、マジカルラブリーパッドの画面の上で空を切った。
大量の剣形光弾が舞う旋風を起こしジコチューにぶつかると土煙がジコチュ−に包みこんだ。
しばらくするとジコチューの周りに爆風が巻き上がり土煙が吹っ飛ぶとジコチューの体が光りだした。
「えっ!?」
私は、あまりにも急な出来事に驚いて声を出した。
「ジコチューーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ジコチューの枝から全方向に大型のビームが出ると私達の向かってきた。
私達は、どうにかよけようとした。
でも結局避けきれなくて吹っ飛ばされた。
ふっとばされた衝撃で体が痛くて動けなくて倒れたままレジーナさんを見つめた。
「うぅ……」
私は、辛そうにうめき声を出した。
「なんだ、まだ生きているわんだ。
意外としぶといんだね」
レジーナさんは、つまらなさそうに私達を見つめた。
「キュアロゼッタさん!!」
声がした方を向くと麗奈さんがジニアの植木鉢を抱えながらこちらに走って近づいてきていた。
「麗奈さん、こちらに来たら駄目です。
逃げてください!!」
私は、麗奈さんに叫んで麗奈さんに危険を知らせた。
「あんたは、誰よ。
ジコチュ−、あいつも吹っ飛ばしてよ!」
レジーナさんは、麗奈さんに向かって手を振り下ろした。
「ジコチューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ジコチューの枝から大型のビームが出るとビームが麗奈さんに向かっていった。
「ッ!?」
麗奈さんにビームがぶつかると土煙が立ち上がり麗奈さんの姿が見えなくなった。
「麗奈さん〜〜〜!?」
私は、麗奈さんに向かって無事を確認するように麗奈さんに向かって叫んだ。
「う〜〜〜〜ん、こりゃ〜〜〜体は、木端微塵だね。
あはは〜〜〜可哀そうにな」
レジーナさんは、可笑しそうにお腹を押さえて笑った。
「麗奈……さん……」
私は、麗奈さんが守れなかった事に絶滅した。
そしてその場に手を地面について土煙で見えない麗奈さんの方を呆然と見つめた。
土煙が晴れると麗奈さんの持っているジニアの花が咲いていた。
ジニアが光輝いていて麗奈の周りを囲むように光のシールドが張っていた。
「そ、それは、何なのよ!?」
レジーナさんは、驚いて光シールドを張っている麗奈さんを指差した。
「麗奈さん、無事だったのですね。
本当に良かったです……」
私は、麗奈さんが無事なのが安心してその場に座り込んだ。
「私は、無事なの……?
でもどうして無事なのですか……?」
麗奈さんは、少し周りを見渡すと麗奈さんが持っているジニアの花が輝いているのに気がついた。
「花が輝いていますわ。
そうだったのですわね……
あなたがありすさんの言っていた喧嘩をしている遠くに離れている友達なのなのですわね……」
麗奈さんは、全てを理解したようにレジーナさんを見つめた。
「何を言ってるのよ。
そんな事があるわけないじゃん!」
レジーナさんは、麗奈さんの言葉を否定するように首を横に振った。
「レジーナさんが否定しても無駄ですわ。
この花がレジーナさんとありすさんの関係を表していますわ!」
麗奈さんは、真剣な表現でレジーナさんを見つめてレジーナさんを説得しようとした。
「その花が何だっていうのよ!
ジコチュー、何やってるのよ!
こいつを黙らせてよ!」
レジーナさんは、麗奈さんに向かって手を振り下ろした。
「ジコチューーーーーーーーーーー!」
ジコチューの枝からビームが出ると麗奈さんの方に向かっていった。
でもビームが当たる寸前で光るバリヤで防いだ。
「なっ!?」
レジーナさんは、ビームが防がれたのを驚いて声を出した。
「この花を傷つける事は、無理ですわ。
花の一つ一つに意味がありますのよ。
ジニアの意味は、遠くに離れた友を思うですわ。
この花には、ありすさんがレジーナさんへの思いが詰まってますのよ!」
「そ、そんなのあたしには、関係ないもん……」
レジーナさんは、戸惑いながら麗奈さんから視線を反らした。
「レジーナさん、このジニアの花を受け取りください。
レジーナさんは、この花を受け取る資格がありますわ」
麗奈さんは、レジーナさんにジニアの植木鉢を渡した。
レジーナさんは、ジニアの花を戸惑いながら見つめた。
「綺麗な花……」
しばらくするとレジーナさんのジニアの花を見つめる眼差しが柔らかくなりかけた。
突然黒いビームが飛んでくるとジニアの花にぶつかった。
花は、そのまま粉々に砕け散った。
「いったい何がおこったの……?」
レジーナさんは、戸惑いながら周りを見渡した。
「レジーナ様、まさかこんな物なんかで心が惑わされたのですか?
そんな訳ではありませんよね」
声がした方を向くとベールが棒付きキャンディーを舐めていた。
「そ、そんな訳は、ないわよ!
ジコチュー、何してるのよ。
早くプリキュアを吹っ飛ばしなさいよ!」
レジーナさんは、私達に向かって右手を振り下ろした。
「ジコチューーーーーーーーーーーーーー!!」
ジコチューの体が光り出した。
「反撃は、させません!
ロゼッタバルーン」
私は、大きな気球を創り出した。
マジカルラブリーパッドの画面の上で「1、2の3!」の掛け声と共に手を叩いた。
すると気球を炸裂させた。
気球から放出した小さな光の蝶の群れでジコチュ−を囲んで拘束した。
「皆さん、今ですわ!」
私は、キュアハート達の方を向いて叫んだ。
「うん、解ったよ!」
キュアロゼッタは、クローバーのトランプカードをキュアエースは、Aのトランプカードをキュアダイヤは、ダイヤのトランプカードをキュアソードは、トランプカードのスペードをマジカルラブリーパットから出現させた。
「「「「私達の力をキュアハートの元へ!」」」」
キュアエース達は、四枚のエネルギーカードをキュアハートのラブリーパットに送った。
キュアハートがマジカルラブリーパットの画面の上でハート形を描いた。
敵に向けてハート形の泡を飛ばした。
「ラブラブラ〜〜〜〜〜〜〜〜」
ジコチューを包み込んで浄化した。
「あ〜〜〜何あっさりと浄化されているのよ!
もうむしゃくしゃする。
あたしは、もう帰る!」
レジーナさんとベールが宙に浮くと先にベールの姿が消えた。
「待って下さい、レジーナさん」
私は、レジーナさんを呼び止めた。
「……何よ」
レジーナさんは、不機嫌そうに私を見つめた。
「また花を受け取ってくれますか?」
私は、レジーナさんにお願いするように不安そうに上目遣いで見つめた。
「そ、そんなの知らないわよ」
レジーナさんは、少しこちらを少しだけ見た。
すると照れたように顔を赤らめて横を向いた。
それからすぐにレジーナさんの姿が消えた。
私達は、プリキュアの変身を解いた。
「ごめんなさい、マナちゃん。
レジーナさんに思いが届かなかったみたいです……」
私は、軽く頭を下げて私の思いが届かなかった事を謝った。
「うんん、そんな事は、ないよ。
確かにありすの思いは、少しだけレジーナに届かなかったかもしれない。
でもレジーナに思いは通じたと思うよ」
マナちゃんは、軽く首を横に振ってレジーナさんに思いは、通じた事を伝えた。
「マナちゃんにそう言っていただくと気持ちが楽になります。
気遣いありがとうございます、マナちゃん」
私は、マナちゃんの気遣いが嬉しくてニッコリと微笑んだ。
「でもありすもこれであきらめた訳ではないのよね」
真琴さんは、私の方に近づいてレジーナさんに思いを伝えるのを諦めていないのか質問をした。
「はい、もちろんです、真琴さん。
次こそは、レジーナさんの心に思いを届かせてみせます」
私は、小さく頷いてレジーナさんに思いを伝えるのを諦めていない事を伝えた。
「私もありすさんの手伝いをさせてくれませんか?」
麗奈さんは、私に近づいてレジーナさんに思いを伝えるのを手伝う事を提案をした。
「ありがとうございます、麗奈さん。
麗奈さんが手伝ってくださるのなら心強いです」
私は、やんわりと微笑んで麗奈さんがレジーナさんに思いを伝える手伝いをしてくれる事をお礼を伝えた。
レジーナさんのお蔭で麗奈さんと仲直りができました。
しかも友達以上の恋人にもなれたと言っても良いです。
でも喜んでばかりでいられません。
レジーナさんと喧嘩したままなのですから……
でもマナちゃん達となら必ずレジーナさんと仲直りできると信じています。
だって麗奈さんとも仲直りができたのですから……
〜つづく〜