BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: ドキドキプリキュア!二人を繋ぐ赤い糸 ( No.6 )
日時: 2018/05/25 17:03
名前: 苺 (ID: e2TPmAz7)


これは、ドキドキプリキュアの百合の小説です。
この話は、相田マナの視点で書かれています。

〜ドキドキプリキュア!二人を繋ぐ赤い糸〜
☆第四話☆

あたしは、機嫌を悪くしたまこぴーの為に差し入れを届ける事にした。
差し入れは、私の得意なオムライスにした。
まこぴーに会いに行く前にありすと六花に待ち合わせをする事にした。
待ち合わせの場所の駅前のカフェに向かった。
カフェに行くとありすと六花は、もう来ていた。

「ごめん、皆は、もう来ていたんだね」

あたしは、両手を合わせてありすと六花に謝った。

「謝る必要は、ないよ。
私達が来るの早すぎただけだからね」

六花は、軽く手を振り私達が早く来すぎた事を伝えた。

「まだ昼ご飯の時間には、早いみたいですわね。
どうされますか?」

ありすは、腕時計を見つめるとこれからの予定を質問した。

「うんと……そうだね……
あんまり早くまこぴーの仕事現場に行くとまこぴーの邪魔になるかもしれないよね……
少しカフェで時間を潰した方が良いかも知れないよね」

あたしは、口元を押さえて考え込み述べた。
あたしは、直ぐにありすと六花に自分の考えに間違いがないのか確認するようにありすと六花を見つめた。

「うん、それが良いと思うよ。
それにここのカフェのケーキは、美味しいって評判なんだよね。
だから一度ここのケーキを食べてみたかったのよ」

六花は、ここのケーキを思い浮かべて幸せそうに微笑んで唾を飲み込んだ。

「よし、あたしもここのケーキを注文しよう」

あたしと六花は、メニュー表を広げるとデザートコーナーのメニュー表を覗き込んだ

「ここのカフェは、三ツ星レストランのシェフが働いていますわ」

ありすは、あたしと六花がメニュー表を覗き込んだのをニコニコしながら見つめた。

「へ〜〜〜ありすは、詳しいんだね」

あたしは、感心したようにありすを見つめた。

「だってここのカフェは、四葉財閥グループの物ですもの」

ありすは、礼儀正しく自分の前で自分の両手を握りしめてやんわりと微笑んだ。

「相変わらずありすの家は、色んな事をしているんだね……」

あたしは、感心したようにしみじみと呟いた。

「やっほ〜〜〜〜マナ〜〜」

あたしは、突然後ろから誰かに抱き着かれた。

「ひゃん!?」

あたしは、いきなり後ろから抱き着かれると小さく悲鳴を出した。
あたしが後ろを振り向くとレジーナがあたしに抱き着いていた。

「レ、レジーナ……?は〜〜……びっくりした……」

あたしは、抱き着いて来た相手がレジーナだと解ると安心したように微笑んだ。

「えへへ〜〜マナに会いたくてまた来ちゃった」

レジーナは、あたしを離すと悪戯っぽく微笑んだ。

「レジーナもあたしに会いたかったんだね。
実は、あたしもレジーナに会いたいと思っていたんだよ」

あたしは、レジーナの悪戯ぽく微笑んだのを見て嬉しそうにニッコリと笑った。

「へ〜〜マナもあたしに会いたいと思っていてくれたんだ」

レジーナは、あたしの会いたいって言葉を聞いて嬉しそうにニコニコして上目遣いであたしを見つめた。

「そんなの当り前だよ。
だってあたしは、レジーナの事を友達と思ってるんだよ。
友達に会いたいと思うのは、当たり前の事だよ」

あたしは、レジーナの手を握りしめてニッコリと笑ってレジーナと友達な事を伝えた。

「マナとあたしが友達……?
あたしとマナは、友達なの……?」

レジーナは、あたしに手を握りしめられるときょとんと少しだけ首を傾げてあたしを見つめた。

「うん、レジーナとあたしは、友達だよ」

あたしは、小さく頷いてニッコリと笑った。

「えへへ〜〜あたしとマナは、友達なんだ……」

レジーナは、嬉しそうにニコニコ笑い友達って言葉を嬉しそうに呟いた。

「それじゃあ、マナ、今から遊びに行こうよ」

レジーナは、嬉しそうに両手を広げてあたしと遊びたい事を伝えた。

「ごめんね、レジーナ。
今からまこぴーに差し入れを届けないと行けなんだよ。
でもまこぴーに差し入れを届けた後なら良いよ」

あたしは、両手を合わせてレジーナに謝った。

「……嫌だ」

レジーナは、小さく嫌だと呟いた。

「えっ……?」

あたしは、レジーナの言った言葉が聞き取れずにきょとんとレジーナの言葉を聞き返そうとした。

「嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ!!
マナは、今すぐあたしと遊ぶんだもん〜〜〜〜!?」

レジーナは、両手両足をじたばた動かして駄々をこねた。

「レジーナ、我儘を言わないでよ……」

あたしは、困ったように苦笑いを浮かべた。

「う〜〜……なら良いもん」

レジーナは、恨めしそうにあたしを見つめた。

「ごめんね、レジーナ……」

あたしは、レジーナが言うことを聞いてくれたと思った。
だからあたしは、もう一度両手を合わせてすまなそうにレジーナに謝った。

「無理やりマナを連れ出すからね」

レジーナは、あたしの右手を握りしめると歩き出した。

「ちょ、ちょっと待ってよ、レジーナ」

あたしは、慌ててレジーナを呼び止めようとした。

「ほら、早く遊びに行こう、マナ」

レジーナは、あたしの手を握りしめてあたしの言葉を聞かないようにすたすた歩いた。

「もうレジーナは、強引だな……
ごめん、六花、ありす、あたしのまこぴーへの差し入れを持っていてね」

あたしは、レジーナを止めるのは無理だと思った。
だからテーブルの上に置いてある弁当箱を指差してありす達に後の事をお願いした。

「解った、マナ。
真琴には、上手い事を言っておいてあげる。
だから安心してレジーナと遊んでおいでよ」

六花は、軽く右手を振り後の事は、任せてほしい事を伝えた。

「ええ、こちらの事は、まかせて下さい、マナちゃん」

ありすは、自分の胸を右手で触りあたしを安心させるようにやんわりと微笑んだ。

「ありがとう、六花、ありす。
では後の事をお願いね」

あたしは、ありす達に右手を振り後の事を頼んだ。

「むっ……ほら、マナ、早く行くよ」

レジーナは、あたしがレジーナ意外の人の事を考えたと思うと不機嫌そうに早く歩いた。

「わっと……もうレジーナたらそんなに急かさないでよ……」

あたしは、レジーナがさらに早く歩いたのを見て転ばないように一生懸命レジーナの後をついて行った。

「ほら、マナは、黙って歩くの!」

あたしは、レジーナに手をひかれると商店街の入り口の辺りで手を離してくれた。

「もうレジーナたら強引だよね……
それでこれから何処に行くつもりなの?」

あたしは、レジーナの行動に仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。

「う〜〜〜ん、何処に行こうかな……
ねえ、マナ、あれは、何なの?」

レジーナは、自分の腕を組んで次に行く目的地を考えた。
レジーナは、興味津々にたこ焼き屋を指差した。

「あれは、たこ焼きの屋台だよ」

あたしは、レジーナが指差したたこ焼き屋を見つめた。

「マナ、たこ焼きって何なの?」

レジーナは、きょとんと首を傾げてあたしを見つめた。

「えっとね……たこ焼きってのは、小麦粉の中にタコを入れて焼いたものだよ」

あたしは、たこ焼きの事を自分の持っている知識を思い出しながらたこ焼きの事を伝えた。

「ふ〜〜〜ん……それって美味しいの?」

レジーナは、たこ焼きの屋台を少しだけ興味が出たように見つめた。

「不味いか上手いか人それぞれだと思うよ。
でもあたしは、たこ焼きが美味しかったと思うよ」

あたしは、たこ焼きの味を思い出して自分のたこ焼きの感想を伝えた。

「へ〜〜そうなんだ……」

レジーナは、たこ焼きに興味が出たようにしみじみと述べた。
レジーナは、たこ焼きの屋台に、近づいた。

「レジーナ……?」

あたしもレジーナの後を着いて行って屋台に近づいた。

「ねえ、そのたこ焼きをちょうだい」

レジーナは、たこ焼き屋さんのおじさんに右手を差し出した。

「まいどあり、五百円になります」

たこ焼き屋さんのおじさんは、右手を差し出してお金を催促した。


「あたしは、お金なんか持ってないよ」

レジーナは、きょとんとしながら当然のように話した。

「お金が無いって……ひやかしならば他でやって欲しいものだね」

たこ焼き屋さんのおじさんは、腕を組んでため息を吐いた。

「むっ!?」

レジーナは、指をぱちんと鳴らした。
するとたこ焼きの屋台のおじさんは、目をとろーんとさせた。

「ねえ、たこ焼きをちょうだい」

レジーナは、もう一度右手を屋台のおじさんに向けた。

「はい、解りました……」

たこ焼きの屋台のおじさんは、たこ焼きをレジーナに渡そうとした。
あたしは、慌てて屋台のおじさんとレジーナの間に立った。

「ちょっと待って、レジーナ!
たこ焼きの屋台のおじさんに何をしたの?」

あたしは、慌ててレジーナがたこ焼きを貰うのを止めると何をしたのか質問をした。

「何っておじさんの心を少しいじっただけだよ」

レジーナは、悪い事をしたと思ってないように当たり前のように話した。

「心をいじったって……
そんな事をしたら駄目だよ、レジーナ!」

あたしは、レジーナの肩を触り真剣な表情でレジーナを見つめた。

「マナ、どうしてなの?
普通に頼んでも聞いてくれないおじさんが悪いだもん」

レジーナは、ほっぺたを膨らませて不機嫌そうに話した。

「とにかくおじさんを正気に戻してよ。
たこ焼きは、あたしが買ってあげるからね」

あたしは、なんとかレジーナの機嫌を取るように優しくレジーナに言い聞かせるように話した。。

「む〜〜〜解ったよ、マナ……」

レジーナは、納得がいかないようだった。
でもあたしの頼みだからと仕方がなさそうに小さく頷いた。
そしてレジーナは、指をぱちんと鳴らした。

「はっ……!?
俺は、今まで何をしていたんだ……?」

おじさんは、正気に返ると辺りを少し見渡して自分のおかれている状況が解らないようだった。

「すいません、たこ焼きを一つ下さい」

あたしは、ポケットから財布を出して屋台のおじさんに話かけた。

「あっ、は、はい、五百円になります」

屋台のおじさんは、気を取り直したように頷いてたこ焼きの値段を述べた。

「はい、細かくなってごめんなさい」

あたしは、百円玉を五枚おじさんに渡した。
おじさんは、五百円を受け取ると五百円をレジに入れた。
おじさんは、紙のお皿を取りたこ焼きを六個乗せた。
おじさんからたこ焼きを乗せたお皿を受け取った。

「はい、レジーナ」

あたしは、レジーナの方に、たこ焼きを向けた。

「マナがたこ焼きを食べさせてよ」

レジーナは、あたしに甘えるように上目遣いであたしを見つめておねだりをした。

「もうレジーナは、甘えん坊さんだね……
熱いから気を付けてね、レジーナ」

あたしは、たこ焼きを爪楊枝で摘まんだ。

「はい、レジーナ、あ〜〜〜〜ん……」

あたしは、たこ焼きをレジーナの口元に持って来た。

「あ〜〜〜〜ん……」

レジーナは、あたしが向けたたこ焼きを一口で食べた。

「熱い〜〜〜〜〜〜!?」

レジーナは、たこ焼きの熱さにたまらずたこ焼きを落とそうとした。

「レジーナ、大丈夫!?」

あたしは、百円玉を屋台のおじさんに渡してお茶の会計をすませた。
それから屋台に売っていたお茶のペットボトルを掴むとレジーナに渡した。

「レジーナ、はい、早く飲んでよ」

レジーナは、お茶を一気に飲み干した。

「う〜〜〜〜まだ舌がひりひりする……」

レジーナは、涙目でベロを出した。

「レジーナ、舌を見せてよ」

あたしは、レジーナの顔を心配そうに覗き込んだ。

「べ〜〜〜……」

レジーナは、口を開けて舌を前に出した。
あたしは、レジーナの舌をじっくりと見つめた。
レジーナの舌は、少し赤くなってたけれども火傷はしてないようだった。

「本当に良かった……
火傷は、してないみたいだね……
ごめんね、レジーナ。
今度は、火傷しないように冷ますからね」

あたしは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。
たこ焼きに息を吹きかけて熱を冷ました。

「ふ〜〜〜……ふ〜〜〜〜……
はい、レジーナ、今度は、大丈夫だと思うよ」

あたしは、たこ焼きをレジーナに向けた。

「あ〜〜〜ん……」

レジーナは、たこ焼きを一つ丸ごと食べた。

「ん〜〜〜〜〜このたこ焼き凄く美味しいよ〜〜」

レジーナは、幸せそうに自分の頬を触った。

「たこ焼きは、美味しいでしょう、レジーナ」

あたしは、レジーナがたこ焼きを食べて幸せそうに微笑んだのを見て嬉しそうにニコニコしながらレジーナを見つめた。

「うん、凄く美味しいよ、マナ!」

レジーナは、大きく頷いてニッコリと笑った。

「あれ、マナは、たこ焼きを食べないの?」

レジーナは、あたしがたこ焼きを食べていないことに気が付いた。
そしてきょとんと首を傾げた。

「うん、あたしもたこ焼きを食べるよ」

あたしは、小さく頷いてたこ焼きを食べる事を伝えた。

「ならあたしがたこ焼きを食べさせてあげるね!」

レジーナは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。

「ふ〜〜〜ふ〜〜〜〜〜……
はい、マナ、あ〜〜〜〜〜〜〜ん……」

レジーナは、たこ焼きに息をかけて熱を冷ました。
あたしの方にたこ焼きを向けた。

「あ〜〜〜〜〜〜ん……」

あたしは、たこ焼きを一口で食べた。

「たこ焼きは、美味しい、マナ?」

レジーナは、あたしがたこ焼きを食べたのをニコニコしながら見つめた。

「うん、凄く美味しいよ、レジーナ。
次は、あたしがたこ焼きを食べさせてあげるね」

あたしは、小さく頷いてたこ焼きが美味しい事を伝えた。
あたしは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。

「ふ〜〜〜ふ〜〜〜〜……
はい、レジーナ、あ〜〜〜〜〜ん……」

あたしは、たこ焼きに息をかけてたこ焼きの熱を冷ました。
あたしは、たこ焼きをレジーナの方に向けた。

「あ〜〜〜〜〜〜ん……」

レジーナは、たこ焼きを一口で食べた。

「う〜〜〜〜ん、やっぱりたこ焼きは、美味しい〜〜〜〜〜〜」

レジーナは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。

「ふ〜〜〜、ふ〜〜〜……
はい、マナ、あ〜〜〜〜ん……」

レジーナは、たこ焼きに息をかけてたこ焼きの熱を冷ました。
そしてたこ焼きをあたしの方に向けた。

「あ〜〜〜〜ん……」

あたしは、たこ焼きを一口で食べた。

「うん、やっぱりたこ焼きは、美味しいよね。
ふ〜〜〜ふ〜〜〜〜……
レジーナ、はい、あ〜〜〜ん……」

あたしは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。
それからたこ焼きに息をかけて熱を冷ました。
そしてたこ焼きをレジーナの方に向けた。

「あ〜〜〜〜〜ん……」

レジーナは、たこ焼きを一口で食べた。


「んん〜〜〜〜〜、美味しい〜〜〜〜。
ふ〜〜〜〜〜ふ〜〜〜〜〜〜。
はい、マナ、あ〜〜〜〜ん」

レジーナは、爪楊枝でたこ焼きを摘まんだ。
たこ焼きに息をかけて熱を冷ました。
それからたこ焼きをあたしの方に向けた。

「あ〜〜〜〜〜〜〜ん……」

あたしは、たこ焼きを一口で食べた。

「やっぱりたこ焼きは、美味しい〜〜〜〜。
次は、あたしがって……もうたこ焼きがないや。
ん〜〜〜〜〜美味しかった」

あたしは、たこ焼きの紙の皿をゴミ箱に捨てた。
そしてレジーナの方に向いた。

「あはは〜〜〜〜〜〜。
マナ、ほっぺたにソースがついてるよ」

レジーナは、あたしの顔を見つめながら大声で笑った。

「えっ、何処なの?」

あたしは、慌ててほっぺたについているソースをハンカチで拭き取ろうとした。

「ソースが取れた?」

あたしは、ハンカチでほっぺたを拭くとレジーナの方を向けた。

「うんん、まだついてるよ。
マナ、じっとしていてね。
あたしが、拭いてあげるからね」

レジーナは、あたしの右のほっぺたについているソースを舐めて拭こうとした。

「ひゃん!?
もうこそばゆいよ、レジーナ」

あたしは、レジーナに右のほっぺたを舐められると少しだけ悲鳴をあげた。
それからこそばゆそうに体を少しだけ震わせた。

「うん、ソースが取れたよ、マナ」

レジーナは、あたしのほっぺたについているソースを舐めて拭き取った。
それから満足したようにあたしから離れると自分の親指を舐めた。

「ありがとう、レジーナ。
でもレジーナのほっぺたにもソースがついているよ」

あたしは、レジーナを顔を覗き込んでレジーナのほっぺたに付いているソースを見つめた。

「えっ、本当に!?
ならマナもあたしと同じやり方でソースを拭いてよ」

レジーナは、あたしに甘えるように上目遣いであたしを見つめた。

「もうレジーナは、甘えん坊だね。
うん、良いよ。
レジーナと同じやり方で拭いてあげるね」

あたしは、レジーナの左のほっぺたについているソースを舐めて拭いた。

「ひゃん!?
もうマナたらこそばゆいよ〜〜〜〜」

レジーナは、あたしにほっぺたを舐められるとこそばゆそうに体を震わせた。

「ほら、そんなに体を動かないの。
うん、ソースが取れたよ、レジーナ」

あたしは、レジーナのほっぺたに付いているソースを舐めて拭き取った。
それから満足そうにレジーナから離れた。

「ありがとう、マナ!
あっ、まだソースがついているよ」

レジーナは、じっとあたしのソースが付いているところを見つめた。

「えっ、何処なの?」

あたしは、まさかまだソースが付いていると思わずに驚いてソースの付いているところを質問した。

「ここだよ、マナ。」

レジーナは、悪戯っぽく微笑んだ。
そしてレジーナは、あたしの口を舐めるようにあたしの口にキスをした。

「んん〜〜〜〜〜!?」

あたしは、レジーナがあまりにも激しいキスだったので苦しそうにした。

「拭けたよ、マナ」

レジーナは、当たり前の事をしたように普通に話した。

「レ、レジーナ、今、何をしたの!?」

あたしは、慌てたように顔を赤らめて体を震わせながらレジーナを見つめた。

「何ってマナの口をあたしの舌で拭いただけだよ」

レジーナは、何故そんなことを私が聞いたか解らずにきょとんとしながら話した。

「で、でもこれってあきらかにレジーナとキスをした事になるよね」

私は、顔を赤らめてキスのところだけ小言で話すと口ごもった。

「あっ!?
そう言えばそうだね!」

レジーナは、今気づいたように大声で驚いた。

「レジーナ、気がついてなかったの?」

あたしは、レジーナがあまりにも驚いたのを見て呆れたようにレジーナを見つめた。

「うん、でもマナの唇は、凄く柔らかったよ」

レジーナは、大きく頷いて嬉しそうに話した。

「もうレジーナったらいきなり何を言うのよ……
でもレジーナの唇も柔らかったよ……」

あたしは、顔を赤らめながらレジーナを見つめち。
そして恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。

「そう言えばあたしは、口にキスしたの初めてだったんだよね……
マナは、どうなの?」

レジーナは、恥ずかしそうに顔を赤らめて上目遣いで見つめた。
そしてあたしがファーストキスなのか答えが気になるようだった。

「あたしも初めてのファーストキスだよ……」

あたしは、レジーナとファーストキスをしたのだと考えると恥ずかしそうにはにかんだ笑みを浮かべた。

「それならあたし達は、お互いにファースストキスだったんだね」

レジーナは、両手を広げてあたしとのファーストキスが嬉しそうに微笑んだ。

「そ、そうだね……」

あたしは、あらためレジーナとキスをした事が恥ずかしくてたどたどしく答えた。

「えへへ〜〜〜〜、マナとファーストキス、マナとファーストキス、マナとファーストキス」

レジーナは、嬉しそうに歌いながらあたしの周りを歩き回った。

「もうレジーナたらそんなに連呼しないでよ……」

あたしは、あまりにもレジーナがキスを連呼する物だから顔がトマトのように真っ赤になった。

「えっ、何で連呼したら駄目なの?」

レジーナは、何で連呼したら駄目なのか解らずにきょとんと首を傾げた。

「だってレジーナがキスを連呼するね。
レジーナとキスをしたと再確認させられるからだよ。
改めてそんなことを考えるとこっちが恥ずかしくなるよ……」

あたしは、恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きながら述べた。

「う〜〜〜ん、だったらマナからキスしてよ。
そしたらキスを連呼するの止めてあげても良いよ」

レジーナは、自分の唇を人差し指で触り悪戯ぽく微笑えんだ。

「えっ!?
わ、解ったよ。
レジーナとキスするからこれ以上は連呼しないでよ……」

あたしがレジーナの言うことを聞かなかったら何かしそうに思えた。
だからレジーナとキスをする事にした。

「うん。キスをしてくれたら連呼しないよ。
だから早くあたしにキスしてよ。
ほら、早く早く、マナ」

レジーナは、目を瞑り唇をあたしの方に向けた。

「うっ……少しだけだよ、レジーナ……」

あたしは、レジーナの唇に軽くキスをした。

「レジーナ、これで満足?」

あたしは、レジーナにキスをしたのが恥ずかしくて顔を赤らめて上目遣いで見つめた。

「うん、あたしは、満足だよ。
もうキスの連呼はしないは、しないから安心して良いよ。
でもやっぱりマナは、特別だな」

レジーナは、大きく頷いて嬉しそうにニコニコしながら両手を広げた。

「レジーナ、いきなりどうしたの?」

あたしは、レジーナに突然特別と言われると不思議そうに首を傾げた。

「だってマナと一緒に居ると胸がドキドキするだよ。
それにキスしたくなるのもマナだけだもん」

レジーナは、後ろで腕を組んであたしの顔を覗き込むように見つめた。

「あたしもレジーナとそばにいると胸がドキドキするよ。
それにキスしたいと思うのは、レジーナだけだよ」

あたしは、顔を赤らめて照れを隠すように人差し指で自分のほっぺたをかいた。

「えへへ〜〜〜〜〜マナもなんだね。
ねえ、マナ……」

レジーナは、嬉しそうにニコニコしながらあたしの顔を間近で見つめた。

「ど、どうしたの、レジーナ?」

あたしは、レジーナに顔を近づけられると戸惑いながらレジーナを見つめた。

「大好きだよ、マナ」

レジーナは、あたしのほっぺたにキスをしてきた。

「ひゃん!?
もうレジーナは、いきなりすぎるよ……」

あたしは、レジーナにほっぺたにキスをされると悲鳴をあげた。
でもレジーナらしくて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。

「もう満足だから今日は、帰るね。
バイバイ、マナ。
またデートしてあげる、マナ」

レジーナは、あたしの方に投げキスをした。
それからレジーナは、宙に浮くと姿が消えた。

「レジーナは、本当に嵐みたいな子だな……
でも嫌な気がしないから不思議なんだよね……」

あたしは、しみじみと呟いた。
あたしは、次にレジーナに会えるのを楽しみで仕方がなかった。
レジーナの事を考えながらレジーナが消えた方向を見つめた。

〜つづく〜