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(う・・・・・・みんなに言われたから、だからね)
　なにかと静雄のことが心配だった臨也は、チャットルームから退室するなり、静雄のいる部屋のドアを開けた。
「シズちゃん・・・・・・さっきは、ごめん」
　うつむいてボソボソと呟いた言葉に反応がなく、そろそろと顔を上げる。そしてベッドの上には——気持ち良さそうに寝息をたてて寝ている静雄がいた。
「なにそれ・・・・・・」
　臨也はがっくりと首を落として、片付けていなかった皿を回収しにベッドに近づいた。おそらく、それが失敗だった。
「いざや」
　ぐいっと腕を掴まれ、ベッドに引き込まれた。
「えっ、ちょ、シズちゃんっ！？」
　静雄は臨也の身体に腕を回して、強く抱きしめる。
「臨也」
「もしかして・・・・・・起きて、うわ・・・・・・」
　静雄の顔を見ると、彼の瞳が見えた。
　どうやら起きていたようだった。


　その後のことは——想像におまかせする。