BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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BL小説【獣王の花嫁】更新!
日時: 2014/05/24 12:34
名前: 黒猫ミシェル (ID: jP/CIWxs)

クリックありがとうございます!
黒猫ミシェルと言う、馬鹿な愚か者です。

ここでちょっと注意書きです_φ(‾ー‾ )

・黒猫ミシェル嫌い
・BL嫌い
・荒らし、チェンメしよ!!

と言う方は、申し訳ないですが、Uターンして下さい。

【MAIN】

☆オリキャラ用紙☆
>>5

☆第一アンケート☆
>>21

☆第二アンケート☆
>>304

☆長編決定アンケート☆実施中
>>381

☆人気キャラ用紙☆
>>217

☆人気キャラ結果☆
>>256

★小説★【ここ、本当に少年院ですか!?】

登場人物紹介(>>187

>>1>>2>>11>>12>>15>>18>>22>>23>>34>>35>>41>>49>>55>>61>>67>>71>>72
>>79>>80>>88>>91>>92>>93>>98>>101>>110>>118>>123>>134>>143>>148>>153
>>156>>164>>170>>178>>186>>190>>191>>195>>157>>201【凍結中】

★番外編★

*肝試し&怖い話《朱鳥・優人・宮都・藍那・冬夢・星香・景都・真湖》
>>231>>234>>239>>273>>274>>275>>281>>291>>300>>301>>302>>303>>311【完結】
*コスプレ&嫉妬《星香・景都(その他諸々)》
>>246>>255>>257>>258>>259>>262>>263>>267>>268>>314>>315>>318>>319>>329>>334>>341【完結】

★小説★【腹黒親衛隊隊長の受難】NEW

登場人物紹介(>>345

>>348>>349>>350>>351>>352【凍結中】

★小説★【短編】

・俺と親父(不良×義父)>>353
・私と親友(親友×親友)>>356
・ストーカーがウザい(ストーカー×医師)>>358
・消えんなよ(幽霊×霊感持ち)>>361
・僕に関わら無いで下さい(不良×最強平凡)>>364
・俺様の親衛隊隊長(会長×天然隊長)>>365
・バレンタインデー?チョコ美味しいですよね(浮気イケメン×無表情美人)>>368
・え?僕ホモじゃないですよ(イケメン×可愛い)>>375
・人間の血など誰が飲むか(吸血鬼×吸血鬼)>>376
・貴方の側にいつまでも(主人×側使え)>>377
・嫉妬(若干ファンタジー)>>380
・魔王覚悟しろ!…うぁ、ああーん!……え?(ファンタジー)>>384
・Killer(元暗殺者×暗殺者)>>387
・Halloween(兄×弟)>>390
・俺の専属カイロにならないか?(寒がり×体温高い)>>393
・不純同性行為しか認めません!(親父×息子)>>396
・とある腐男子君が見た!(観察)>>398
・泡になった王子様(兎×王子)>>401
・蛇の様な男(後輩×先輩)>>402
・仕事を頂戴(王様×暗殺者)>>403
・間に合わなかった(風紀委員長×不良)>>404
・ヤンデレ彼氏と溺愛平凡(ヤンデレ×平凡)>>410
・ヤンデレストーカーとビビリ(ヤンデレ×ビビリ)>>411
・ヤンデレ執事と主人(ヤンデレ×ショタ)>>412
・絶対の関係?(主人×執事)>>413
・浮気の理由(複数×複数)>>414

★小説★【シリーズ】

☆もしも○○が男だったら!!
注意:昔話とかその辺の話をいじくります。
苦手というかそう言うのが嫌いな方は、ご遠慮下さい(-。-;

・もしもかぐや姫が男だったら(五人の貴公子×香久夜)>>371>>372>>373>>374

☆○○男子の素晴らしさ!!
注意:微エロがあります。
苦手な方は、ご遠慮ください(;^ω^)

・部活男子の素晴らしさ(幼馴染s×少年9)>>406>>407>>408>>

☆ヤンデレへの対応は人それぞれ

Re: BL/GL小説集 ( No.370 )
日時: 2013/09/09 15:05
名前: 黒猫ミシェル (ID: xPOeXMj5)

冠座士様☆

同じく冠座士様のファンなミシェルです(●^o^●)
無表情と浮気彼氏のcpは結構好きな私ですw
ミシェル的には発狂しちゃえば良いと思いますのよね
本当です!
私が親友と付き合う…レズになりますね(‾▽‾;)
ありがとうございます!!
頑張りますね(*´ω`*)

Re: BL/GL小説集 ( No.371 )
日時: 2013/09/15 19:59
名前: 黒猫ミシェル (ID: IcK/upD1)

【もしも○○が男だったらシリーズ】

お題:もしもかぐや姫が男だったら

1.あらすじ的な

今は昔、竹取の翁と言ふものありけり。
野山にまじりて竹を取りつつ、よろずの事に使ひけり。
名をば、さぬきの造となむいひける。
その竹の中に、もと光るたけなむ一筋ありける。
あやしがりて寄りてみるに、筒の中光たり。
それを見れば、三寸ばかりなる人、雄々しくゐたり。←

この子供は香久夜と名付けられ、大層可愛がられた。
そのおかげかすくすくと成長し、誰もが目を見張る美しい青年へとなっていった。
ただその美しい外見とは裏腹に、この香久夜の性格は男前にへと成長した。

香久夜心の五箇条は

1.翁とその婆は何事よりも優先すべし
2.女子供には優しくするべし
3.背の高い男は敵と見なせ
4.頭の可笑しいヤツに情けはかける事なかれ
5.自分を女として見るヤツに価値なし

である。

そんな香久夜の元へと、都から噂を聞き付けた五人の貴公子が訪れる。
五人の貴公子達の運命やいかに…。

Re: BL/GL小説集 ( No.372 )
日時: 2013/09/15 19:51
名前: 黒猫ミシェル (ID: IcK/upD1)

【もしも○○が男だったらシリーズ】

お題:もしもかぐや姫が男だったら

2.伊志津久利の求婚

「ああ美しい香久夜、どうか私と結婚してはくれませんか?」

「嫌に決まってんだろ。死ね」

額に手を当て、眉間にシワを寄せる香久夜の美しい事美しい事。
伊志津久利は、暫くその表情に魅入りました。

「俺は男だ。他にもお前を含め五人も求婚しに来やがった」

「ご、五人も…ですか」

「そうだ。ウザ過ぎてそろそろキレそうだぜ俺は」

言ってる事はかなり酷いのだが、伊志は気にもとめなかった。
というか、香久夜の言っている事は全て綺麗な言葉に変換されていた。
自分の中の香久夜のイメージを壊さ無い為に。
何とも自分勝手な貴公子である。

「香久夜、その様な顔をなさらないで」

「お前がさせてると言う事実に気付けこの阿呆」

「香久夜…」

香久夜は呆れた視線を、津久利は憧憬の視線をお互いに向け合う。
伊志がその整った唇へと無意識に顔を寄せた時、パンッと音が響いた。
鳴らしたのは言わずもがな、香久夜である。

「そうだ、俺の願いを叶えてくれたらその求婚…考えてやっても良いぞ」

「願いですか?香久夜の願いなら何なりと!!」

「俺の前から今すぐ失せろ」

「それでなんなのですか、香久夜の願いは?」

「……お前、俺の話聞けよ」

ハァ…と香久夜は溜息を吐いた。
頭痛が酷くなってきた頭を軽く揉みほぐす。
その動作にさえ津久利は見惚れていた。

「仏の尊い鉢ってのがあるそうだから、それ探して持ってこいよ」

「仏の尊い鉢…ですか」

「ああ。持ってこれたら求婚してやるよ」

ニヤリと笑う香久夜。
しかし津久利にはこう見えた。

《津久利フィルター》

「ええ。それを持ってきて下さったら、求婚をお受け致しますわ」

悲しげに長い睫毛をふせる香久夜。
ああ、きっとこんな難題を吹っかけるのは何か訳があるに違いない!!

「探して来て…下さる?」

ウル…
ウルウル……

「っもちろんです!!この伊志津久利、命をかけて探して参ります!!」

「ありがとうですわ」

香久夜は柔らかく微笑んだ。

《津久利フィルター終了》

「何年かかるか分かりませんが、待っていて下さい!!」

「あ、あぁ…」

ガシリと掴まれた手にギラリと光る眼光に、香久夜は身を引く。
それでは、と伊志津久利は颯爽と去って行った。

月日がたち。
都では、伊志津久利が神隠しに合ったのだと噂された。
そんな噂知る由も無い香久夜は、翁の肩を優しく揉んでいるのであった。

Re: BL/GL小説集 ( No.373 )
日時: 2013/09/15 23:29
名前: 黒猫ミシェル (ID: IcK/upD1)

【もしも○○が男だったらシリーズ】

お題:もしもかぐや姫が男だったら

3.句羅勿の求婚

「香久夜、俺が絶対幸せにしてみせる!!」

「………は?」

ポカンとした香久夜の前に、何やら熱弁を奮う男が一人。

俺と君はああなんだ、こうなんだ!!
運命と言う赤い糸は俺たちの小指に結んであるんだ!!

べラべラベラベラベラベラベラベラ…
その少し厚めの唇は、一向に閉じる様子がない。
香久夜は思った。

あ、頭の可笑しいヤツがいる、と。

「お前」

「お前何て他人行儀な呼び方は辞めるんだ!!あなたと呼ぶんだ香久夜!!」

「五月蝿い黙れ馬鹿が」

ピキンと固まる羅勿。
わなわなと身体を震わせて、信じられないと香久夜を見やる。

「これ以上戯れ言をほざく様なら絞めるぞゴラ、あ?」

「な、何を言ってるんだ…。俺の知ってる香久夜は、こんな事…」

「俺の知ってるだあ?お前が俺の何を知ってるんだ、あ"ぁ?」

キレた香久夜は、胸ぐらを掴みガンを飛ばす。
あの美しい顔が直ぐ間近にある羅勿は、赤面した。

「てめぇは噂を聞いただけだろうが!!違うかっ!?」

「…絵に書け無い様な美しい女人…それが香久夜だと!!」

噂はあっていたぞ。
そうドヤ顔をするクソ野郎な男の腹に、一発。
香久夜は拳をめりこませた。

「俺は男だ馬鹿野郎!!」

「こんなに美しい香久夜が男なはずないだろう!?」

「これが証拠だクソ野郎!!」

「な、ななっ辞めるんだ香久夜…っ」

勇ましく着物をたくし上げる香久夜に、羅勿は必死に制止をかける。
しかし頭に血が上がった香久夜には、そんな事知ったこっちゃなかった。

「これでも俺を女というか!!」

「………」

「おい?………羅勿?」

胸元を露わにした香久夜を前に、ピクリとも反応しない羅勿。
流石に可笑しいと香久夜は羅勿の顔を覗き込み…半目になった。

「気絶してやがる…」

この後部屋に来た翁に、羅勿は香久夜面会禁止を言い渡される。
泣きながら帰る羅勿の後ろ背中を見て、香久夜は思った。

「…せっかく東の海に行って貰おうと思ったのにな」

何だかんだで羅勿は、知らぬ間に命拾いをしたのであった。

Re: BL/GL小説集 ( No.374 )
日時: 2013/09/17 19:47
名前: 黒猫ミシェル (ID: IcK/upD1)

【もしも○○が男だったらシリーズ】

お題:もしもかぐや姫が男だったら

3.右大臣阿部野巳丑の求婚

「香久夜殿我の愛を受け入れるのじゃ!!」

「……どけよジジイ」

いきなり押し倒してきた巳丑に、香久夜の声が低くなる。
澄んだ漆黒の瞳には、嫌悪の色が濃く浮かんでいた。

「嫌じゃ嫌じゃ!!香久夜殿と結ばれなければ我は死なん!!」

「誰もそんなこと言ってねぇだろ」

「スハスハスハ…ああ、夢にまでみた香久夜殿の匂いじゃ」

「失せろ変態!!」

香久夜を押し倒していた巳丑の身体が吹っ飛ぶ。

「俺を押し倒してヤロウだなんざ百年はぇーんだよ!!俺は男だ!!」

つまり香久夜が言いたい事は

男の香久夜は翁に自分の身は自分で守るべしと教わる

ならばと、武術を幼き日から習う

元からの才なのか、あっという間に先輩を追い越し師匠を越える

『俺は弱くねぇよ?』

と言う事であった。

だが、俺を押し倒そう云々から記憶が飛んでいる巳丑。
目を覚まし、またまた香久夜に襲いかかる。
そして胸元を弄る巳丑は、ピタリと動きを止めた。

「な、なななn…なぬぬぬ!!?」

「何だよ、続け無いのか?」

「胸が、胸が…我の胸が…」

「無くて当たり前だろう?俺は男だからな」

聞いてなかったのか?
そう問う香久夜にしかし巳丑は無反応だった。

「柔らかくない…硬い…我の香久夜は…男…?」

「だからそう言ってるだろ?」

「嫌じゃぁーーーーーーーッ!!!!!」

「あ…」

巳丑は消えた。
悲しみの涙を流しながら。
香久夜は思う。

「だよな…普通は男にはこーゆー感じだよな」

今までのヤツがつまり、可笑しかったのだ。
男の自分に求婚などど、馬鹿を通り越して狂っている。

「何か、ホッとしてる自分が嫌だよ」

先ほどわざと胸を弄ぐられていた香久夜は、実は少し恐ろしかったのだ。
男だと気付いても、行為を続けられてしまう事が。
しかし幸運にも、今回の求婚者は正常者だった。

「ーうん、今度からコレは辞めよう」

そう硬く決心する香久夜は、知らない。
正常者なはずの巳丑が、自分に狂ってしまった事を。
正常者なはずの巳丑が、自分を思いながらナニをしているなど。

そんなこと、香久夜が一生しる事はないだろう。

「……寝るか」

香久夜は少しホッコリとした気持ちで寝付くのであった。


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