BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
- 雨に打たれて / tgbt【gktu】少しR…かもしれない。 ( No.50 )
- 日時: 2023/11/12 11:10
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
〜登場人物〜
・剣持刀也
・伏見ガク
〜注意事項 等〜
・cp:tgbt
↪︎ gktuなので地雷の方はお気をつけください
・2人は付き合ってます
・伏字などに関しては1番上のスレを閲覧推奨です
・「」:会話文
『』:音声、?
【】:LINEなどの文面
•少しR気味です。(Dキス表現が多少なほどあるため&押し倒し表現あり)
⚫︎これらが大丈夫、御本人様には関係のないこと などを把握している方のみどうぞ
〜
knmc said
やっと部活が終わった。僕は電車に乗り、降りて徒歩で帰らなくてはいけない。
家で待っているだろうがっくんを楽しみにしながら僕は電車へ踏み入れた。
、
……ちょっと待った、乗る前まで雨なんか一粒も降ってなかったよな。今土砂降りなんだが。
僕傘持ってきてないけど、大丈夫そうかこれ。
いやだいじょばないな。
『次は〇〇、〇〇です。お出口は右側です。』
「(あ、やば降りなきゃ。)」
丁度降りる駅になったからこの土砂降りの中をどうしようか。悩んだ結果結局全力で走るという答えが僕の中では出てきた。
そして電車を降りた。
、
そして本当にこの雨の中を走っている。すれ違う人たちに「あの人何で傘ささないで走ってんだ?」なんて目で見られている。
やめろ、僕にも僕の事情があんだよ。その目をやめてくれ。
なんて思っていると僕の学校の鞄の中からピコンッ、と音が鳴った。
「(……がっくんだな、これ。)」
ただ、今ここで止まったらただ単に傘をささずに立ち、スマホを使っている人になってしまう。きっともっと冷たい目で見られるだろう、それはごめんだ。
とりあえず未読スルーをし、家へ向かった。
fsm said
おぉ……!?雨凄くないかこれぇッ!?刀也さん傘持ってったか……??
「……いや、持っていってないな。傘立てに刀也さんの傘あるし。」
「一旦刀也さんに迎え必要か聞いとくか……」
【刀也さん!今雨ヤバいけど迎えとか大丈夫そうか…?】
……既読つかないな、いつもなら直ぐつくはずなんだけど。
「……ゔぁぁぁ、心配だな……やべ、刀也さんの嫌いそうな杞憂民になりそ。」
なんて独り言を漏らしながら、愛する刀也さんを待っていた。
〜
No said
ガチャ、と扉の開く音が鳴った
「っ、はぁ、……た、だいま。がっくん……」
「!刀也さん、おかえr、………って…はぇ……?!」
「ごめん、こんなビチョ濡れで。雨が急に降るもんだから走って帰ってきました。」
「…マジかよ………」
「(……おい、めっちゃ服透けてんだが!?エ、ッろ………)」
「……とりあえずタオルとかくれません?流石に寒いし、濡れたままじゃ気持ち悪いんで。」
「……っぁあ、はい!!……ど、どーぞ!!」
「何をそんなに動揺してんだか。まぁ有難うございます。」
「………っふぅ、やっとこの雨粒の垂れてくるウザさから解放されましたよ。この服が張り付いてくる気持ち悪さは取れてねぇけど。」
「……刀也さん、貴方は危機感というものを持て。」
「は?急に何言ってんですか、常日頃持ってますよ。」
「持ってたら、自分が今どういう状況でオレを困らせてるのか分かるよな?」
「………流石に分からなかったです。別に困らせるようなことしてないと僕は思ってますし。」
knmc said
「ん“んん……っぁあっっもゔ!!こういうことっスよ!!」
ドサッ、とがっくんは僕を床へ押し倒した。
「…………は?」
「…刀也さん、今服透けてるんスよ。そんな如何わしい見た目で…彼氏が欲情しないとでも?」
「よくっ……!?…うぅん、いや透けてるのは知らなかったんですって、別にがっくんの気を立たせるためにこうしたはずでも無いし。」
「刀也さんが気付いてなかろうが、こうしたはずにしたろうが何でも良いんスよぉ………この状況で今から何をしようとしてるのか、刀也さんは察しつくだろ…?」
「……まぁ、つかないって言ったら嘘にはなりますね。」
「……イヒヒ、何も拒まないってことは良いってことだよな。」
「いや別にそういうことじゃなっ、がく、ちょっとまっ、んむっ」
僕の言うことに耳は傾けず、いきなりキスをし、口の中に舌をねじ込んでくる。
気持ちいい、そう思ってしまう僕に僕自身が驚いてる。
だが流石に息が持たない、だから抵抗したかった。けれども相手は大学生。その大学生に押し倒されているため、力では勝てなかった。
「っん”ー、っ…!!」
「っふぅ、……刀也さん、相変わらず息継ぎ下手っスねぇ…?w」
「っは、ッ……いき、なり…何を……、息は仕方ねぇだろ……」
「イッヒヒw 刀也さんがそんな姿でいるのが悪いんスよ。んじゃ…この後もよろしくな。」
そう言い、また僕の口にがっくんの口が触れた
〜end〜