BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 小学生のBL小説を書いてみた♪ ( No.2 )
- 日時: 2018/07/19 05:44
- 名前: ねがぽじ (ID: qrBpqQ.I)
これは、小学生BL小説です。
登場人物は、白原充と大嵩雪火です。
登場人物は、全員小学生5年生です。
〜白原充の場合〜
〜その二〜
〜ライバルは、ハンサムな先生!?〜
雪火と両思いになって一ヶ月が過ぎた。
俺は、相変わらず雪火にラブラブアタックをされている。
クラスメートにそれをからかわられる日々が続いた。
そんなある日、俺と雪火の関係を揺るがす事件が起きた。
「始めまして、星河 一葵(ほしかわ かずき)です。
お産の為に休んでいる村崎先生の変わりに5年3組の担任になりました。
短い間になると思いますがよろしくお願いします」
23歳位のハンサムのお兄さんが教壇に立って自己紹介をした。
「カズ兄〜!?」
珍しく雪火は、椅子から立ち上がり驚いていた。
でもカズ兄……?
「おっ、お前、雪火かよ。
昔、隣の家に住んでいた。
いや〜大きくなったな〜。
昔は、こんなに小さかったのによ」
一葵先生は、雪火を抱き抱えて高い高いをした。
「ちょっとカズ兄、恥ずかしいってよ!」
雪火は、子供扱いされて顔を真っ赤にして一葵先生を見つめた。
「雪火は、本当に変わってないよな」
一葵先生は、ニコニコ笑顔で雪火のおでこにキスをした。
・・・
・・・・・・?
・・・・・・・・・!?
てっ雪火にキスした〜〜〜〜〜〜〜!?
「ちょっと先生、雪火に何をしているんですか!?」
俺は、慌てて立ち上がり先生に不満を伝えた。
「何って再会の喜びを表現しているだけだよ」
先生は、俺が何故そんなに怒っているのか解らずに不思議そうにキョトンと私を見つめた。
「だからっと言って生徒にその……
キスをするのは、やりすぎだと思います」
俺は、キスの言葉を言いにくそうに顔を赤らめながら述べた。
「そうなのか?
でも昔は、良く雪火にキスをしていたよ」
先生は、平然の顔で爆弾発言をした。
な、なんだって〜〜!?
そんな羨ましい事を何回もしていたのか!?
俺だって数えるくらいしかキスをしていないのによ!
って今は、ショックを受けている場合ではないよ
俺は、ショックで少しだけ言葉を詰まらせた。
でも俺は、直ぐに正気を取り戻した。
「でも、それは昔の事なんですよね。
今は、もう俺達は、小学5年生ですよ。
今キスをしたらセクハラです!」
俺は、先生に精一杯の反論をしようとした。
「そうなのか?
雪火も同じ事を思っているのか?」
先生は、キョトンと首を傾げて雪火の方を向いて質問をした。
「おでこにキスぐらい普通だぞ。
充は、細かい事を気にしすぎだぞ」
雪火は、キョトンとしながらキスをするのが普通な事を伝えた。
雪火の奴、俺の事をあっさり裏切りやがった〜〜!?
「本人もこう言ってる事だし問題がないよね」
先生は、俺の方を向いて問題がない事を伝えた。
「で、でも……」
俺は、雪火が取られると思いなかなか先生の行動を認める事ができなかった。
「は〜〜……充、細かい事を気にしすぎだぞ」
雪火は、軽くため息を吐いて俺が細かい事を気にしすぎな事を伝えた。
「雪火は、気にしなさすぎだっちゅうの!」
俺は、雪火の考えが気にしなさすぎたからすかさず突っ込みをした。
「じゃあ、これでこの話はおしまいだね。
そろそろ授業を始めたいのだが大丈夫なのかな?」
先生は、これ以上話しても意味がないと思い授業を始めたい事を伝えた。
「は、はい……」
俺は、これ以上反論しても意味がないと思いしぶしぶと自分の席に座った。
これが自分にとって最悪の天敵と出会った最初の出来事だった。
それからあっという間に放課後になった。
「今日は、芸能界の仕事が無いんだろう。
久しぶりに一緒に帰ろうぜ、雪火」
俺は、放課後に雪火の近寄ると一緒に帰る事を提案した。
「あっ、ごめん、充。
今日は、カズ兄と一緒に帰らないといけないんだよ。
ほら、カズ兄が久しぶりに俺の親父や母親に会いたいって言うんだよな」
雪火は、すまなそうに謝って先生と帰る事を伝えた。
「で、でも昼休みも先生に学校を案内していたじゃん。
いくら何でもそこまでしなくても良いんじゃないか?」
俺は、雪火と帰りたくて雪火にそこまでする必要がない事を伝えた。
「でもカズ兄は、まだこっちに不慣れなんだよ。
やっぱり面倒を見てあげないとね。
それにほっとけないんだよな。
あっ、もしかして充は、俺に嫉妬とかしていてくれるのか?」
雪火は、俺が雪火に嫉妬しているのが嬉しくてニコニコしながら俺の顔を覗き込んだ。
「なっ!?
俺が嫉妬するわけがないだろう!
いくら何でも自意識過剰なんだよ!
じゃあ、勝手しろ、じゃあな!」
俺は、雪火に嫉妬してる事を指摘されると顔を真っ赤にして否定した。
俺は、雪火に嫉妬をしてる事を言い当てられるとそれに怒って雪火の返事を聞かずに教室を出て行った。
まったく俺の気持ちも知らないでよ……
雪火の馬鹿やろう……
それからとしばらく同じような事が続いた。
久しぶりに雪火と日曜日に遊ぶ事になった。
でもまさかあんな事になるとは思ってもいなかった。
「雪火の奴、自分から遊ぶのを誘ったのに遅刻とはどう言う事だよ……」
俺は、愚痴を言いながら久しぶりに雪火とデートができると思うと胸がドキドキしながら雪火を待った。
「ごめん、充、お待たせたな。
少し出掛ける準備に手間取ったよ」
後ろから誰かに話し掛けられた。
「遅いぞ、雪火。
まったくいつまで待たせるつもり……なんだよ……?」
俺は、後ろを振り向くと雪火と一緒にいる人物を見て信じられないようにその人物を目を開けたり瞑ったりしながら見つめた。
「って先生!?
何で先生がココにいるんだよ!」
俺は、驚いて右手の人差し指を先生に向けて先生を指差した。
「そんな言い方をしたらカズ兄に失礼だろう。
ほら、カズ兄は、ここの町に引っ越してきてたばかりだろ。
昔この町に住んでいたと言ってもかなり町の中が変わっているからな。
解らないところが沢山あると思ってね。
案内することになったんだよ。
俺一人だけよりも充と二人の方が案内しやすいって思ってな。
別にそれでも構わないよな。
それとも何か用事でも合ったのか?」
雪火は、先生を町を案内する事を伝えると何か用事があるのか質問をした。
「そりゃ……構わないよ……」
俺は、雪火の頼み事を断る事ができないでしぶしぶ了承した。
「せっかくの日曜日に町を案内させてこめんね」
先生は、すまなそうに謝りながら話した。
「別に良いけれどもよ……」
俺は、しぶしぶ返事をすると俺と雪火の二人で先生を街中を案内した。
雪火は、先生の質問に嬉しそうに雪火は答えていた。
全くなんだよ……
そんなに嬉しそうにする事がないじゃないかよ……
そんなに先生と一緒に居るのが嬉しいなら俺とじゃなく先生と付き合えばいいじゃんかよ……
今日は、久しぶりの雪火と2人だけのデートだと思って楽しみにしてのによ……
そう考えたら少し泣きたくなった……
ハンバーガーショップで昼ご飯をした先生が雪火と俺にハンバーガーを奢ってくれた。
気分が最悪でハンバーガーの味が全然解らなかった……
それから俺と雪火は、午後からも先生を街中を案内してた。
俺は、たまに先生に反抗してそれを雪火に呆れられた。
今日は、そんな最悪一日で終わった。
俺は、まったく何をしてるんだろうな……
久しぶりに雪火と遊んだのに先生の所為で気分が最悪だった。
そして先生が悪くは、ないと解っていても逆恨みをした。
それからしばらく憂鬱な日々が続いた。
その日は、学校の委員会で帰りが遅くなった。
教室で帰宅準備をしていた。
そしたら一葵先生が教室に入ってきた。
「まだ残っていたんだね。
確か今日は、委員会の集まりだったよね。
委員会は、大変みたいだね」
先生は、俺に近づいて優しく話し掛けた。
「別に大変でないです。
決められた仕事をやるだけですからね。
ところで今日は、雪火と一緒ではないんですね」
俺は、不機嫌そうに遠回しに皮肉を伝えた。
そしたら先生は、俺の態度が可笑しそうに口元を押さえてクスクスと笑った。
「なっ!?
何がそんなに可笑しいんですか!?」
俺は、先生がいきなり笑い始めたのを見て先生が俺を馬鹿にしたと思い不機嫌そうに先生を見つめた。
「いや〜〜ごめんね、充君。
充の嫉妬があまりにも可愛かったものだからね」
先生は、クスクスと笑いながら俺に謝った。
「そんなの別に良いだろう!?」
俺は、先生に馬鹿にされたと思い不機嫌そうに横を向いた。
でも今までに我慢をしていた気持ちが爆発して涙があふれてきて下を俯いた。
先生に自分の気持ちをぶつけるように話した。
「お願いだよ、先生……
俺から雪火を取らないでよ……
俺は、雪火がいないと駄目なんだよ……」
俺は、水道の蛇口が壊れたのように涙を流してわんわん泣いた。
「それは、大丈夫だよ。
雪火を取らないから安心をして良いよ」
先生は、俺を慰めるように俺の頭を優しく撫でてくれた。
「本当に雪火を取らないでくれるの……?」
俺は、涙を流して先生を上目遣いで見つめた。
「うん、雪火を取らないよ。
それに俺は、他に好きな人がいるからね」
先生は、優しく微笑みながら他に好きな人がいる事を伝えた。
「先生の好きな人って誰なのですか?」
俺は、両手で涙を拭きながら先生を見つめた。
「それは、充だよ。
初めて会った時から可愛い子だなって思っていたんだよ。
雪火に充の事を色々聞かされていてね。
気がつたら充の虜になっていたんだよ」
先生は、愛おしそうに俺を見つめた。
「えっ、えっ、先生の好きな人って俺ですか!?」
先生の告白を聞いて慌てて顔を真っ赤にした。
「試しに俺と付き合ってみないかな……?」
先生は、俺の顎を左手の人指し指で持ち上げて俺にキスをする勢いで俺の口に近づけてきた。
俺は、慌ててるといきなり教室の扉が開いて雪火が入ってきた。
「ちょっと待て、カズ兄〜〜〜!?」
雪火は、俺と先生の間に両手を広げて立った。
「えっ、雪火!?」
俺は、突然の出来事に驚いて戸惑いながら雪火を見つめた。
「充は俺の物だぞ!
いくらカズ兄にだって充は、渡さないからな!」
雪火は、睨むように先生を見つめた。
「もう少しだったのにもうお邪魔虫が入ったみたいだね……」
先生は、残念そうに苦笑いを浮かべた。
「まったく油断も隙もないよ。
カズ兄の好みくらい知っていたからな。
充に手を出させないようにをする為に日々監視をしていたんだよ。
それなのに目を放した隙にこれだもんな。
まったくカズ兄から目を離せないよ……」
雪火は、じと〜と先生を睨むように見つめた。
「そう簡単に雪火の目を盗む事ができないみたいだね。
でも雪火に愛想を尽かして俺に乗り換えるのならばいくらでも歓迎するよ」
先生は、いつでも自分が恋人になっても良い事を伝えると教室を出て行った。
先生の告白を聞いて信じられないように先生が出て行った扉を見つめていた。
雪火が怒ったように俺に近づいてきた。
「充、お前は、隙がありすぎるんだよ!
もう少しでカズ兄に食べられる所だったんだぞ。
その事を解っているのか!」
雪火は、怒ったような表情で俺に近寄り俺が警戒がなさすぎな事を伝えた。
「ご、ごめん、雪火……」
俺は、あまりにも雪火の怒った迫力に戸惑い雪火に素直に謝った。
「これは、お仕置きが必要だな」
雪火は、怒ったように俺に近寄った。
「えっ、ちょ、ちょっと待てよ、雪火!?」
俺は、慌てて後ろに下がった。
雪火は、俺の手首を掴んで俺の口にキスをした。
「んっ…………み……つる……うっ…………んっ……んんっ…………」
雪火は、俺を求めるようにキスをした。
「んんっ……せっ……か……んんっ…………うっ……んんっ……んんっ……」
俺は、雪火にキスをされて少しだけ苦しそうにした。
「うっ………んんっ…………み……つる……んんっ……うっ………んんんっ………」
雪火は、俺を求めるようにさらに激しくキスをした。
「やっ…………んんんっ………せ……っか…………うっ……んんんっ………んんっ……」
俺は、雪火にあまりにも激しくキスをされたから苦しくなり雪火の体を押してキスを止めさせようとした。
「んんっ…………みぃ……つる…………うっ……んんっ…………んんんっ………」
雪火は、俺が逃げられないように俺を強く抱き締めて俺を求めるさらに激しくキスをした。
「んんんっ………せっ……か……んんんっ………もう……らめ……うっ……んんんっ………んんっ〜〜!?」
俺は、雪火に激しくキスをされると体力の限界がきて体を震わせて雪火の方に倒れ込んだ。
「は〜〜は〜〜……雪火、激し過ぎだぞ……
今から帰らないと行けないのに腰がガクガクして動けないだろ」
俺は、恨めしそうに雪火を睨んだ。
「充が注意不足なのが悪いから自業自得だろ。
足が動けなくなるほど感じたって事なのかな?」
雪火は、意地悪ぽくニヤニヤしながら俺の顔を覗き込んだ。
「そんなの知るかよ!」
俺は、雪火に本当の事を言い当てられると顔を真っ赤にして不機嫌そうに雪火を睨んだ。
「でも今度同じような事が起きたらこんな事じゃ済まないと思えよ」
雪火は、自分の口元を右手の人差し指で触り色っぽく微笑んだ。
俺は、そんな雪火を見て雪火に一生敵わないだろうなと思った。
〜つづく〜