BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】
- 日時: 2013/03/07 22:58
- 名前: レモンのど飴 (ID: mJdGQN/J)
初めましての人もお前かよの人もこんにちは!
レモンのど飴でっす(`・ω・´)
ふと、キセキが実はこんなキャラだったら面白いなって思い、このスレを立てました!
楽しんで頂ければ幸いです(*´∀`*)
CPはごたまぜですが、緑間受けが多いかと
ちなみにキャラはこんな感じ
黒子→腐男子キセキ厨not敬語
黄瀬→真面目で礼儀正しい
緑間→あざとかわいいがツンデレ健在
青峰→テンション高すぎうざい
紫原→野菜好きな毒舌
赤司→厨二こじらせすぎて痛タタタタ
あ、無理だわって思った人は回れ右!
- Re: キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】 ( No.56 )
- 日時: 2013/03/19 19:16
- 名前: 吹沢れお ◆0j/XSSlXa. (ID: L11BZFL.)
- プロフ: 中居さん!プチプチは!プチプチシートはどこにありますか!?
青緑〜青緑〜г(^о^г
そのモブ、実は俺なんだ・・・!((カッ((殴
真ちゃん可愛い!!!
ムッ君の過去、黒子っちみたいだ!でも、黒子っちがオワタ\(^q^)/
- Re: キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】 ( No.57 )
- 日時: 2013/03/19 21:01
- 名前: レモンのど飴 (ID: mJdGQN/J)
Dearれおサマ!
青緑いいですよね! 増えろー!
むっくんは確かに黒子っぽいですね!
影とか敬語を使ってるからかな……
*16 世界に溺れる*赤司*
「僕は、たまに息が出来なくなる」
「……はあ」
黄瀬が情けない声を出す。
「理由は分からない、けどその瞬間はこのまま死んでしまうんじゃないかと思う」
「……あんたがそんな風に言うなんて珍しいね」
「僕だって人間なんだ」
「……びっくりしすぎてヤバいかも」
何となくムカついて黄瀬を睨む。
息が出来なくなるっていうのはまるで、
空気の中で溺れているような、そんな感じだ。
「……息が出来なくなったら俺が助けてあげるよ、だからさ泣かないでよ、…困るじゃん」
気付けば涙が頬を伝っていた。
「……怖いんだ、僕が弱いところを見せたら皆、離れていってしまう気がして」
「……はぁ」
「はぁとは何だ!」
「俺たちってそんな薄情に思われてたのかって思ったらショックで」
予想外の言葉に驚く。
「赤司くんの息が出来なくなるってのもその恐怖心が原因だったりするんでしょ?」
「ま、まあ…」
「世界って案外受け入れてくれる物なんだよ」
腹立たしい事に、黄瀬がやたら大人にみえて、
頼もしかった。
黄瀬の言葉のおかげで息が出来なくなる事は無くなった。
けど、やはりまだ弱いところを見せるのは怖い。
まあそれも少しずつ出来るようになるのだろう。
今日も僕は世界の中で呼吸する。
- Re: キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】 ( No.58 )
- 日時: 2013/03/19 22:36
- 名前: レモンのど飴 (ID: mJdGQN/J)
*17 世界が壊れる*緑間*
「緑間くんは美人だね」
そう言いながら目の前の男は俺の服を脱がしてく。
俺に欲情した目がばかばかしくて、思わず嘲笑してしまう。
きっと周りからしたら俺が人の温もりを求めて始めたこの行為の方がよっぽどアホらしいのだろう。
でも、俺はこれしか人の温もりも味わう行為を知らなかった。
ー・・・
「ナイスシュート! しーちゃん!」
馴れ馴れしく俺を呼ぶ声。
「…ちゃんと練習に集中しろよ」
「はーい しーちゃんってばりょーちゃんみたいな事言うんだから」
俺は青峰に誘われてバスケ部に入った。
青峰は俺に本当の温もりを教えてくれた恩人……と言えばいいのか。
まあ色々と感謝している。
けど
試合終了の笛が鳴る。
相手チームのやる気のなくなった顔。
開きすぎている点数差。
こんなにも全中連覇が虚しい物だったとは。
「……しーちゃん、なんか俺、バスケ楽しくねぇや……なんてな、帰ろうぜ」
それは、世界にひびが入っていく前兆。
世界が壊れてく、動けない。
なのに俺を引っ張ってくれる人がいない。
大輝、大輝、大輝……。
お願い、この手を握っていて。
別に悲しくなんて無い、と強がって
息を止めて笑ったら涙が出た。
むせて、ああ馬鹿な事をしたと後悔する。
俺は何をしたいんだろう。
俺は、青峰を失って今さえ見失った。
ー・・・
「真ちゃん、ケータイガン見してどしたの?」
「……いや、何でもないのだよ」
「ふーん?」
今、君の隣には誰がいるのだろう。
君は元気なのかな、笑顔でいるのかな。
俺はまた、君と笑いあえる日を願う。
(それは、きっと遠くない未来のこと)
- Re: キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】 ( No.59 )
- 日時: 2013/03/20 18:17
- 名前: レモンのど飴 (ID: mJdGQN/J)
*18 レッテルと鎖*黄瀬*
『黄瀬くんって思ってた人と違う』
『なんか生真面目?』
『黄瀬くんってつまんないよね』
俺は生憎、アンタ達の玩具じゃないので
つまんないよねと言われても困る。
皆の言う理想の黄瀬くんになんかなれるわけないじゃんか。
これが俺なんだし。
まあ俺は皆の言う黄瀬くんになるつもりもないけどね。
でも、辛いんだ。
皆に認めてもらえなくて、
皆の理想の黄瀬くんになれなくて、
言葉って意外と重くて
『つまんない』とかそういう言葉が俺の心を縛る。
俺って何なんだろう。
ー・・・
黒「それでね! 僕はハッと気付いたんです、リアルホモだって!」
青「wwwwいやいやそれは無いっしょwwwww」
赤「神のお告げが舞い降りて来たのか……流石テツヤ」
緑「その2人に失礼だよ……」
………どうしよう。
俺がいつも昼ご飯を食べてる屋上に、学校で有名な4人の姿。
1人になりたくて、ここに来たのに。
黒「……ん、あれ?」
赤「どうしたテツヤ」
黒「物音がしたから、誰か来たのかなって」
え、嘘、
耳良すぎでしょ……!?。
緑「誰かいるのですかー?」
青「俺らどいた方がいい感じ?」
黄「え! いや! どかなくてもいいです!」
黒「黄瀬くん!?」
青「おー、モデルで噂の」
……あ、やっぱり
この人達も『モデル』の黄瀬くんにしか興味ないのか。
緑「お前って別にモデルだからってキャラ作ったりしないんでしょ?」
青「そーゆーの良いよな! 自然が1番っしょ!」
赤「むしろ自分を偽るなんて親や神や自分自身に失礼だろう」
黒「そうだよねー」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
けど、この人達が俺を認めてくれてる事だけは分かって、
心を縛ってた鎖が溶けていく感じがした。
- Re: キセキ、キャラ作ってたってよ【黒バス】 ( No.60 )
- 日時: 2013/03/20 19:50
- 名前: レモンのど飴 (ID: mJdGQN/J)
*19 静かな世界に浮遊する*黒子
紫「今日は風が強いですね」
青「だよなー、うるさっ!」
緑「うわ、雨も降ってきたし…」
赤「神の怒りのせいか……、怒りよ静まれ……」
黄「そんなわけないでしょ」
どうも皆の世界はうるさそうだ。
でも、僕は何も聞こえない。
静かな空間に皆の声が木霊する。
僕は世界の音が聞こえない
皆と同じ世界を共有出来ない。
緑「黒子は耳がいいから、うるさくて仕方ないんじゃない?」
黒「……そうでもないよ」
むしろ、静かすぎて怖いくらい。
ああ、本当、僕は
世界から浮遊した存在なんだな。
ー・・・
火「うお! 雷だ!」
金「ビビッてんのかよ、火神ダセー」
火「ビビッてねぇよ! です!」
日「そんな真っ青な顔して言われても説得力ねぇよ」
木「火神は雷が嫌いなのかー」
火「嫌いじゃない! です!」
月「しっかりしろよー、黒子ですら平然としてるのに」
火「マジかよ!?」
黒「……情けないですよ、火神くん」
火「うるせぇよ!」
僕が怖くないのは何も聞こえないから。
雷って僕の想像以上に怖いものなのかもしれない。
ピカ、と光り、皆が一斉に肩を揺らす。
月「……近いな…」
木「黒子は雷に全く驚かないんだな」
金「すげー!」
……ああ、駄目だ、またういてる。
僕は今日も1人、
静かな世界で浮遊する。
キセキ過去編という名の少しおかしいキセキの話でした
ちなみにこんな裏設定が
小説だけじゃ分かりにくすぎるので
自虐癖のある紫原くん
他者依存してる青峰くん
精神不安定な赤司くん
性行為中毒な緑間くん
人間不信な黄瀬くん
環境音失認の黒子くん
でした
唐突のシリアスはどうだったでしょうか
書いてて私は楽しかったです
凄い意味不明な内容になってしまったけど……
次からは前のテンションに戻せたらいいな!
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