BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 目眩アンブレラ【カゲプロ】
- 日時: 2014/02/01 10:28
- 名前: 日陰 (ID: d.3c/y7H)
初めて小説投稿する日陰(ヒカゲ)と申します!!
まずはこの小説を読むにあたっての注意を↓
・BLも含みます。
・R18もあります。
・カゲプロをメインに、オリキャラが出てきます。また、ほとんどオリジナルストーリーのものもございます。
=あまり原作沿いではない
・UP速度が亀以下です。
・文才?ないですよそんなもの
・セト・クロハ贔屓気味
・少しシリアスかも??
・何気に続き物です。
ここまで見て、「全然OKっすよ!」「そんなの気にしないよ〜w」っていう神様のみご覧ください。
- Re: 目眩アンブレラ【カゲプロ】 ( No.6 )
- 日時: 2014/02/01 11:53
- 名前: 日陰 (ID: nHQBOu.t)
リクエストいつでもお待ちしています。
CPのリクエストは特に…!
OO×OO
と、できれば、
激甘・ヤンデレなどなどシュチュエーションもお願いします!
その他のリクエストもお待ちしています!!
ちなみに題名は、「めくらみあんぶれら」と読みます。
- Re: 目眩アンブレラ【カゲプロ】 ( No.7 )
- 日時: 2014/02/01 12:03
- 名前: 時雨 (ID: eVWzcu6j)
初めまして!!
時雨(しぐれ)といいます!
さっそくで申し訳ないんですが、リクいいですか?
晴兎×シンタローで、R18激甘です
出来なかったら、スルーでおkです^^
(でも、スルーされても小説は見に来るんでw)
頑張ってください!
- Re: 目眩アンブレラ【カゲプロ】 ( No.8 )
- 日時: 2014/02/03 23:04
- 名前: 日陰 (ID: gdQ75u9F)
<時雨さん
リクエストありがとうございます!
ありがたく使わせていただきます!!
リクエストは、オリキャラを入れなくてもOKなので気軽にどうぞ!
なお、まだまだ日陰は初心者なので、書いたことのないものもたくさんありますががんばるのでよろしくお願いします。
- Re: 目眩アンブレラ【カゲプロ】 ( No.9 )
- 日時: 2014/02/05 23:53
- 名前: 日陰 (ID: 6oBlKSV1)
では本編に入ります
*
いたって平凡な夏を、過ごしてきたぼくだけど。
こんな突飛な夏も、たまにはいいかなぁ、なんて。
ぼくは葉月遊糸。16歳。高校生、だけど今は夏休みで家の近くでスポーツしたり、まぁ、のんびり平凡に過ごすのが、今までだった。
…思い出したくないな、…
そんなことって誰にでもあると思うけど、「それ」があってから、ぼくは何かが違う、ってことに気がついたんだ。
例えば、何かの拍子に「それ」を思い出す。すると、目の奥の方が熱くなって、…超能力、みたいなのが使える。
別に普段は何ともないし、他の人に迷惑をかける、とかは多分ないけれど。
その力は、
正直、「怪物」みたいで、嫌だ。
その力については、兄さんにも言ってないし…ってか心配性の兄さんに言ったら無駄に心配かけるだけだもんな…なんて考えながら今日は、出かけることにした。
「その力」を手に入れた時点で、非平凡はすでに始まってたんだ。
*
つづく
- Re: 目眩アンブレラ【カゲプロ】 ( No.10 )
- 日時: 2014/02/03 18:39
- 名前: 日陰 (ID: d.3c/y7H)
つづきです
少しシリアスかも
*
「…あれ?ユイ君?」
ふいに後ろから聞きなれた声がした。
「……モモちゃん!めずらしいね、こんなとこで会うなんて」
その子は、ぼくと同じ高校に通う如月桃ちゃんだった。
一応、アイドルをやってて、高校でも結構人気だったりする。
そのモモちゃんとぼくは同級生。
モモちゃんのお兄ちゃんと、ぼくの兄さんも同じ高校の後輩・先輩だったみたいだし、モモちゃんとは仲が良かった。
「なんだキサラギ、知り合いか?」
するとそのあとからハスキーな声が話しかけた。
「あ、団長さん!そうなんです、同じ高校の友達で…」
そこから団長(?)とモモちゃんはぼくのことで話してて、ぼくは2人が話し終わるのを待ってると、
「ねぇ君、」
いきなり団長の横にいた猫目のやつが話しかけてきた。
なんかニヤニヤしててつかめないな、なんて思ってると、
「思い出したくないこととか、ある?」
いきなり核心を突いてきた。
嫌だ。
忘れたい。
だから、
「あ〜、やっぱその表情だと君も『怪物』かぁ」
思い出したくない、
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
「 誰 も 触 れ な い で 」
ようやくそいつに放ったのは、その言葉だった。
目の奥に、真っ赤な色がフラッシュする。
嫌だ、
怪物、なんて、
目の奥が一気に熱くなる。
『怪物、みたいで素敵なことだろ?』
「蛇」がどこかで言う。
「ねぇ君、目、真っ赤だよ?」
「…っおいカノ!!何して……」
「…ユイ君って…『能力』持ってたの?」
驚く声。その瞬間、
猫目の前に、ゆっくり蹴りあげたぼくのボールを、
地面に、ズシィン!と音が響くほどに、すごい勢いで
「落とし」た。
「………さすがwwおもしろいね〜君w」
猫目は目を真っ赤に染めて笑う。
「はぁ……こいつを怒らせるからだろ?」
団長は呆れたようにそう言う。
「…でもユイ君、…ううん、…なんでもない。」
モモちゃんはぼくに何か聞こうとしたけど、途中でやめてしまった。
「まぁ…なにはともあれ…おまえも能力持ちなんだろ?何か困ったことはなさそうだが、似たようなのが何人かいる。」
団長はそう言い、アジトに来ないか?と誘ってきた。
似たようなの。
団長も、猫目も、そうなんだろうか。ぼくと同じように、「思い出したくないこと」があるのだろうか。
同じ『目』を、持ってるのだろうか。
「…行ってみるよ。」
少し不安は残るけど、何か分かるかもしれない。
ちょっと飽きてきためまぐるしくもない毎日から、抜け出せるかもしれない。
あいつに、また出会えるかもしれない。
そんな期待を胸に、ぼくはみんなの後を追った。
*
つづく