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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: イナズマ!ブレイク組 ( No.1 )
- 日時: 2018/12/19 02:13
- 名前: らむね (ID: EmbmWiOV)
まずは円→鬼(←)豪
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「オレ、鬼道が好きかもしんない」
円堂から相談があるからと言われて鬼道には先に部室に向かうように伝えてから残った教室で言われた。
真面目な顔で円堂に見つめられた。
「いいんじゃないか。付き合ってみれば」
なんの疑問も抱かなかった。当然の如く、告白してみたらどうかと提案してみた。円堂は表情を明るくした。
「応援してくれるのか!」
「ああ」
「ありがと!豪炎寺!」
組んでいた腕を引かれて右手を両手で挟むように掴まれ拝むように感謝された。笑顔の円堂に俺も笑顔で返した。
めでたく二人は付き合うことになったと円堂からメールが届いた。
翌日、三人で話しているとたまに俺の知らない話が飛び交った。前もそんなことはよくあったが、俺が知らないことが当然のことを円堂は無自覚で鬼道と話していて、話は盛り上がり二人は楽しそうで・・・なんだかモヤッとした。
休憩中グラウンドでは円堂と鬼道が二人で話しているのを遠くから見て「仲良いっスね」なんて壁山が言ってるのを聞くと二人が付き合ってることを意識してしまう。
鬼道は円堂と話す時は柔らかい表情をする。俺と話す時もそうだ・・・最近ならいつ二人で話しただろう。
首を横に振ってモヤモヤとした心を晴らす為に水場へ向かった。
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