BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: カゲプロcp短編集!!リク募集 ( No.4 )
日時: 2015/01/08 17:04
名前: 優 (ID: Z807Ua8T)

題名変えましたよー!!
じゃあ…うーん…セトモモ行きます!
アッモモちゃんsideですよー
…………………
…私はセトさんが好きだ。
カノさんより、ヒビヤくんよりもっと。
…お兄ちゃんは勿論論外だけどね!!うん!!
むしろ自分の兄が恋愛的に好きな人出てこい、
目を奪ってやるよ…なんてね。
そんな事より今日はコンサートだ。
私には_恋人じゃなくてもファンがいる。
…歌も踊りも頑張らなきゃ。

昼下がり、私は仕事終わりにアジトへ立ち寄った。
そこには皆揃っていて。
あれ、セトさん今日はバイト休みなんだ。
うぅ…居るって分かってたらダッシュで来たのに!!
むしろ仕事も早く切り上げて貰ったのに!!…否、駄目か…
自分の馬鹿やろー!!!
何でアイドルなんかなっちゃったんだよー!!!
するとマリーちゃんが
「モ、モモちゃんどうしたの…?」
と声を掛けてきた。
「あ、ごめんね…!?変な事しちゃってた!?」
「あ、あのね、モモちゃんがうがーって言って
シンタローを叩いてたの…」
…お兄ちゃんならいっか。うん。
ニートで働かない報復だよ。
あと味覚バカとかバカとか言った報復も兼ねてるよ。
お兄ちゃんより頭良い人がバカだったら皆バカだもん!!
異論は認めないもん!!
『い、妹さんっ…サイコーですっ…ぷくく』
エネちゃんがお兄ちゃんの携帯の中で緩い袖を口元に
当てて笑いを堪えている。
「…エネちゃん、何が笑えるの?」
『へ?そんなのご主人の無様な姿ですよー…っふ、あはははは』
お兄ちゃんの方をビッと指差し凄い笑い出すエネちゃん。
エネちゃんにもお兄ちゃんが迷惑掛けてるからなあ…
アジトに連れてってあげないし変態だし。
よし、こうなったらいっそお兄ちゃん懲らしめ隊作ろうか、
エネちゃんと私で。
…あ、でもそんなことエネちゃんに言ったら絶対大笑いされるよなー…
「…ねぇ…モモちゃん、落ち着こ?」
すっ、と目の前にほかほかと湯気を出している
ミルクティーが注がれていた。
「…はぅ…ご、ごめんね!!暴走しちゃった…」
「大丈夫だよ、シンタローだもん!」
するとカノさんも会話に入ってきた。
「え、シンタロー君だもんって…くくっ」
「…カノは黙って!!」
カッとマリーちゃんが目を赤くし、カノさんの動きを止めた。
団長さんとセトさんが
「またやってるよ彼奴…馬鹿だろ馬鹿野だろ」
「っすねー…あはは」
と会話をしている。
…あれ、これまさか私引かれちゃったパターン!?
え、セトさん…引いたかな!?
…うぅ…悔しい。
我慢すれば良かった、何でやっちゃったんだろ…
マリーちゃんみたいにふわふわで、可愛くなりたいよ…
「……はは」
無理だよね、無理なんだよね。
だってこんなにも想い続けてるのに『好き』って
二文字すら言えないんだもん。
「す」と「き」だけなのに。
情けない、情けないよ、私。
ファンの皆には「大好きだよー!」って普通に
言えるのに、何で。
「…あの、キサラギさん」
マリーちゃんから貰った美味しい紅茶を飲み終わって
ソファに座っているとセトさんが隣に座ってきた。
「…無理しなくても良いと思うっす」
「……へ?」
「や、何か悩んでたみたいじゃなかったすか、あんなに暴れたりして…
仕事とか、色々大変なんっすよね?良ければ今度相談乗るっすよ」
ぽん、と頭の上に暖かい手が置かれる。
目の先が何だかじん、と熱くなってきた。
「俺はこれからバイトっすから…俺が居るとき言ってくれたら
いつでも相談乗るっすからね」
すっ、とセトさんは立ち上がり、階段を登っていってしまった。
…ぅ。
次は…絶対心を掴みますから。
(……待ってて下さいね)

……………………

あれ?これモモセト…まぁいっか←