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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- エンマ大王 ( No.9 )
- 日時: 2018/03/22 15:44
- 名前: 闇帝 (ID: kVKlosoT)
ーエンマ目線ー
初めてアイツに会ったのは、まだ爺ちゃんがエンマ大王をやっていた頃だった。
俺よりも背が高くて、ふわふわの髪と月のような色の瞳が印象的だった。
仕事熱心で、何処までも冷静で。そのくせしょっちゅうドジを踏む。
そのギャップが可愛くて、気がつけば俺は其奴のことばかり見るようになっていた。
大した用じゃないのに、オロチをわざわざ閻魔離宮に呼び出した。
悪戯にオロチの頭を撫でたりした事もあるが、オロチは首をかしげるだけだった。
それすらも可愛いと思えるが、自分の気持ちに気付いてくれないオロチに焦燥感すら覚える。
アイツはみんなに好かれてるから。
堅物と名高い土蜘蛛も、うちのぬらりも、アイツに惚れてるから。
でも、他の奴らにアイツを渡すつもりはさらさらない。
ぬらりはバレンタインにチョコ入りのマシュマロを 贈ったらしい。
もうバレンタインは過ぎてしまったが、心を込めた贈り物をしようと思う。
きっとアイツは受け取らないけど、薔薇の花束でも贈ってみようか。
それとも何か、美味しい物でも食わせてやろうか。
アイツ、喜ぶかなぁ。
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書き直し受け付けます。
駄文中の駄文です。
すいませんでした。
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