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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: イナズマイレブンで自己満小説! ( No.28 )
- 日時: 2019/06/21 00:54
- 名前: らむね (ID: tuakPBCn)
(ロシア旅立ち前日、雷雷軒にて)
ガラッ
響木「これは珍しい客だなあ」
久遠「こんにちは。ラーメン1ついいですか」
響木「あいよ。・・・で?何か用があって来たんじゃないのか?」
久遠「雷門イレブンは素晴らしい個性の集まりでしたね、それをFF優勝に導いた貴方は」
響木「もっと短く纏めてくれねえか、爺は眠くなっちまうんでな」
(ニッと歯を見せて笑う響木が出来上がったラーメンを久遠の目前に置けば、久遠は一口食べる)
久遠「イナズマジャパンは世界へ向けて明日、日本を発ちます」
響木「そうか」
久遠「・・・私と鬼道はロシアへは行かず、日本に残りイナズマジャパンへの追加補充メンバーを選出することに致しました」
響木「何?・・・鬼道が決めたことなのか?」
久遠「・・・はい。今のイナズマジャパンには鬼道の代わりを野坂と一星という選手が務められるから、自分は自分の出来ることを、と」
響木「・・・何故それを俺に話に来た」
久遠「影山の動きが知れない今、私が鬼道にしてやれることを考えたまでです」
響木「フッ・・・何処までも守り固めだなあ」
久遠「?仰っている意味が分かりませんが」
響木「そうだなあ・・・いくら優秀で観察眼が鋭くても鬼道はまだ中学生だ、好きなサッカーが仲間と共に出来るのも今しかないかもしれん。贔屓しろとは言わん、だが彼も1人の選手だということを忘れるな」
久遠「はい」
久遠「ご馳走様でした」
響木「久遠!1つ忠告しておく」
久遠「・・・?」
響木「子供相手に色目使うんじゃねえぞ」
久遠「・・・私は大人ですよ、理性はなかなか切れる方ではないと思っています。では、また」
ガラッ
響木「全く、また厄介な奴が増えたなあ・・・」
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