BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: ないしょのないしょ(小学生BL,GL) ( No.2 )
- 日時: 2017/04/07 11:16
- 名前: 広場まひる (ID: ZY.go0IT)
「えっ!?」
僕は、慌てて立ち上がり碧斗の方を向くと碧斗の目が合うと碧斗との朝の出来事を思い出し僕の顔が真っ赤になった。
「うっ!?」
碧斗も僕と目が合うと僕との朝の出来事を思い出し顔が真っ赤になった。
「二人とも顔が赤いけれども大丈夫……?」
晶は、光の後ろから出ると僕に近寄り心配そうに僕と碧斗を交互に見つめた。
「えっ、だ、大丈夫だよ」
僕は、晶に見つめられて顔を赤らめて晶から視線を逸らした。
「大丈夫に決まってる!」
碧斗は、晶に見つめられて顔を赤らめて大声を出して反論した。
「そうですか、真人君と碧斗君が大丈夫だというのでしたら二人を信じます。
でも無理したら駄目ですよ……」
晶は、碧斗の大声を聞いて怖がったように体を一回震わせてびくってして自分の両手を前で握りしめて僕と碧斗を見渡し恐々と話した。
「ありがとう、晶、無理しないように気を付けるね」
「あ〜〜〜〜もう晶は、二人を心配するだなんて優しくて本当に良い子だね」
光は、晶に抱きつき晶を可愛がるように頬ずりをした。
「ちょっと光止めてよ、こそばゆいって」
晶は、光に抱きつかれて頬ずりされるとこそばゆそうに体を震わせた。
僕は、光と晶の二人のやり取りを見て僕が碧斗にした事の追求から逃れたみたいでほっとしたように胸を撫で下ろした。
放課後になると一人で山にある天体展望台に向かった。
天体望遠台の施設は、廃墟になっていた。
「ここの天体望遠台は、閉鎖したんだ。
残念だな……」
僕は、天体展望台の建物の扉を開けようとしたら扉の鍵は、かかっていなくて扉がすんなり開いた。
建物の中に入ると天井が開けていてマットが敷かれている天体観測ができる場所に出た。
僕は、マットの上で横になった。
「ここは、何も変わっていないな……」
「あ〜〜ここに関係ない人が入っては、いけないんだぞ!」
声が聞こえた方を向くと碧斗が右手の人差し指を僕の方に指さして立っていた。
「それを言ったら碧斗だって関係者じゃないだろ」
僕は、ため息を吐き冷たい眼差しで碧斗を見つめた。
「俺は、良いんだよ」
碧斗は、威張ったように胸を張りながら述べると僕の横に座った。
「もうそれは、どういう理屈なんだよ……」
僕は、苦笑いを浮かべながら碧斗を見つめた。
屁理屈を言う碧斗が可愛らしくて好感が持てた。
「で学校は、慣れた?」
碧斗は、僕の方を向いて首を少しだけ傾げた。
「慣れたって今日、転校してきたばかりだよ。
さすがにそれは、ないよ。
でも学校生活は、楽しくなりそうな感じがするかな」
僕は、苦笑いを浮かべて困ったように自分の頬を右手の人差し指でかいた。
「学校生活が楽しくなりそうついでに人に言えない悪い事をしないか?」
碧斗は、悪い事をする前の子供のように意地悪っぽく微笑んだ。
「悪い事って何をするつもりなの?」
僕は、碧斗の考えてる悪い事の検討がつかずに不思議そうにきょとんと首を傾げた。
「たとえば……キスとかどうかな?」
碧斗は、人差し指で自分の口元を触り考え込むと小悪魔ぽくにやりと微笑んだ。
「キ、キス!?」
僕は、立ち上がり驚いたように大声で叫んだ。
「あれ〜〜〜〜もしかして真人は、キスするのが怖いのかな?」
碧斗は、右手で口元を押さえて意地悪っぽくにやにや微笑んだ。
「こ、怖くないよ。
解った、キスをしようじゃないか!」
僕は、自分の右手を握りしめて意気込んでキスをする事を宣言した。
「えっ、キスしてくれるの!?」
碧斗は、僕のキスをするって言葉を聞いて顔を真っ赤にして驚いたように叫んだ。
「キスをしようと言ったのは、碧斗じゃない!」
僕は、顔を真っ赤にして碧斗の驚きの言葉に大声で言い返した。
僕と碧斗は、顔を赤らめてしばらく無言で見つめあうとどちらともなく僕と碧斗は、キスをした。
「んっ……」
「んんっ……」
僕と碧斗は、息をするのを忘れてキスをしたために二分くらいしかキスができなかった。
「…………ぷは〜〜〜〜、苦しかった……」
僕は、碧斗の口を離すと息をするのを忘れてキスをしたために苦しそうに右手で自分の胸を押さた。
「…………ぷは〜〜〜〜〜、息をするのを忘れていたよ……」
碧斗は、僕の口を離すと息をするのを忘れてキスをしたために苦しそうに両手で自分の胸を押さえて息を整えた。
「キスって難しいよね」
僕は、自分の頭を触りながら困ったように苦笑いを浮かべた。
「こんなの慣れだよ。
てことでキスのやり直しな」
碧斗は、小悪魔ぽく微笑み僕の顔に碧斗の顔を近づけた。
僕は、碧斗の思いに答えるように碧斗の口に自分の口に近づけてキスをした
「んっ…………う……んっ…………んんっ…………んっ…………碧斗…………」
碧斗は、僕の思いに答えるようにキスをした。
「んっ…………んんっ……うんっ…………真人…………んっ……んんっ……」
僕と碧斗は、互いに求めるように激しくキスをした。
「うっ……碧斗…………んんっ……碧斗…………んっ…………う…………ん…………」
「んっ…………真人…………う……んっ…………真人……んんっ…………ん…………」
僕と碧斗は、互いに名前を呼んで求めるようにキスをした。
「んんっ…………碧斗……う…………んっ……碧斗…………んんっ…………んっ……」
「んっ…………真人…………んんっ…………真人…………う……んん…………真人……」
僕と碧斗は、しばらくキスすると満足したように口を離した。
「キスって気持ち良い事なんだね」
僕は、満足したように顔を赤らめて碧斗を見つめた。
「そうだね、またキスしような」
碧斗は、顔を赤らめて照れたように右手の人差し指でかいた。
「うん、またキスをしようね」
僕と碧斗は、互いに見つめながら照れ笑いを浮かべた。
こうして僕と碧斗は、人に言えない秘密ができた。
この先も碧斗との秘密の出来事が増えて行くと思うと楽しみでしかたがなかった。
こうして僕の新しい学校生活が始まった。
〜つづく〜