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BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- Re: 推しカプ小説溜め場 ( No.1 )
- 日時: 2022/05/07 04:20
- 名前: ほしうらら (ID: f7aWX8AY)
「ここら辺で休憩しましょうか」
「疲れた…」
巫女はぐったりとした様子でそう呟いた。
それを見て仙人は問題視してみたり、微笑ましく思ったりした。
「お疲れ様」
「華扇、あんたねぇ容赦なしにも程があるでしょ?」
「…割と楽なほうだったんですけどね」
「嘘?!」
巫女…博麗霊夢は仙人…茨木華扇に修行を付けてもらっていた(半強制)
華扇は霊夢を思ってのつもりだが修行嫌いの霊夢にはしんどいものがある。
「私頑張った、ご褒美頂戴」
「うーん…まぁ良いでしょう、これが続けられる道になるなら」
気持ち的にも良いのかもね、と独り言を呟いた。
「さて、何がいい?」
「少しだけ華扇を自由にできる」
「…はい?」
華扇は目を点にさせた。
(言葉的にも)なにそれ、意味わからんって感じである。
「ほら、こっち来て」
「え、えぇ…?」
困惑しながらも華扇は霊夢へ近づいた。
するとぽふん、と何かが当たったのを感じた。
「なんだ、こんなことでいいの?」
「ん」
「これくらいならお易い御用です」
そう、霊夢は華扇へ抱きついているのだ。
霊夢にとっても華扇にとってもこんなスキンシップは嬉しい気持ちになる行為だった。
「…華扇」
「ん?」
霊夢は甘い声を発した。
華扇はきょとんとしながら彼女を見た。
「好き」
「嫌いだったらこんなことしないもんね」
「…そうじゃなくて」
霊夢は腕を腰の方に回しもう片方の手で、華扇の背筋をなぞった。
「な、れ、霊夢?!」
「…自由に出来るんだからこんなこともしていいよね」
今回は軽いもので済んだが、この先スキンシップがヒートアップすることを仙人はまだ知らなかったのだった。
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