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【二次(カゲプロ)】カノ×キド【一部18禁←】
日時: 2014/02/23 19:46
名前: 澪 (ID: iTYEVpoy)

初めまして(*^^*)
小説を書くのは何度か目ですが、カキコでは初めての澪です。
カノキドLOVEな私が二次小説書きます!
殆ど普通のラブですが、少しエロいのも含んじゃいます///
文才の欠片も無いですが頑張ります(*´艸`*)

Re: 【二次(カゲプロ)】カノ×キド【一部18禁←】 ( No.1 )
日時: 2014/02/23 20:03
名前: 澪 (ID: iTYEVpoy)

キド視点


 「キードっ♪」
俺がソファで雑誌を読んでいると、後ろからカノに抱き着かれる。
カノの体重が背中に伸し掛かり、少し重くなるが、俺は全然動じないでいた。
雑誌を読み無視している『フリ』をしていると、カノがつまらなさそうに俺の雑誌を見ている。
心の中で『可愛い......』と思ってしまった事は言わないでおこう。
するとカノはお得意の『構って構って攻撃』で俺に攻めてきた。
俺の緑色の髪を撫でたり、軽く引っ張ったりしている。
こんな事で俺が動じると思うなよ。そう思いながら雑誌に目をやると、
耳に微かな快感を感じる。
 「!」
声をあげそうになるが何とか黙っていられた。
このザラザラした感触って、もしかして、
 舌?
そう悟った瞬間、さっきより深く吸い付かれる。
 「っ......ひゃ」
思わず恥ずかしい声が漏れ、口を手で覆った。
するとカノはご機嫌そうに耳元で、
 「無視してるフリなんて、可愛いね、キドは」
と囁く。
顔がどんどん火照っていく。
コイツ......最初から分かってた?
ドキドキと動悸が収まらず困っていた時、カノは後ろから私の胸部を触った。
 「ちょっ......」
 「ヤっていゴフッッ!!!」
俺はカノの顎を拳で殴る。
 「おい余り調子に乗るなよ」
そう言って俺は雑誌を閉じ自分の部屋に向かう。
カノは顎を抑えて死んだ様な顔をしていた。

不覚にもドキドキしちまっただろうが。

Re: 【二次(カゲプロ)】カノ×キド【一部18禁←】 ( No.2 )
日時: 2014/02/23 20:58
名前: 澪 (ID: iTYEVpoy)


 「キドさんっ!私と一緒にDVD見ましょう!!」
ガチャ、と音を立て俺の部屋に入ってきたモモ。
そして後ろには顔が死んでいるマリー。
モモは嫌がるマリーも無理やり連れてきたらしい。
 「何のDVDを見るんだ?」
するとモモは後ろに隠していたDVDを俺に見せた。
 『今夜は眠れない!!本当にあった怖〜いお話』
と書かれたDVDを持っていた。
その瞬間俺は血の気が引く。
 「いや......俺は遠慮しとく」
 「良いじゃないですか!!マリーでも見るんですよ?」
 「いや......」
 「あ!キドさん、もしかして怖いんですか?」
 「バッ......!!!そんなわけ無いだろ。よし、俺も見る」
 「そう来なくっちゃです〜」
するとモモは俺の腕を引っ張ってテレビがある共有スペースに連れて行かれた。
やってしまった......
また意地を張ってしまった。

『キィィィ......キャアアアアアアアアアアア!!!』
テレビの中の女性が悲鳴をあげるたびに俺の背中が凍り付くように鳥肌が立つ。
軽い放心状態。モモは笑って見ているが、笑うシーンなんて無かったろ......
マリーはうつ伏せで泣いている。
俺の寒気と放心状態はこのまま2時間続いた。

深夜0:30分。
どうしよう。昼に見たホラーのせいで一向に眠れないのだが。
モモもマリーももう寝てしまっているらしい。
うつ伏せで泣いていたマリー、よく眠れたな。
いや......セトに添い寝して貰っているのかも......
そういえばセトの自室にセトの姿はなかった。
俺は......頼る人が.....
その時頭にカノが過った。
何でだ。咄嗟にカノを書き消す。
......まだ起きてるかな......
俺はベッドから立ち上がりカノの部屋に向かい、ノックする。


カノ視点

コンコン、とドアをノックする音が響いた。
僕は「どーぞ」と言う。
誰かな。セトだったら追い出す。マリーだったら話をして盛り上がろう。
シンタローは爆睡だろうな。
扉が開いたその先に立っていたのは、キドだった。
 「キド!?」
僕は椅子から立ち上がる。
キドは青ざめた顔をして入ってくる。
 「どうしたの?こんな時間に」
 「......」
キドは黙っている。
 「キド?」
キドは口を開かない。
僕は悟った。
何だ。今日のキドは少し甘えたさんなのね。
僕はキドの手を引っ張り、僕の膝の上に乗せる。
 「何すんだバカ」
 「えー?だってキド、こういうの求めてたんでしょ」
 「そんなわけ.....無いだろ///」
ギュッと抱き締める。今日は珍しく抵抗しない。
怖い夢でも見たのかな?
 「何かあった?」
僕が問いかけると、顔を赤くしたキドはやっと口を開いた。
 「......ホラー映画をモモに見せられた」
 「え」
そういえばキドって怖いの苦手なんだっけ。
可愛すぎるよ、もう。
 「で、どうしたいの?」
自分も意地が悪いことくらい分かってる。
怖がって眠れない女の子にこんな質問をするなんてね。
でもやっぱり、ホラー映画が怖くて眠れないなんて、
キドは普通の女の子より可愛くて女の子らしいなあ。
 「えっ......だから......その......」
赤い顔して戸惑うキド。やばい、可愛すぎる。
 「えっと......」
 「どうして欲しいの?何で俺の部屋に来たの?」
 「〜〜〜〜〜っ////」
キドは真っ赤で、愛らしい。
 「一緒に......寝て欲しい」
何だ。添い寝してほしい訳じゃないのね。
変な期待しちゃったな。
 「じゃあキドはベッドで寝て。僕は下に布団敷いて寝るよ」
 「ちが......そうじゃなくてっ......」
立とうとした僕のパーカの裾をキドが握った。
 「同じ......ベッドで......寝て」
僕は呆然とキドを見る。
本気で言ったのか?
マジなのか!?
キド可愛すぎる............
僕はフッと笑ってベッドに寝転がる。
そして一人分のスペースを開け、ポンポンと叩く。
キドは顔を赤らめ布団にモゾモゾと入ってきた。
 「可愛いねー」
とキドの頭を撫でる。
 「馬鹿にすんな」
 「でもホラー映画が怖くて来たんだから、ホラー平気な僕の立場は上だよね?」
 「......殺す」
 「ごめんなさい」
Tシャツから見えるキドの白い肌。
僕の性欲を擽るが、今回は我慢する。
本気でキドが「僕としたい」って思えるようになってから襲わないとね♪
そう思い、瞼を閉じ黙ったキドを抱き締めて瞼を閉じた。
明日、ベッドから蹴り落とされてるだろうな。


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