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*序章*

コイツ可愛いな…
あ、彼女のことじゃないぞ？
宮の話だ。
なんつーかよ、こう、なんだ。
兎に角可愛いと想ったわけだが。
俺ホモなのか？
いやいや、男子校なら未だしもここ共学だし。この俺がホモな訳あるかよ。
「どうかした？」
「別にー…」
宮は首を傾げた。
あああ可愛いなコイツ。
ガン見しておいて何でもないっつーのもちょっとばかり癪だが…まぁよしとしよう。
第一に俺には彼女いるし…つか!! 可愛いと想っただけだしホモの部類には入らないよな!? な!?
そんなことを考えていた矢先、帰宅時での宮から…



—————付き合って下さい。



次の日から俺は浮気をした。