BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 俺のオリジナルキャラクターで腐った小説書きます! ( No.48 )
- 日時: 2015/02/06 22:09
- 名前: 柚葉 (ID: reuRavFh)
リーパーがまた倒れた。と聞いたんだろう。病室のほとんどは見舞い客でうまっていた。
生まれつき体が弱いボクは、よく咳をしたり、時には倒れてしまう。
心配はかけたくないが、お見舞いに来てもらえるのは嬉しい。
でも、今日は少し憂鬱だ。
「りーちゃん大丈夫っすか!?」
と、いつも一番に来てくれるレチッドが、いくら待っても来ないのだから。
……何をしているんだろう。早く来てくれないかな。
そんなことを考えて、窓の外を見ると、もう辺りも暗くなり、星が見えている。
気が付けば見舞い客も帰っていた。
さすがにもう来ないだろう。と思い、ベッドに寝転がる。
すると、廊下を誰かが通る足音がした。もしかしてレチッドかもしれない。など期待し、足音が遠ざかるとガッカリした。
もう寝ようと思っていた時に、病室の扉が開き、
「りーちゃん!遅くなってごめんっす!」
相手はレチッドだった。
『大丈夫。ありがとう』
それで安心したのか、レチッドは少し笑い、持っていた箱を差し出してきた。
箱を開けると、中にはチョコレートが入っていて、レチッドはそれを少しかじるとボクにキスをし、そのまま口の中へと押し込んできた。
「……っ…!………っ……///////」
少しビクッ、と体が震えてしまう。
レチッドは口を離すとボクの服に手をかけ、いろんなところにキスをしていく。
なぜか首にはキスマークをつけられてしまい、隠すのが大変だよ…。と思いながらも、レチッドのその行為が嬉しかった。
「〜〜〜〜〜ッ!!〜〜〜ッ…///////」
声が出ないため、ただビクビクと快感に震えることしかできない。
そんなボクを見てレチッドは、
「そういうりーちゃんも可愛いっすよ」
と耳元で甘く囁く。
何も言えないまま、レチッドと二人で夜遊びをし、それを影で見ていた腐女子ナースに言いふらされていることを、同じベッドで幸せそうに手を繋いで寝ている二人はまだ知らない。
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『そういえばレチッド、なんで遅かったの?』
「ああ、りーちゃんにあげるチョコ選んでたんすよ!」
『…///』