BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.6 )
日時: 2020/08/30 09:15
名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)

「っと…洗濯はこれで終わり?」
「うん、ありがとう」
「どういたしまして」

華扇はクスリと笑って言葉を返す。
その笑顔につられて霊夢も笑った。

「…」
「ん?どうしたの?」

霊夢はじーっと華扇の方を見つめる。

「…前々から分かってたけど…背が高いのねぇ…」
「…そうなの?」
「こっちが小さくなるとなおさらそう感じる」
「ふーん」

華扇は上やら下やらちらちらと見た。
「そうなのかなぁ…」と呟いて。
きっと身長を確認しているのだろう。

「年の離れたお姉ちゃんみたい」
「…え?」
「?そのままだけど」
「……」

急に華扇は顔を真っ赤にした。

「わわわ?!だ…大丈夫?!」
「大丈夫…だと思う」

と、霊夢は自分が言った言葉を改めて振り返る。

「ぁ…」

霊夢まで顔が真っ赤になる。

(あ"〜馬鹿!私の馬鹿!なんであんなこと言っちゃうの!)

華扇は霊夢の方をちらりと見る。
やはり顔が真っ赤なのを見て、気になってしまう。

「…よっと」
「?!」

華扇は霊夢をひょいっと持ち上げひざの上にのせた。

「え?!ちょ…何?!」
「一回こういうのやってみたかったのよね〜♪」
「はい?!」

華扇は霊夢の頭を撫でると、

「…お姉ちゃん…か…悪くないかもね…」

と呟いた。

「…アンタ頭撫でるの好きねぇ…」
「いいじゃない、いつもやらせてくれないんだし」