BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

tgbt (tugkっぽい) / 悩み ( No.41 )
日時: 2023/09/19 18:25
名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)

〜登場人物〜
fsm・knmc・kzh

〜注意事項〜
・伏せ字あり(ローマ字) (メモで書いてから、こちらにペーストしてます。伏せ字が抜けてるのは自分自身がまた小説を周回した時に気づいたら修正致します。ご了承ください。)
・「」会話
・口調あっていない可能性あります。すいません。
⚫︎今回gktuより、tugkの方に似ています。地雷の方は今回、気をつけてください。



気分転換に僕はあまり行かないカフェに行っている。んで、久しぶりにデザート系食べてる。

もちろんいちご味だけど。

え?女子かよって?

苺味が好きなだけで女子とか言われるの意味わかんないんですけど………それってぇッ、男性蔑視ですよねぇ“!?

んま、そんなことは置いとく。そして僕には悩みがある。それは、

「………gっくん、疲れてるだろあれは……」

最近gっくんの目の下に真っ黒なクマが出来ている。



「クマ凄いよ?休みなよ……」

過去にそう言った。だが、

「えぇ?全然大丈夫っスよぉ〜!!何言ってんスかぁ〜ww」

全く大丈夫だと意地を張っているのかはわからないが、笑顔とは言い切れない顔でそう言ってきた。

別に僕はgっくん本人じゃないし、本人がいいと言っていたからその時はそっか、と肯定した。



「滅茶苦茶心配してるっていうのに、……」

だが明らかに寝不足だ。大学生だし、……レポートか何かで寝不足なのだろうか。

それか僕の伝え方がよくないのか?……いやでも他にいい伝え方は思いつかない。

「………どうしよ、……」

「……っあ、mcさんじゃーん!!!何やってんスか?」

「……は?kzh……、?!」

「なんかため息ついてたし、なんかあったんかなぁ〜って気分で話しかけてみた。」

「っあー、……ね。」
「気にしないでいいことだからいいよww」
「……あれ、kzhいつもkneくんといるのに。そっちこそなんかあった?」

わざわざこんなプライベートのことを相談する必要ない、そう思ったから話を逸らした。

「見事な饒舌。まるで手本だなw」

「………………はぁ……?w」

「んで、俺は別に何もないけど。帰ってくるまで適当にぶらぶら散歩してよっかなぁ〜って感じ。」
「ってか俺のことはどーでもいいんだよw mcさんがどうした、って話。」
「話逸らそうたって無駄だぜェ……?」
「なぁ、ここ座っていい?」

怒涛の返答が、………

「あ、いいよ。」
「んで、………話さなきゃダメなのかよ、……」

「もちろんだろw ってかそう言ったら悩みあるってことじゃん。」
「わかってて話聞かないのは流石の俺もねぇよ。」

なんか、kzhらしいな。

「……そっか、w」
「実は、さ……最近gっくんが寝れてない気がしてさ。クマが異常なほどあって。」

「………へぇ、……あのgッさんが………」

「だから、僕もgっくんに言ったわけ。クマ凄いから休みな、って。」
「けど、全然大丈夫だ、って………本人がいいって言ってるから何も僕も言えなくて。」
「年齢とか、そういう的に言える立場じゃないし。」
「でもこのままだとgっくんが、本格的にヤバいと思って………」

「………なーるほどねぇ……」
「gッさんはそん時さ、どんな顔してた?」

「顔?…………どことなくぎこちない笑顔、だったかも。」

「それの顔がヒントじゃねぇの?」
「例えばー……何も思いつかねぇけど。」

「思いつかねぇのかよ。ふざけんな。」

「www」

「………でも、あとは恋人自身が考えるべきだと思うんだけどなァ〜w」

「……うん、わかった。ありがと!!んじゃこれお金だから払っといてぇ〜!!」

「え、は?!ちょっと待てよ!!!」

そそくさと僕はカフェを出た。確かに、誰かに全てを任せるわけにはいかない。これは僕とgっくんの問題だし、一対一で話し合うべきだ。

「kzhありがとなぁ〜!」

「え、えぇ………w マジかよ………w (困惑)」
「高校生にお金払わせるわけにはいかないんだよなぁッ………w」



「ただいま〜」

gっくんは大学から帰ってきた。

相変わらずクマは治っていない。むしろ前よりもっと酷くなってる気がする。

「あ、おかえり〜」
「gっくん帰ってきたばっかりなんだけどさ、こっち来てくれない?」

「んぇ?いいっスけど………」



「なんかあったんスか、?」

「……あのさ、gっくんベット入って。」

「はぇ?なんで?」

「………お前、クマがすげぇんだよ。」

「えぇ、?w 前も言ったけど大丈夫っスy((「大丈夫じゃないと思うから僕はこう言ってんだよ。」

強めに言わないとわからないのか、?

あまり強く言いたくはなかったが、あまりにもわかってくれない。

だから少し威圧感を出してしまった。

「…………っ、……」

「gっくんの体調が心配なの。お願い、休んで。」

「………いや、ぁッ……む、り………っス……」

……怖がらせてしまった。

そしてどうやら、gっくんにはgっくんなりの理由があるらしかった。反応を見て。

僕だけの意見を押し付けるわけにもいかないから、話を聞くことにした。

「……ごめん。gっくんの話聞かないで怒っちゃって。」
「……なんで嫌なのか、教えて?ちょっとだけでもいい。だから聞かせて?」

「………実は最近、嫌な夢とか、見すぎてて、寝るの、がさ。」
「怖く、っなっちゃ、ッ、て、っ………」

「……………うんうん、……そ、っか……」

「んで、ッ………寝れなく、なっちゃ、ッて、っ………」
「ベット、も、入る自体、怖い、の。」

「……そっか。ごめんね、無理矢理ベット入れようとしちゃって。」
「あと、言ってくれてありがと。」

「………とーや、さんしか、話してない。」

「僕だけ?」

「……うん。信用してるから。」

「……っはははw そうなんだ。ありがとう、ニコッ」

「…………多分、不眠症、なんだと思う。」
「落ち着くものが、なんも、ないから……多分、寝れてない。」
「今まで、黙ってて、ごめん。」

「……いいんだよ。今は謝罪なんか聞きたくないよ、僕。」

「……………」

「僕にできることがあったら言って。」

「……なんでも、いいんスか……?」

「うん、いいよ。」

「……寝る時、ハグしながら寝たい、っス……」

「………わかった。いいよ。はい。」

僕はふんわりとgっくんを抱きしめた。今は恥ずかしさなんかよりgっくんが心配だったから平気とできた。

「………とーやさん、あったかい………」

「……落ち着く、?」

「うん、滅茶苦茶落ち着く、……」

「………おやすみ。絶対離れないから安心して眠りな、…?」

「………」

「……もう寝たのか、早いな…」
「……おやすみ。」

そう言って僕はおでこにキスをした。

僕も眠かったから抱きしめながらついでに一緒に寝た。どうせ明日も休みだから。



…………ぅ…眠いけど、アラーム鳴ったし……起きなきゃ……

「………ねむっ……」

「…………とー、や……さ…ん……?」

「あ、gっくん。おはよ。ぐっすり寝れたじゃん!!偉い………、!」

褒め称えた後に僕はgっくんの頭をくしゃくしゃと撫でまわした。

「っうわぁッ……髪ボサボサになっちゃうんスけどぉ……っ……ww」

「いいじゃんw いつも寝癖で朝はボサボサなんだからw」

「えぇっ!?そうなんスか!?え、いつも……?」

「うん、いつも。直してからいけばいいのに……」

「なんでいつも言わないんスかぁ〜!恥ずかしいんスけど!?w」
「寝癖立ってるままオレ、人と話してることになるんスけど!?w」

「時間が経つと大抵家にいる時に直ってるんだよw 運いいねw」

「そういう問題じゃないっスよぉ……w」

「んははっ⤴︎ww………でも、ほんとに寝れてよかったじゃん。毎日来るね、僕。」

「えぇ!?そ、そんな……悪い、っスよ……」

「僕が来たいの。ダメ、?」

「…………わかりましたぁ……親には連絡しといてっスよ?」

「は〜い、ニコニコ」

gっくんと近くにいれるし、gっくんも僕がいることで寝やすくなってる。

ってことは一石二鳥じゃん!!!と、いいように考えた僕であった。

〜end〜