BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: エネちゃん受け短編集!!リク募集 ( No.2 )
日時: 2015/01/06 17:45
名前: 優 (ID: Z807Ua8T)

さっきの続き。

…………………
……とりあえず落ち着け、僕。
焦っちゃ駄目だ、うん。
『吊り目さーん、本命は誰ですか?妹さん?もこもこさん?
そ、れ、と、も、大本命団長さんですかー!?』
けらけらと笑いながらエネちゃんは此方に指を指してくる。
「…さあね、当ててみてよ」
…っていうかエネちゃんは何で僕の好きな人なんか気になるんだろ…
…うーん、でも多分エネちゃんの想い人セトだよね…?
考えているとエネちゃんが『吊り目さん吊り目さん』と声を掛けてきた。
…誰だと思ったのかな。
『ふふ…団長さんですね!』
「違うよ」
『えーっ、違うんですか!?くっ…じ、じゃあ当てあいっこです!
先に当てた方が勝ちですよっ』
え、エネちゃんはセトでしょ…?違うのかな。
エネちゃんは緩い袖を口元まで持ってきて此方を見つめてくる。
『…参加しないと携帯のSDカード変な写真でいっぱいにしますよ』
…うん、それは困る。
折角マリーとかシンタロー君とかの面白い写真撮ってあるのに。
とりあえず答えておく。
「えー…セトでしょ?」
『ぶっぶー!!違いますよっ』
手を胸の前でばってんに交差させた彼女。
え、違うの?
他に笑顔が似合う人、なんて…あ、シンタロー君、
エネちゃんの前では笑うとか…?
『次は私ですねっ…んー…もこもこさんですか!?』
「うん、違うよ」
するとエネちゃんはええっ!?と驚いた。
そんな驚く事かな…うーん。
「…うーん…エネちゃん、シンタロー君でしょ」
『えー…何であんなニートが好きじゃないといけないんですか』
ぶつぶつと呟いてるエネちゃん。
シンタロー君の事はむしろ嫌いだったみたいだ。
『…このままやってても当たりませんよね…私全く分かりませんお手上げです教えてください』
うん、終わらないのはエネちゃんが鈍感すぎるからかな。
…ちょっと位勘づいてても良いのに。
「エネちゃん」
『へ?何ですか』
ああもう、分かってよ…
僕、呼んでるだけじゃないもん…
「…だから、好きなのはエネちゃんだって言ってるの」
当の本人は目を見開いて動揺しだした。
『ぇ、えと、私…ですか…』
「……もし良かったら…付き合ってくれない、かな…
あ、無理だったら良いんだよ!?」
いざ言い切るとやはりというかなんと言うか
急に恥ずかしさが込み上げてきて。
エネちゃんはふい、とそっぽを向いてしまった。
『……ぃぃ……ょ』
ぼそぼそとエネちゃんが何か言ったけど良く聞こえなかった。
「…え、何て」
『だ、だから、良いですよって言ってるんですよ…』
…………嘘、じゃないよね?
………夢…でも、無いよね?
頬をつねると痛かった、夢じゃない。
思わず笑いが溢れてしまう。
「……ふふ」
『……な、何で笑ってるんですか』
「や、夢みたいだなーってさ」
するとエネちゃんは此方に近寄ってきた。
『…夢じゃないですよ』
いつものエネちゃんからは想像も出来ない優しい笑顔。
いや、いつもの笑顔も可愛いけど…もっと可愛い。うん。
「……そ、だね…うん、ありがと」
『…あ、そうだ!!ご主人の所に居るのも飽きてきたし…
これからはいっぱいこっちに来ます』
「え、そう?あはは、じゃあずっと携帯の電源付けとくね」
するとエネちゃんは『はい!!』と元気のいい返事を返した。

………………………

何だろうこの駄文(´・ω・`
お目汚しすいませんでしたぁああっ!!