BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 俺のオリジナルキャラクターで腐った小説書きます! ( No.42 )
日時: 2015/02/06 18:47
名前: 柚葉 (ID: reuRavFh)

「りーちゃぁぁぁん!!」
そう言いながら飛び付いてくるのはレチッド。我が主駘輝様の想い人で、ボクの好きな人だ。
『びっくりしたぁ…どうしたの?』
ボクは声が出ない。
だから、レチッドとの会話もスケッチブックの上でになる。
とある場所に行ったり、薬を飲めば声はでるようになる。けど、ボクは自分の声が嫌いだ。こんなにも汚い声だから、レチッドに嫌われないかと心配なのだ。
「特に用はないっす!w」
『そうなの〜?』
レチッドのことが好き。
会話をしていると、すぐにそんな考えが出てきてしまう。
いけないことだ。
けしてあってはいけないことなのだ。
「りーちゃん?どうかしたんすか?」
『なんでもないよっ!』
そう書いたスケッチブックの上に、水滴が落ちた。
「りーちゃん…?泣いてるんすか…?」
違う。そう言いたかったが、涙は止まってくれない。
いつの間にかボクは、レチッドに抱きつき、あげられない声を殺して大泣きしていた。
「どうしたんすか…?」
ボクの手を取り、心配そうに聞くレチッド。
そんなレチッドを見ながらボクは、ただただ泣いていた。


チュッ


………なにが起こったのか、わからなかった。
レチッドがボクにキスをした。
きっと泣き止ませる為だろう。
それでも嬉しかった。嬉しかったんだ。
「…りーちゃん、」
返事ができない。手が震える。
「好きっす」

これは夢なのだろうか?
いつ寝たのだろう。
でも、きっと夢だろう。
あり得るはずがないんだから。
「りーちゃん?りーちゃんは?」
……夢なら、溺れよう。せめて、夢の中だけでも。
『うん、好き。ボクも好き』
「そっか じゃあ両想いっすね!^^」
そう言って、レチッドはまたボクにキスをする。
今度は舌が入り、思わず甘い声が出てしまう。体が反応してしまう。
「声、出せないと苦しいでしょ?」
そう言い、今度は首筋を舐めてくる。
「ふぁッ…れちぃ…そこやぁ…/////」
「気持ち良いの間違いじゃないんすか?」
「んぁッ…//////」
レチッドに触れられているところが熱い。だんだん気持ち良くなっていく。
「りーちゃんも気持ち良くなってきたみたいっすし、ここから本番っすね^^」
「……ッす、好きに…して…////」




二人だけの夜は続いた。
何度も肌を重ね、何度も何度もキスをした。
朝起きたリーパーが『夢じゃない』と気付くのは、また明日の話