BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: ショタコンの為に小学生のBL小説を書いてみた♪ ( No.1 )
日時: 2018/07/15 19:07
名前: ねがぽじ (ID: eOElfXbg)

これは、小学生BL小説です。
登場人物は、白原充と大嵩雪火です。
登場人物は、全員小学生5年生です。

〜白原充の場合〜

〜その一〜

〜小さな恋の物語〜

俺は、あることで悩んでいた……
それは、十年生きてきて初恋の相手が他の奴と違って特殊と言う事だ。

「充、帰ろうぜ」

俺は、教室で帰る準備をしていたら同じくらいの年の男の子に話し掛けられた。

「ああ、帰ろうぜ、雪火」

俺は、話し掛けられた相手の方を向いて返事をした。
この充って言うが俺の名前で正確には白原 充て言う。
で話し掛けてきたのが俺の大親友の大嵩 雪火だ。
それから俺の初恋相手でもある。
ついでに俺も雪火も男だ。
悩みって言うのは、初恋の相手が男で親友という事だ。
俺が雪火に恋してると気遣いたのは、小学二年生の時だ。
それから苦労の連続だった。
雪火に俺の恋心を気づかれないようにしないといけないからだ。
それなのに雪火は、俺によく抱きついてくる。
それに過激のコミュニケーションまでしてくるから大変なんだよな……
まったく雪火は、俺の気も知らないでよ……
俺は、深くため息を吐いた。

「……み……る……充、おい、充、聞いているのか?」

雪火は、俺に何回も呼び掛けていた。

「えっ!?な、なんだよ、雪火?」

俺は、雪火の呼び掛けに我に返り雪火に返事をした。

「まったくこの頃ぼーとしすぎだぞ、充」

雪火は、軽くため息を吐いて腕を組みながら俺を見つめた。

「こ、ごめん、雪火。
それでなんて言ったんだよ、雪火?」

俺は、慌てて雪火に軽く頭を下げて謝った。

「この前、充がしたいって言っていた新作の格闘ゲーム手に入ったんだよ。
だから充の家でやらないかって言ったんだよ」

雪火は、テレビゲームの格闘ゲームのソフトを俺に見せた。

「えっ、まじかよ!?
だってあのゲームて凄い人気のゲームではないかよ。
良く手に入ったよな」

俺は、雪火の持っているゲームソフトを見て声をあげて驚いた。

「この前に俺の出演しているラジオ番組でこのゲームを欲しいな〜てそれとなく言ったんだよ。
そしたら俺のファンの子がプレゼントしてくれたんだよな」

雪火は、自分の芸能人としての有名なのを自慢するように話した。

「やっぱり有名の芸能人は、違うてことかよ。
有名の芸能人って良いよな……」

俺は、ほしいと言って手に入る雪火が羨ましく思い羨ましそうに雪火を見つめた。

「そう僻むなよ。
そのお陰でこのゲームソフトが手に入ったんだからさ」

雪火は、俺の頭をぽんぽんと優しく叩いて俺の気持ちを宥めた。

「それは、そうだけどよ……
なんか変な感じだぜ……」

俺は、芸能人の雪火が遠くに行ってしまうんじゃないかと不安に感じた。
俺は、何とも言えない表情を浮かべた。

「もしかして俺が遠くに行くと思って寂しく感じたのか?」

雪火は、俺の態度を見てなんとなく俺の気持ちを解ったように俺の顔を覗き込んだ。

「ちげ〜〜よ。
そんな事がある訳無いだろう!?」

俺は、考えている事を言い当てられると慌てて顔を真っ赤にして雪火の言葉を否定をした。

「本当の事を言われたからって照れるなよ。
充は、本当にツンデレだよな」

雪火は、後ろから俺に抱きつくとほっぺたをつんつんと突っ突いた。

「熱いから抱きつくなよ!
それに照れてねえよ!
それよりもさっさと俺の家に行こうぜ」

俺に抱き着いている雪火を振りほどいてさっさと歩き出した。

「まったく充は、連れない奴たな……
そこが充の良いところでもあるがな」

雪火は、仕方がなさそうに苦笑いを浮かべた。
俺は、雪火の言葉を無視してひたすら家に向かって歩いた。

「あれ、鍵が閉まっているお母さんが出掛けているのか?」

俺は、仕方がなくランドセルから鍵を出して家の玄関についている扉の鍵を開けた。

「俺の部屋は、階段を上がって右の部屋だから先に行っておいてくれよ」

俺は、玄関で靴を脱ぐと雪火の方を向いて先に自分の部屋に行っておくことを伝えた。

「ああ、解ったよ、先に充の部屋に行っておくな」

雪火も玄関で靴を脱いで俺の方を向いて先に充の部屋に行くことを伝えた。
俺は、急いで台所に向かい麦茶とせんべいを用意した。
お盆の上に麦茶とせんべいを置いて急いで二階の俺の部屋に向かった。

「麦茶を持ってきたぞ」

俺は、麦茶を雪火の前に置いた。

「おう、さんきゅうな、充」

雪火は、ニッコリと笑い麦茶を一口飲んだ。
俺は、雪火の態度が変わっているのを気がついた。
雪火は、なんだか嬉しい事が合ったようにニコニコしている感じがした。
雪火にどんな嬉し事が合ったのか解らずに不思議そうに首を傾げた。

俺と雪火は、二時間くらいゲームをすると雪火が帰って行った。
ついでにゲームソフトは、置いていってくれた。
返すのは、いつで良いと言った。

寝る前にいつもと同じように日記を書こうと思った。
でも日記帳がないのに気がついた。

「えっ、嘘だろう!?
日記帳がなくなっている!?
あれには、俺の大切な秘密が書いてあったんだぞ!?」

俺は、慌てて家の中を日記帳を探し回った。
でも日記帳は、結局見つからなかった。
突然、雪火が明日の日曜日に二人で映画に行こうと言い出した。
演技の勉強になるからだそうだ。
別に用事もなかったし何よりも雪火の頼み事だから映画に行くと返事をした。
雪火と俺の2人で映画を見るって事でデートみたいでドキドキした。
映画館の前で胸をドキドキさせながら雪火を待っていた。

「ごめんなさい、お待たせしました」

後ろから誰かに声をかけられた。

「雪火、遅かった……な……?」

声をした方を振り向くとそこには、黒髪のロングヘアーで白のワンピースを着た典型的な美少女が立っていた。
俺は、しばらくその女の子を見つめていた。
その女の子は、俺の手をとった。

「それでは、行きましょう」

俺の返事を待たないでさっさと映画館に入って行った。
映画が始まってもその女の子の事が気になった。
何回も女の子の方を見てしまった。
その女の子は、俺の視線に気がついてニッコリ笑った。
女の子は、それからいきなり俺の口にキスをした。

「なっ、なっ、何をするんだよ!?」

俺は、女の子にキスをされると顔を真っ赤にして大声で叫んだ。

「あら、まだ気づかないのですか?」

女の子は、口元を押さえてクスクスと笑った。

「いったい何がだよ!」

俺は、なんで女の子が笑ったのか解らずに大声を出してなんの事を言っているのか質問をした。
でも映画館の中で声を出した為に周りから冷たい眼差しで見つめられた。

「映画館で話をするのも迷惑だから場所を変えましょう」

女の子は、話す場所を返る事を伝えた。
俺と女の子は、近くの公園に移動した。

「それで話を戻すが充、俺だよ、俺」

女の子がカツラを脱ぐと女の子の正体は、意外な人物だった。

「せっ、雪火!?
なんて格好をしているんだよ!」

俺は、今まで一緒にいた人物が雪火だと解ると驚いて声を出した。

「やっと気づいたのかよ。
充たら気づくのが遅すぎだよ」

雪火は、楽しそうに口元を押さえてクスクスと笑った。

「そんなの普通は、解るかよ!」

俺は、雪火にすかさず相手が雪火だと解らない事を突っ込んだ。

「それで俺の女装姿にドキドキしていただろう。
充の鼻の下が伸びていたぞ」

雪火は、楽しそうにニコニコしながら俺の顔を覗き込んだ。

「鼻の下なんか伸びてねえよ!」

俺は、大声で反論した。
でも心の中では『やばっばれている……』と思った。

でも待てよ。
さっきの女の子が雪火だと言うことは……

俺は、ある重大な事を気付いた。

「おまえ、俺にキスをしただろう!」

俺は、顔を真っ赤にして体を震わせて右手の人差し指で雪火を指差した。

「やっと気づいたのかよ。
気づくのが遅すぎだぞ」

雪火は、自分の腕を組んで満足そうに俺を見つめた。

「お前、何故あんな事をしたんだよ……」

俺は、戸惑いながら雪火を見つめた。

「それを答える前に見てもらいたい物があるんだよ。
これがなんなのか解るよな」

雪火は、一冊の日記帳を出して俺に日記帳を見せた。

あれ?
見覚えのあるような……
てそれって俺の日記帳だよな!?

「それは、俺のだよ!
さっさと返せよ、雪火」

俺は、慌てて雪火の持っている俺の日記帳を取ろうとした。

「そうだな……今度は、充から俺の口にキスをしてくれたら返してやっても良いぞ」

雪火は、俺が日記帳を取ろうとする手を避けると意地悪ぽく微笑んで俺を見つめた。

「そんな事をできる訳ないだろ!」

俺は、雪火の体を震わせて顔を真っ赤にして雪火を睨んだ。

「あや、できないの?
それならば今からこの日記帳の内容を声を出して読もうかな」

雪火は、悪戯ぽく微笑んで両手を後ろで組んで俺の顔を覗き込んだ。

「くっ……解ったよ……
雪火にキスをしたら良いんだろ!」

俺は、体を震わせて恨めしそうに雪火を睨んだ。

「うん、そうだよ。
素直に俺の言う事を聞く充は、好きだよ」

雪火は、嬉しそうに大きく頷いて俺の事を好きな事を伝えた。
俺は、雪火の口に軽くキスをした。
それから俺と雪火は、互いに見つめると照れ笑いを浮かべた。
俺は、雪火の様子を見て雪火も俺の事が好きだと理解した。

「充は、何故こんな事をしたのかまだ知りたいのか?」

雪火は、照れ笑いを浮かべて俺がこんな事をした理由を質問をした。

「うん、知りたいよ……」

俺は、雪火とキスをした事により発情したように顔を赤らめて雪火を見つめた。

「じゃあ、その答えを教えてあげるな」

今度は、雪火から俺に甘くて長いキスをした。

「は〜〜俺達がこんな関係になってどうなるんだろうな……」

俺は、雪火と恋人になったのが嬉しかった。
でも男同士で付き合うのが世間的に問題だと思い軽くため息を吐いた。

「そんなに落ち込むなよ、充。
芸能界で俺達とよく似た者同士のカップルは、結構いるぞ」

雪火は、軽く俺の肩を触り芸能界では、普通な事を伝えた。

「そうだったのか……
てっまさか雪火も他の奴に攻められた事もあるのか!?」

俺は、俺達のような恋人が芸能界には、沢山いると聞いて安心したように微笑んだ。
でも雪火も他の人に好意を寄せられていると思い慌てて雪火に詰め寄った。

「その事については、心配するなよ。
俺は、昔から充一筋だったんだからよ」

雪火は、俺以外は、興味がない事を伝えた。
雪火は、俺に気持ちを伝えるようにもう一度俺の口にキスをした……

〜つづく……?〜