BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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【BL】主人公総攻め小説!
日時: 2014/11/29 02:09
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

はいこんにちは! にゃるにゃるから改名致しました、ゆりまるです!

ここでは、ずっと前から書きたかった主人公総攻め小説を書きやす!

あてんそん。
 ・知っての通り駄文です!
 ・更新速度不定期です! なるべく週に一回くらいは更新するようにしたいです、なんとかしてやります!←
 ・主人公、何しろ総攻めなのでビッチにつきご注意をw


こんくらいです! ではでは、ご感想などお待ちしております!

Re: 【BL】主人公総攻め小説! ( No.2 )
日時: 2014/11/29 09:52
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

【キャラクター一覧】

名前  東條 時雨(とうじょう しぐれ)
性別  男
容姿  クリーム色の髪にピンクのカラコンを入れた大きな瞳。自他共に認める程の可愛さ。
性格  自分の容姿を利用して、人にとりいる。だが本性がバレた人間にはドS。
備考  高校二年。身長は165cmと小柄。新聞部所属。

「別に、僕は君に興味ないけど…君がどうしてもって言うなら、いいよ?」


名前  水無月 冥(みなづき みこと)
性別  男
容姿  茶色の髪に、茶色の瞳。可愛い系男子。
性格  純粋で素直だが、ヘタレ。人に騙されやすい。
備考  高校二年。生徒会長のお気に入り。遥と幼馴染み。身長は172cm。

「お、俺……ど、どうすればいいっ?」


名前  倉科 遥(くらしな はるか)
性別  男
容姿  黒髪に藍色の切れ長な瞳。超絶にイケメンだが、気づいていない。
性格  基本無口で、一匹狼キャラ。だが冥などの心を開いた人には甘い。
備考  高校二年。生徒会長のお気に入り。冥と幼馴染み。身長は181cm。

「……………別に」


名前  黒崎 結有(くろさき ゆあり)
性別  男
容姿  金髪に染めた髪に、黒の瞳。改造制服を着ている。
性格  不良と言われているが、本当は人が苦手な所もある。口が悪い。
備考  高校三年。だいたい保健室か屋上にいる。身長は183cm。

「…てめぇは何がしたい?」


名前  凛々宮 要(りりみや かなめ)
性別  男
容姿  ライトブラウンのカールがかかった髪に茶色の瞳。
性格  人懐っこく、チワワ系男子。スキンシップが激しい所がある。
備考  高校一年。身長は161cmで、伸ばし中。

「帝せんぱーいっ!! 愛してるー!」


名前  佐倉 麗亜(さくら れいあ)
性別  男
容姿  前髪が長い髪に大きめの瞳。小顔で睫毛が長い。
性格  無口で、あまり喋らない。孤児院で育ってきて、笑ったことがないらしい。
備考  高校一年。前髪を長くしている理由は、コンプレックスの顔を隠す為。自分の名前もコンプレックス。身長は167cm。

「ふざけないで下さい、俺は女じゃないです…!」


【生徒会メンバー】

生徒会長↓
名前  柄澤 雅(からさわ みやび)
性別  男
容姿  肩につくくらいの黒髪を下で結んでいる。
性格  遊び人で、顔が良ければ誰にでも手を出す。だが意外と何を考えているか読めない、謎が多い人物。
備考  高校三年。遥と冥がお気に入りらしく、その二人を生徒会室に呼び出して遊んでいる。身長は183cm。

「ねぇねぇ、暇なら俺と遊ぼ?」


書記↓
名前  志麻 慧心(しま けいしん)
性別  男
容姿  黒髪にメガネをかけている。いつも笑顔。
性格  優しげだが、実は超腹黒。笑顔で人を喰う。
備考  高校三年。雅が仕事をサボるのを止める係。身長は180cm。

「それ誘ってるだけって、気づいていないんですか?」


会計↓
名前  藍村 詠斗(あいむら えいと)
性別  男
容姿  群青色の髪に瞳。
性格  人前では普通だが、本来はドのつくM。
備考  高校二年。いじめてもらえる人募集中。身長は178cm。

「俺のこと、いじめてくれる?」


こんな感じっす! 生徒会が少ない気がするのは気のせいです!!←

Re: 【BL】主人公総攻め小説! ( No.3 )
日時: 2014/11/29 10:05
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

~プロローグ~


親父の書斎に呼び出された。
あまり普段、こういうことはないから少し緊張しながら向かった。

コンコン。ノックをして、返事が返ってくるとドアを開ける。


「………何の用だよ」
「…帝、お前今日から俺が理事長の男子校に行け」
「え? いやいや、は?」
「あ、ちなみに寮つきな? じゃあな。ちゃんと勉強してこいよ〜」
「あっ、おいバカ親父!!」

ーーー俺、今日から寮つきらしい男子校に入学です。



プロローグ短い? 気のせい気のせい!

Re: 【BL】主人公総攻め小説! ( No.4 )
日時: 2014/11/29 10:45
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

「はぁ……ったく、可愛い子とかいりゃいいけど…」

ブツブツと独り言を呟きながら地図を辿って歩く。
だが、正直地図は苦手だ。周りに人を探すも、全くいな………結構前方に、同じ制服を着た奴が歩いていた。よし、アイツに聞こう。
駆け寄って、声をかける。

「あのー…君、聖条院の人だよね?」
「!…そうだけど、何?」

そいつは振り返ると、俺を見るなりにっこりと笑って言う。一瞬女かと見間違えたが、制服を見て男だと判断する。
…つか、絶対猫被ってんなコイツ。

「俺、転校生ってやつなんだけどさ。」
「へぇ、転校生なんだ。道理で見慣れない顔だと思ったよ」
「ははは、だろ? で、聖条院学園ってどこ?」
「んー……説明するより一緒に行った方が早いし、一緒に行こ?」

またもや俺ににっこりと惜しみなく可愛い笑顔を見せる。俺は断る理由もないので、それに応えるように笑みを浮かべて言う。

「そうだな、行こっか」
「!……君さ、学園で過ごすの大変になりそうだね」
「? なんで?」
「んー? や、そんなカッコいい顔だったらさ」

顔に手を添えられ、身長的に見上げられる。
その妖艶な雰囲気に飲まれそうになるも、添えられた手を取り側にあった路地裏に連れこむ。

「…会っていきなり?」
「一応、印つけとこうと思って」

そう言うと、首筋に顔を埋めて強く吸い付く。
相手は少し声を漏らすと、俺を抱き締める。

「んっ……ねぇ、痛いんだけど」
「……は、ごめんな? でも仕方ないだろ」
「そ。……僕は二年の東條時雨。君は?」
「俺も二年の聖条院帝。よろしくな」
「よろしく。……ん? 聖条院?」
「おう。」

沈黙が流れた後、時雨が手を離してぽかんと俺を見つめる。
不思議そうに見返すと、時雨が言葉を放った。

「…帝、聖条院学園の理事長の息子とか?」
「あー、おう。」
「…………えー……」

なんだその声は。
微妙過ぎる驚きの声に、俺らは暫し見つめ合った後に、遅刻、とどちらからともなく言って路地裏を出たのであった。

Re: 【BL】主人公総攻め小説! ( No.5 )
日時: 2014/11/29 20:46
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)



「はい、ここからあそこまでが聖条院学園」
「ほほ〜……いやこれデカすぎねぇか?」

目の前に広がるのは湖くらいはあるだろう大きな大きな学園だった。
その大きさに驚いていると、時雨が笑って俺の顔をのぞきこんできた。

「帝? 行くよ?」
「あ、おう……」



所変わって学園内。
時雨が大まかな場所の説明をしてくれている。何だかんだで、気の効くヤツだ。

「ここが職員室。で、あっちが校長室ね」
「そか。ありがとな」
「ん。じゃあね」

素っ気ない別れを終えると、校長室のドアを二回ノックしてドアを開ける。

「失礼します」
「お。君が新入生の聖条院 帝くんだね?」
「あ、はい。」
「手続きは済んでるぞ。まぁまずは、君のクラスの担任と寮での同室になる生徒を紹介しよう。おい、入っていいぞ」

担任は興味ねぇな。どうせ中年のオッサンだろうし。
寮での同室になる生徒、か…どんな奴だか、色々と気になるな。
するとドアが開き、四つの影が入ってくる。
うお、美少年オーラが滲み出てやがるのがいる…

「山崎先生、倉科君達。自己紹介を頼む」
「はい。担任の山崎です。以後よろしく」

硬い。そしてやはりオッサン。

「…………………」
「遥、名前!」

黙りを決めこんだイケメン君に、可愛い系君がコソコソと耳打ちする。それにピクッと反応したイケメン君が、ようやく言葉を放った。
なんだ? 今反応した時、一瞬色っぽい雰囲気が…?

「………倉科 遥。」

超絶イケメン。喘がせてめちゃくちゃに泣かせたいタイプ。

「えと、水無月 冥です。よろしく」

かっこかわいい。結構俺の好みにドストライクしてる。うあー、コイツ喘がせたら幸せだな…

「藍村 詠斗っす。ま、よろしく?」

普通にイケメン。微妙に好みとは離れてるけど、まぁ行ける。

「寮は、自由に使っていいからな。では、聖条院くん。山崎先生と、早速クラスに行きなさい」
「はい」

短く返すと、校長室を出る。どうやら山崎は職員室に用があるようで、廊下で待っていろとのことだ。すると、詠斗に声をかけられる。

「どう? 緊張した?」
「ん、あぁ。ちょっとはしたけど」
「そっか。あ、俺はさっきも言ったけど…」

冥が名前を言おうとした瞬間、俺は冥の口を手で塞いだ。

「水無月 冥、だよな?」
「!」

冥が静かに頷くと、遥がいかにも不機嫌というようなオーラを滲ませた。

「………冥に触るな」
「ん? あーごめん、君のだった?」
「冥は物じゃない」
「はは、分かってる。まぁとりあえず落ち着け? 俺、まだ手ぇ出さないでおいてやるから」

そう言って手を離すと、瞬時に遥が冥を引き寄せる。

「………冥、行くぞ」
「え、ちょっと待てよっ…」

冥と遥が去ると、すっかり空気になっていた詠斗が口を開く。

「……放置プレイも好きだけどさ…」
「え?」
「あ、いやなんでも。じゃあな」

詠斗は爽やかにニコッと笑って去っていった。それと同時に山崎が職員室から出てくる。

「待たせたな。じゃあ行くか」
「あ、いえ。はい」


2終了! 続く!

Re: 【BL】主人公総攻め小説! ( No.6 )
日時: 2014/12/03 20:18
名前: ゆりまる (ID: ex27zm0y)

3 遥side


冥の手を取って、ずんずんと歩みを進める。
あの男、理事長の息子だか知らないがありえない。冥に軽々と触って…しかも俺たちと同室?危険すぎる。俺が冥を守らなければ…

「遥っ」
「!……冥? どうした」
「手…痛い」
「あぁ…すまない」

即座に力を緩めるが、離しはしない。そのまま階段を上がると、踊り場に人影があるのが見えた。

「……あ。はるちゃん、みこちゃん。待ってたよ」
「か、会長…」

そこにいたのは、現生徒会長の柄澤 雅。相当な遊び人と知られ、顔が良ければ誰にでも手を出すとか。
そんな生徒会長に、俺ら二人はなぜか気に入られていた。その為、一人ずつで生徒会室や部屋に呼び出されることがある。その際に行われることは、絶対に俺の口からは言わない。
冥の手が、少し震えているのが分かる。冥は、この人物に恐怖を抱いているのだ。

「待ってたんだよ? てか、手なんか繋いじゃって。」
「あ、いやこれは……遥?」

冥が何やら言い訳をしようとしたのか、手を離そうとした。だが俺は手を離さず、ぎゅっと力を込めて握る。それは、会長にも見えていたようで。

「…遥ー、ダメだよ。俺の冥を束縛しちゃ」
「っ……!」
「!…………別に…」

冥が俺の手から離れ、会長に抱き寄せられる。腰に手を回された冥は、困惑しながらも顔を赤らめていた。俺はこんなシーンを見たくなくて、うつむく。
会長には、この学園のだれも逆らえない。なぜなら、会長は世界一の財閥の一人息子だから。

「ふふ…好きだよ、冥」
「か、会長っ…」
「………すみませんが、会長。俺らはもう行きたいのですが」
「えー、行っちゃうの?……分かったよ、じゃあ遥。今夜、俺の部屋ね」
「………はい」

なぜ俺なのか、という疑問も言えずに逆らうことなどできず、素直に小さく返事をした。


3終了です! お願いコメントちょーだいな!


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