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【転校】トンアス((御神楽学園曲

トンきゅんside

遂にこの時が来た。
誰も予想して居ないで在ろうこの日が。
まぁ、誰も教えて無かったし普通か。
このまま誰にも教えないで
教室からも部活からも消えて仕舞う。
気付いたら居なかった。みたいな。

でも。

アスヒ君には一言言いたかった。
"好き"の二文字だけでも。
いや、言わなくて正解かも知れないな…。
もし振られて仕舞ったら嫌だから。

怖がり。

そう言われたって構わない。
だって其が現実なのだから。
俺は皆が想うより弱いから、凄く弱いから。

ホモ。

別にもう良いさ。
認め無ければ辻褄も合わない事実だから…。


そう考えて居たら出発時間に為った。
"…さよなら"。俺の＿＿＿＿＿＿＿＿。


end