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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ハイキューパロディ短編他 ( No.39 )
- 日時: 2016/02/16 10:01
- 名前: 七詩 ◆Ww9Me2u6TE (ID: oompVg8u)
※続き
辺りは真っ暗で、外灯の明かりが頼りなく光っている。
久々の二人での帰り道。けれど二人ともあまり何か話す気にはならなくて。
ぽつりとどちらかが溢す他愛もない言葉に、もう片方が軽く反応する。そんなやりとりをしながら、気がつくといつもの分かれ道だった。
「あ、それじゃ」
「おう、また」
リエーフに軽く手を振って、帰路を一歩踏み出す。しかし後ろからのリエーフの声に、夜久はすぐに立ち止まることになった。
「夜久さん!」
「……なんだよ」
「あ、いや、えーと」
「……」
「その、なんていうか」
それからしばらくうんうんと唸った後、リエーフはなにやら真剣な目をして夜久の方に向き直った。
「また部活来てください」
にへ、と照れたような笑みを浮かべたリエーフに、「そんなことが言いたかったのかよ」と苦笑を返す。
分かっている。本当はリエーフが何を言わんとしていたかも。でもそれは言葉にするのは難しくて、でもきっと引き留めなければいけないと、そう思うようなものなのだ。
——一緒に居たい、とはまた違う
——離れたくないけれど、でも『離れたくない』というのも違うのだ
「またしごきに行ってやるよ」
「うっ……それは勘弁してください」
途端に苦々しい顔をしたリエーフに、夜久は久々に声を出して笑った。
***
長い上にオチが気にくわない……っ!!
無理やり終わらせた感ハンパないですねorz
これにて年末(?)企画に使用したcpはすべて消費しました!
最後とんでもなく長くなりすみません……
以下近況報告です。
最近では他ジャンルにちょっと浮気してたのですが、久々に頑張ってみたらまだハイキュー書けました。でも絵は描けなくなってました。つら……(´・ω・`)
またぼちぼち書いていきますので、よろしくお願いします!m(__)m
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