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オマケ



　翌朝
「ホントに移しやがった・・・・・・」
　昨晩 静雄といろいろあったために、臨也はあまり寝ていない。なんだか身体がだるい。寝不足のまま起き上がり、喉が痛かったので水を飲みに行った。そのときは、風邪が原因だったなんて思っていなかった。・・・・・・それも、他に原因になりうる事があったからなのだけれど。
　しばらくしても喉の痛みは一向に良くならず、そして自分の身体が熱っぽいことに気が付いた。試しに体温を計ってみると、やはり熱があったようだ。
「・・・・・・こればっかりはシズちゃんのせい。絶対にシズちゃんのせいだ」
　ぶつぶつと呟いて部屋を出ていき、パソコンの前に座った。
　臨也のいなくなった部屋には、すっかり風邪の治った静雄が眠っていた。





ーー甘楽さんが入室しました。

甘楽【おはようございまーす！　みんなのアイドル、甘楽ちゃんですよーっと】
田中太郎【おはようございます】
田中太郎【珍しいですね】
バキュラ【はよーっす】
バキュラ【朝から来るなんてどうかしたんすか】
甘楽【朝から来てるのはお二人もじゃないですか】
甘楽【別におかしなことじゃないですよぉ】

ーーセットンさんが入室しました。

セットン【おはようございますー】
田中太郎【あれ、セットンさんも】
バキュラ【はよー】
田中太郎【おはようございます】
甘楽【ほら！セットンさんだって】
セットン【え、なにかありましたか】
甘楽【ログ見たらわかりますよー】
田中太郎【セットンさんを盾にするのは卑怯ですよ！】
バキュラ【そうっすよ！】
甘楽【なんですかその息ぴったり感！】
セットン【ああ、そういうことですか】
セットン【そういえば甘楽さん】
甘楽【あれ、流された！？】
セットン【例の彼氏さんってどうなったんですか？】
バキュラ【え、】
バキュラ【甘楽さんって彼氏いたんすか】
甘楽【そのくらい私にだっていますよ！】
田中太郎【あんなに拗ねてたのに・・・・・・】
甘楽【もう、怒りますよ？　o( ` ^ ´)oプンプン!!】
セットン【それすでに怒ってますよねｗｗ】
甘楽【まあ、そっちの方はもう大丈夫なんですけど】
甘楽【今度は私が移されちゃいまして】
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